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千葉県 私立 渋谷教育学園幕張高等学校 卒
東京大学 文科三類

岡部 茉結子さん

■共通テスト得点 833点/1000点

■共通テスト得点選択科目 世界史 地理 化学基礎 生物基礎

前期試験得点
(自己採点)
  英語   数学   国語   世界史   地理  
開示得点 98 31 69 32 36 =266/440点
自己採点 100 40 55 25 35 =255/440点

■受験した感触・・・ 得意だった世界史が予想外の問題形式かつ難問で苦戦したが、模試では常に一桁点数だった数学が上手く行き救われた。本当に良かった。また、帰国子女であるためどんなに社会で失敗しても、最後に英語で無双すれば受かるかもしれないという希望を持つことができてよかった。

  第1回(6月) 第2回(8月) 第3回(10月) 最終(1月)
東進ハイスクール
東大本番レベル模試
志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定
文科三類 D 文科三類 C 文科三類 B 文科三類 C

リアルノー勉から1年で東大へ

■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。

 私は高2の冬までほとんど勉強をしたことが無く、学校の成績も底辺でした。それにも関わらず、志望校は一橋大学と高く設定していて、口だけのダメ人間でした。しかし、11月の「全国統一高校生テスト」を受験し、自分がいかに他の受験生たちに遅れを取っているかを自覚したことで勉強にスイッチが入り、期末考査や共通テスト模試のための勉強を始めました。運動部に入っていたため「共通テスト同日体験受験」までに成績をさほど上げることはできませんでしたが、それを反省し春休みにまとまった勉強をしたことで4月の「共通テスト本番レベル模試」では「共通テスト同日体験受験」よりも200点以上高い778点を取ることができました。ここで勉強の成果が初めて可視化されたことで私は初めて勉強の効果を実感することができました。この経験をバネに本格的に受験勉強を始めました。
 しかし、いざ一橋の過去問を解いてみると自分の国語力は絶望的でした。「一橋大入試直近日体験受験」で国語の偏差値が30台だったことを機に、東進の担任の助言もあって私は高3の5月に志望校を一橋大学社会学部から東京大学文科三類に変えました。配点が自分に有利だと思っていた一橋の試験は「一橋大入試直近日体験受験」で実際に解いてみると全く自分に傾向が合っていなくて、東進の担任の助言によりむしろ帰国子女である自分にとっては英語が難しい東大の方が差をつけやすく向いているということに気づきました。試験が自分に向いているかについて考える際、絶対に配点よりも傾向の方が大切だと思います。
 東大志望に切り替えてからは必死に地理を勉強しました。共通テストレベルの参考書から始めて、徐々に論述対策を学校のリソースを利用して行いました。6月の時点では地理がかなり足を引っ張ていたのですが、秋には得点源になっていました。東大を志望することを決定するのが遅かったからこそ焦りも人一倍あったため、10時間通しで地理を学習する日を作るなどの集中的な学習をすることでなんとか克服できました。
 また、苦手科目である数学は最後まであまり克服することができませんでした。しかし、最後の2週間で苦手な数学の中でもまだ得意な分野だけを演習することで「得意を伸ばす」学習をしました。これがよかったのか、本番では数学に救われました。
 英語に関しては自分は帰国子女であるためほぼ勉強はしませんでしたが、時間配分の練習を兼ねて過去問は10年分解き切りました。
 受験を通して分かったことは、苦手科目は必ずしも本番でもできないとは限らないということ。そして、得意科目は必ずしも本番でもできるとは限らないということです。実際に得意科目だった世界史は壊滅的で数学はとても良く解けました。自分の得意・苦手に関係なく、東大が求めている「オールラウンダー」になれるような学習をすることが大切だと思いました。

■東進東大特進コースについて

 私は高2の11月に「全国統一高校生テスト」を初めて受験して、いかに自分の学力が足りていないかを実感し、東進に入学しました。それまでは月5時間未満、高2の夏休みですら月40時間だった勉強量を週45時間以上まで一気に増やすことを決意しました。そこで勉強に目覚めたことをきっかけに、受験本番まで1年間ほぼ毎日東進で勉強するという習慣をつけることができました。
 私は勉強にハマった冬休みから春休みにかけて大きく成長することができました。その期間に吉田裕子先生の「急上昇!私大古文〈知識×読解〉」と志田晶先生の「受験数学(文理共通)応用」を受講したことで受験数学と入試古文がどのようなものかを理解できたことはその後の学習の方向性に大きな影響を与えたと思います。また、大きなターニングポイントとなった春休みに私は1.5週間で数学の網羅系の問題集を一周するなど短期集中的な勉強をし、「共通テスト同日体験受験」と比べ3か月後の「第2回共通テスト本番レベル模試」では200点以上高い点を取ることができました。このように自分の成長が定期的に数値として可視化されていたことがモチベーションにつながったと思います。
 直前期には東進の「過去問演習講座」と「最難関4大学特別演習講座」をフル活用した演習と復習による過去問学習で東京大学の試験に対応する力を着実に高めることができたと思います。東進は添削スピードが速くて本当に良かったです。
 また、私自身ひとりで頑張ることが苦手で、何をやるにしても一緒に頑張る友達が必要なタイプだったため、チームミーティングを通してできた友人関係は直前期まで自分のメンタルを支えてくれました。学校の友達がいない環境の中でも頑張れたのはそのおかげだったと思います。
 最後に、担任助手のみなさんには本当にお世話になりました。理系の方に数学や理科基礎を質問したり、世界史が得意な方に論述の質問をしたり、帰り際にどうでもいい話をしたりと、勉強・メンタル面両方で大きな支えとなってくださりました。担任助手との距離が近いことが東進の良さだと思います。

■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。

 私の合格体験が勉強が遅れている人の救いになれたらいいなと思います。勉強を始めるのが遅くても受かるとは限りませんが、頑張り方次第では全然可能性はあると思います。最後まであきらめずに勉強頑張ってください!ただ、自分を追い込みすぎるとつらくなって勉強にも悪影響を及ぼすので、友達を大切にしてください。私は直前期に何度も東進の友達に救われました。人と話したり、一緒に勉強したりすることはメンタルヘルスにとって大切なことだと思うので、一切人間関係を遮断するようなことはあまりおすすめしません!