■センター試験得点 807点/900点
■センター試験得点選択科目
前期試験得点 (自己採点) |
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英語 |
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数学 |
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国語 |
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世界史 |
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地理 |
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開示得点 |
88 |
+ |
27 |
+ |
75 |
+ |
42 |
+ |
50 |
=282/440点 |
■受験した感触・・・ 絶望的な手応え。後期のことだけ考えよう。
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第1回(6月) |
第2回(8月) |
第3回(10月) |
最終(1月) |
東進ハイスクール 東大本番レベル模試 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
文科三類 |
B |
文科三類 |
C |
文科三類 |
C |
文科三類 |
E |
泥臭く頑張る
■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。
東京大学を志望するまで
私が東京大学を目指し始めたのは中学三年生の時、学校の先生から勧めを受けたからでした。中高一貫校に合格最低点で受かった私が東大?!、全く想像もしていなかった展開にただただついていくので精一杯だったことを覚えています。そんな私が東京大学に行きたい、行くんだ!と心に決めたのは高校一年生の文理選択の時です。周囲の同級生が医者、教師、ITエンジニアなどと具体的な将来の夢をもち着々と進路方向を決めていく中で、私には将来の夢も、進みたい学部もなく漠然と建築に興味をもっていただけでした。建築なら理系に進んで建築学部かな、とも考えましたが理系科目が大の苦手な私は理系で東京大学を受験することは厳しい状況。唯一興味のある建築に道を決めて理系に進むのか、東京大学合格の可能性がある文系に進むのか、連日そのことばかりを考えていました。そんな時よみがえってきたのは常に母から言われていた言葉でした。「やりたいことはすぐには見つからない。本当にやりたいことが見つかった時、それが何であれ手が届くように一生懸命勉強しなさい」自分が本当にしたいことは建築なのか、ただ自分の知っている世界が狭すぎるだけなのではないか、この世界にはもっと興味惹かれる学問があるかもしれない、そんな風に思わされた言葉でした。自分の未来に最大限の可能性を残すなら東京大学に行くしかない、そう決心して私は文系に進むことにしました。つまり、言ってしまえば私は東京大学に行くために文系に進むことにしたのです。そうとなれば合格するしかありません。この時、まだ高校一年生。周囲には受験を視野に勉強している人がまだ少ない中で私は東京大学合格に向けて勉強を始めました。
部活と勉強の両立
私は中学一年生から五年間吹奏楽部に所属していました。吹奏楽部は練習時間が長く、コンクールや定期演奏会などイベントも多いためかなりハードな部活でした。しかし、部活をやめた奴は受験もだめだという顧問の先生の言葉を信じ、放課後の練習後は家に帰らず東進に行くと決め、自分の身を強制的に勉強するしかない環境におくことでしっかりと勉強時間を確保していました。高校二年生の時には部長も務め、目の回るような忙しさでしたが、持ち前の粘り強さと東京大学への熱い想いで乗り切ることができました。
■東進東大特進コースについて
講座
私は数学が苦手だったので数学の講座を多めに受講していました。特に青木純二先生の数学の真髄―基本原理追究編―では、まさに数学の真髄と言えるような深い学びをすることができ、数学の考え方の基本がしっかり身についたことで後の学習が正しく、スムーズに行えたと思います。数学弱者からすると一回一回の授業の内容がヘビー過ぎて、一コマ受講して一日が終わるということも珍しくありませんでしたが、それだけの労力をかけてでも受講する価値のある講座だったと思います。また、村瀬哲史先生の講座は根本を理解する地理となっていて、思考力が強く問われる東京大学の地理の問題にも対応する力をつけることができました。村瀬先生はどの授業も大変おもしろく明るく行ってくださるので、つらい受験には癒しとして必要不可欠な存在でした。
高速マスター基礎力養成講座
私は高速マスター基礎力養成講座の数学と英語を高校一年生までにほぼすべてを完全習得しました。もちろん高速マスター基礎力養成講座は継続してやらなければ確実な力とはなりませんが、一気に多くの知識を詰め込み、ひたすら量をこなすことをここで経験できたのは受験勉強で非常に役立ったと思います。また、単語帳ではインプットに偏りがちな単語学習も、高速マスター基礎力養成講座ならアウトプット中心に行うことができ、実践的な英語力を身に着けることができたと思います。共通テストに非常に役立ちました。
過去問演習講座
過去問演習講座の一番良い点は、一回一回の演習に東進講師による超わかりやすい解説授業がついていることです。わかりやすいのはもちろん、解答だけでなく解答にいたるプロセスを詳しく知れたり、記憶に残りやすかったりといいこと尽くしでした。
■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。
私は中学二年生の秋にもっと先取で勉強したいと思い、親に泣きながら直談判して東進に通わせてもらいました。高校生になってからも周囲からなんでそんなに勉強するの?とからかわれることが多くありました。実際私は要領が悪く他の人より勉強時間を多く確保しなければ周囲についていけない状況でした。けれどそんな状況でも頑張り続けることができたのは東京大学に行きたいという強い想いがあったからです。皆さんも周囲と比べられたりうまくいかなかったりすると思いますが、自分の志を固く持ち信じ続けることを大切にしていればきっと乗り越えることができます。頑張れ!