■センター試験得点 738点/900点
■センター試験得点選択科目
前期試験得点 (自己採点) |
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英語 |
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数学 |
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国語 |
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世界史 |
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地理 |
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開示得点 |
77 |
+ |
39 |
+ |
52 |
+ |
29 |
+ |
28 |
=225/440点 |
自己採点 |
70 |
+ |
40 |
+ |
40 |
+ |
35 |
+ |
25 |
=210/440点 |
■受験した感触・・・ 数学、地理が難しかった。英語は比較的解きやすかった。
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第1回(6月) |
第2回(8月) |
第3回(10月) |
最終(1月) |
東進ハイスクール 東大本番レベル模試 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
文科二類 |
C |
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文科二類 |
D |
文科二類 |
D |
東大受験の一年間
■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。
東大を志望した理由、時期
高校2年の秋ごろの学校の進路選択の際に東大受験を決意しました。経済を中心にして文系の諸学を幅広く勉強したいと考え、東大の文科二類を志望しました。
将来の目標
自立した人間になりたいです。
早期スタートについて
東大対策の勉強を始めるのは高3の春からで十分間に合うので、早期(高校2年)の段階から特別なことをする必要はないと思います。学校の勉強や部活に取り組みましょう。
得意科目を伸ばすためや不得意科目を克服すためにしたこと
自分の得意科目は数学でした。数学の点数を伸ばすために、模範解答から表現を盗み、より端的で論理的な答案を作成する練習をしていました。
不得意科目は古典と地理でした。これらに科目に関しては、高得点を取ることを最初からあきらめ、必要最低限の点数を最小の時間でとることを考えました。直前期に過去問をこなし、徹底的に解答・解説を読みこみました。
時期毎の勉強の仕方
夏までは英語と数学にほぼ時間を使っていました。夏から世界史の学習を本格的にやり始め、そこから直前期までは世界史と英語に多く時間を割いてました。直前期はそれまでほとんどやっていなかった地理と古典に多く時間を割きました。
うまくいったこと・いかなかったこと
どの科目にも共通していえることですが、合格点から各科目で自分が取るべき点数を逆算して勉強計画を立てることが重要です。自分は数学50・国語60・英語80・社会70を目標点にしていました。また、早い時期から自己採点をすることも重要です。模試の採点基準等を参考にしてどのように論述すれば加点されるのか、減点されないのかといったことを把握しましょう。問題が解けることより、採点者から点数の貰える記述をすることの方が大事です。とりわけ地理と古典に関しては模試の採点基準は非常に参考になりました。
各科目ごとに言えば、まず数学は量をこなしてもあまり意味がありませんでした。質を重視して丁寧に論述の練習をしましょう。
次に、国語に関して言うと、現代文は林修先生の授業を受けてよかったです。添削と講評が返ってきたらすぐに復習するべきです。自分は直前期になってまとめてやろうとしたら、時間が全然足りませんでした。古典は早い時期から過去問演習をやるべきだったと後悔しています。重複しますが、直前期は本当に時間が足りません。秋ごろから始めてもよいと個人的には思います。英語、地理に関しても古典と同様です。世界史は、荒巻豊志先生の授業を取ってよかったです。夏季に授業を取るまでは、世界史への苦手意識が強くいろいろ参考書買ったりして迷走していましたので、もっと早い時期から受講すればよかったと後悔しています。
東大情報収集に関して
ネットにあまり情報は転がってないので、知りたいことがあれば、先生や友人に聞くのが良いと思います。ただし、勉強法に関しては他人はあてにならないので自分で四苦八苦して模索するのが良いと思います。
■東進東大特進コースについて
現代文と世界史の授業を主に受けていました。自分の都合に応じて受講形態を選択できたのが良かったです。世界史は荒巻豊志先生の授業を中心に対策しました。荒巻先生の授業を受ける前は世界史は単なる暗記事項の羅列だと考えていたのですが、授業を通じて東大の問題はそうではないということがわかって、世界史に取り組むのが非常に楽しくなりました。また、荒巻先生は教科書の読み比べや資料集の活用など世界史の勉強の取り組み方を提示してくださり、世界史学習を進めるうえでとても参考になりました。荒巻先生の授業で一番良かったのは、ライブ授業での第一問対策をはじめとした、論述の対策です。いかに論述するかという点について焦点が当てられていて、非常に役立ちました。設問と向き合って話の流れが一本で筋の通った解答を作成するプロセスは非常に痛快で、毎回充実した楽しい時間になりました。
直前期で過去問が不足した時の演習教材としてちょうどよかったです。
他の東大模試と比べて、採点が早く、すぐ復習できるのが良かったです。解説も他の東大模試より丁寧で役に立ちました。
授業前後のトークは非常に参考になるものが多かったです。特に東大入試当日の話が聞けたのは良かったです。
■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。
勉強時間を確保することより、質を上げることの方が大切です。休憩はしっかりとりましょう。ただし休憩中にスマホ見ない方がいいです。あまり脳が休まりません。個人的には散歩をお勧めします。自分は20分くらいの同じコースをよく散歩していました。また、東大を志望するなら、明確な理由、動機を持ちましょう。これがないとモチベーション維持が厳しいです。自分はしょっちゅうアニメ鑑賞に逃げてました。
合格できて安心感でいっぱいです。