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東京都 私立 早稲田高等学校 卒
東京大学 文科三類

青木 颯太郎さん

■センター試験得点 746点/900点

■センター試験得点選択科目

前期試験得点
(自己採点)
  英語   数学   国語   世界史   日本史  
開示得点 82 48 65 37 35 =267/440点
自己採点 78 47 57 38 35 =255/440点

■受験した感触・・・ 運が良かったら受かってるカモ

  第1回(6月) 第2回(8月) 第3回(10月) 最終(1月)
東進ハイスクール
東大本番レベル模試
志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定
文科三類 A 文科三類 A 文科三類 B 文科三類 B

体力!!

■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。

 私が受験勉強を始めたのは高2の夏頃で、それまでは中高一貫校にありがち(?)な中弛みの状態でした。高2で受けた秋と冬の東大模試は両方平均以下でE判定、という状態から辛うじて合格することが出来たので、似たような状況の方に少しでもこの体験記が有益なものとなれば幸いです。

うまくいったこと・意識したこと

  • 得点の取り方

勉強を始めた頃から得意と言えるような科目は無く、一つの科目に頼るのは失敗したときのリスクが高いと考えたので、全科目をバランスよく取れることを目指しました。結局英語は苦手のまま本番を迎えてしまいました(本番は自分の中ではかなり上手くいってくれた)が、英語以外の科目は大きな失敗をしない自信があったので本番は落ち着いて臨むことが出来ました。私のようなバランス型の方は、苦手科目が1つあるだけで厳しくなってしまうので、苦手科目がある方は早急に苦手を解消した方が良いと思います。

  • 高3の6月までの勉強量

私は周りの受験生と比べてかなり遅れを取っていたのを自覚していたので、少しでも差を縮めるために高2の夏で部活を引退してからは東進の同じ校舎の高3生と同じくらいの時間まで残って勉強をするようになりました。6月の東大本番レベル模試で良い成績を取ることが出来たのは勉強に本腰を入れている人が多くいるこの時期に他の人よりも量をこなすばかりか、長時間勉強出来るような体力もつけることが出来たからだと思います。

後悔していること

  • 間違いノート

これは必ずしもノートにやる必要があるわけではないのですが、普段の勉強の際に自分の間違いをまとめたものがあると模試や本番の前などに見返すことが出来て便利だと思いました。私は共通テストの会場で近くの席の人が間違いノートを確認しているのを見て共通テスト翌日から作り始めました。そのため量は少ないですが、東大本番前の安心材料とするのに十分な物が出来上がりました。リラックスして試験に臨むことが出来るのでオススメです。

  • 英語リスニング

当たり前ですが、一部の例外を除いて普通の人はリスニングを一夜漬けでやろうとしても無理です。私はリスニング対策をするのを先延ばしにし続けた結果、高3秋の東大模試のリスニングで6/30という悲惨な結果を叩き出してしまい、最寄駅から家まで歩いている時間も英語を聞く時間にあてて対策しました。これを読んでる方の中でまだリスニングを始めていない方がいるなら、読むのを止めて今すぐやるべきだと思います。また、東大本番のリスニング音源は想像以上に悪い(音割れしていた教室もあるらしい)ので普段から負荷をかけて練習するべきだと思いました。

  • 共通テスト

共通テストは東大では110点に圧縮されてしまうため軽視している方もいるかもしれませんが、それは足切りさえ突破できれば余裕で合格するような人でない限りオススメしません。私は共通テストを軽視していたわけではないのですが、理科基礎の勉強が苦痛で直前まで疎かにしていた結果中学生が取ったと言われても誰も疑わないような点数を取ってしまい、全体としても振るわない結果となってしまいました。共通テストで良い結果を残しておくと私大の合格を貰えるばかりか二次試験までの約1か月の間精神的に楽になると思うので、最後の基礎の確認だと思ってぜひ全力で対策してみて下さい。合格ボーダーギリギリの集団内で最後に合否を分けるのも共通テストだと思います。

各教科の戦略(?)

  • 英語……時間との戦いなので自分に合った順番を模索しておくべきです。早い段階から捨て問を作るのは良いこととは言えませんが、私はコスパが悪いと思った4Aは捨てました。
  • 数学……易問、計算問題を確実に取り切るだけでも案外上位の方にいけることは模試で分かっていたので私は本番で大問1と2に約70分かけました。
  • 国語……林修先生の授業をこなして現代文で失敗することは無くなったので、古典の基本を徹底的に押さえて多くの問題をこなしました(本番は失敗したけど……)。
  • 地歴……少しでも多くのことを正確に覚え、後は東大特進の先生方の教えに従いました。曖昧な知識は本番の試験場では時にマイナスな要素となります。

■東進東大特進コースについて

東大本番レベル模試

 問題の難易度が本番に近く、返却スピードが桁違いに速いのですぐに復習が出来ます。しかも解答用紙が本番とほとんど一緒です。私は本番の初日の国語の前に少し緊張していたのですが、解答用紙が似すぎていて模試を受けるかのようにリラックスして受けることが出来ました。

第一志望校対策演習

 大問別・分野別に東大本番レベル模試の過去問が出てくるので、各教科の確実に点を取りたい大問や苦手な分野の類題演習を多く積むことが出来ました。

宮崎尊先生(英語)

 各期で東大英語の大問練習ができます。第Ⅱ期講座の授業を受けてテキストを何回も何回も音読したら英作文が得点源となり、第Ⅵ期講座では全大問の網羅的な演習により最終確認が出来ました。

山中裕典先生(日本史)

 日本史の記述問題がただの知ってる知識の羅列ではなくなります。配布されるプリントは何度も見返しました。質問への対応も丁寧で、私は授業が終わるとほぼ毎回添削をしていただきました。

荒巻豊志先生(世界史)

 オンライン授業だけでもかなり力がつきます。授業では、世界史の話は勿論のこと現在の世界情勢や社会の事など(説明が難しい……)の興味深い話をたくさん聞くことが出来ます。ぜひ一度は受けて欲しい授業です。周りの受講生のレベルが高いのでいい刺激にもなります。

■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。

 タイトルにもある通り、受験生生活を送るうえで基本的には長時間・長期間勉強する体力が必要です。なので早いうちから勉強習慣を付けましょう。何度か書いてありますが、受験において精神的な安定は普段の勉強や入試本番においてかなり大事です。その意味で、模試で良い判定を取っておけると強いです。適度に休憩を挟んで辛くなったら友達や家族、先生、東進・東大特進のスタッフの方に相談して下さい。皆さんが東大に合格できることを祈っています!慣れないタイピングでここまで頑張って打ち込んだので、読んでくれた方はありがとうございます。