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北海道 道立 室蘭栄高等学校 卒
東京大学 文科三類

梶川 嶺さん

■共通テスト得点 914点/1000点

■共通テスト得点選択科目 世界史 地理 物理基礎 生物基礎

前期試験得点
(自己採点)
  英語   数学   国語   世界史   地理  
開示得点 70 36 71 34 30 =241/440点
自己採点 70 30 50 40 30 =220/440点

■受験した感触・・・ 数学と古典をやらかし落ちたと思った

  第1回(6月) 第2回(8月) 第3回(10月) 最終(1月)
東進ハイスクール
東大本番レベル模試
志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定
文科三類 C 文科三類 E 文科三類 C 文科三類 C

学年39位からの東大受験

■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。

 私の進学した高校は地方の進学校でした。普通科と理数科に分かれ、普通科の大半は地方国公立大学、理数科の大半は北大に行く、そんな高校でした。生徒は皆学習意欲が高く、宿題もしっかり提出していました。しかしその理数科に進学した私は、勉強を怠りました。宿題はいい加減にし、授業も多くの時間寝ていました。そのため成績は良くなく、ひどいときには学年39位を取ることもあり、この成績では北大進学すら怪しいという感じでした。2年生になると、そんな私の勉強意識が少しづつ改善し始めました。周りの雰囲気に刺激を受け、徐々に机に向かうようになりました。バレー部の活動が終わった後にも勉強するようになりました。その中で志望校も意識するようになり、担任の勧めと好きな歌手の出身校という理由で東大を志望しました。最初は自分でも受かるという確信はなく、冗談交じりでした。しかし勉強の中で東大に進学したいという気持ちは次第に強くなりました。高2の5月から英単語帳や網羅系の数学の参考書を始めましたが、1年生のときにやっておけばと後悔しました。最初は図書館などで勉強していましたが高2の11月に東進に入りました。成績は東進に入ったころから伸びだし、苦手だった国語、地理も順調に伸びていきました。3年に入るとさらに勉強量は増えていきました。けれども模試の成績はあまり良くなく、志望校に悩むことも増えていきました。そういった悩みは勉強し模試の成績が少し良くなると回復していきました。勉強の悩みは勉強でしか解決できません。2年生の前半は数学と英語、後半は地理と英語、3年生の最初は数学と古典、中盤は世界史と二次試験の過去問、終盤は共通テストと二次試験の過去問を重点的に行いました。数学と英語は3年の途中からあまりやらなくなった結果、成績が下がってしまったのでたまにでいいのでしっかりやった方が良いと思います。現代文は林修先生の授業を受け続けて林修先生の解き方を真似するようにしていました。直前期には純粋に文章内容を理解してその内容を設問に合うように答えるようにしました。世界史は授業でノートを取ったり知識をあまり入れずに問題を解いて間違ったものを覚えたりしようとしましたが、どれもあまり効果が得られませんでした。こういうものは個人差があるとは思いますが、世界史は用語を理解してそれを他の用語と関連させることが基礎にあると思うので、一度読んでよく覚えられなくてもよいので重要単語を授業や単語帳で見てから教科書を何回も読むことが大切だと思います。地理は東大の過去問で頻出範囲はほぼ網羅できるので教科書や参考書で基礎知識を入れた後は過去問を解くのが大切だと思います。

■東進東大特進コースについて

 私は東進衛星予備校では村瀬哲史先生の地理と長岡恭史先生の数学と林修先生、栗原隆先生、三羽邦美先生の国語の講座と「過去問演習講座」と「東大特別演習」と「AI予測問題演習」、東進東大特進コースでは村瀬哲史先生の地理、荒巻豊志先生の世界史、駒橋輝圭先生、宮崎尊先生の英語、青木純二先生の数学、林修先生の現代文、栗原隆先生の古文、寺師貴憲先生の漢文の講座、「東大完成特別講座 大問分野別対策」を受講し、東進アプリのリスニングを使用しました。私は高校2年生から東進を利用するようになりましたが、東進の講座は質が良く様々な状況の生徒に対応した授業がそれぞれあり受講の価値は高いと思います。「過去問演習講座」は過去問の添削が付き初見の過去問を解く際に現時点での点数を測る目安になり役立ちました。「東大特別演習」は自分の苦手な分野を集中的に対策できる上、「過去問演習講座」で取り扱っていない年度の過去問や過去の「東大本番レベル模試」に取り組むことができ東大の対策が十分できると思います。「AI予測問題演習」は初見の東大型の問題が各教科2年分用意されていて、数学、英語、地歴の問題は本番のように解くことで過去問と同じような効果が得られると思います。東進アプリのリスニングはスマホとイヤホンのみで東大形式の問題の演習ができるとともにアメリカ英語だけでなくイギリス、インド、オーストラリアの英語も聞くことができ東大リスニングの対策に有用です。東進のコンテンツはどこでも利用できるものが多いため、地方の高校生や時間に制約がある高校生に特に向いていると思います。

■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。

 受験期はしたいこともできず、重圧に押しつぶされそうになることもあると思います。私も受験期には多くのことに悩み苦しみました。しかし終わってさえしまえばあっという間です。今はつらくても、未来のことを考えて今自分ができる最善の行動をすれば明るい未来が待っている、そう思います。