■共通テスト得点 895点/1000点
■共通テスト得点選択科目 世界史 日本史 化学基礎 生物基礎
前期試験得点 (自己採点) |
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英語 |
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数学 |
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国語 |
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世界史 |
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日本史 |
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開示得点 |
73 |
+ |
26 |
+ |
67 |
+ |
42 |
+ |
35 |
=243/440点 |
自己採点 |
80 |
+ |
30 |
+ |
80 |
+ |
50 |
+ |
40 |
=280/440点 |
■受験した感触・・・ これで落ちてたら引く
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第1回(6月) |
第2回(8月) |
第3回(10月) |
最終(1月) |
東進ハイスクール 東大本番レベル模試 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
文科三類 |
A |
文科三類 |
E |
文科三類 |
B |
文科三類 |
A |
毅然、あるいは素直たれ
■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。
東京大学を受けようと思った理由
高2の初め頃に、具体的にどの大学を受けようかと考えた時に、同じ高校から多くの人が進学する名古屋大学は何か違うと思い、そのさらに上の大学として京都大学と東京大学の選択肢があった。東京大学から京都大学に落とすことはできても、京都大学から東京大学に上げることはできないということを考えると、無難に東京大学を目指しておけば良いと思った。
東京大学を受けておけば、どの職種にも手を広げられるだろうという点や、秋篠宮悠仁様が進学するという噂も志望校決定を後押しした。結局、筑波大学で残念。
東京大学合格のために大事なこと
どの大学を受験するにしても大事だけれど、特に東京大学を受験し、合格するにあたっては、毅然たること、すなわち自らの強い意志を持ち、物事に動じないことが大いに重要になってくる。他人が何を言おうと、その他人は自分が東大に落ちた時、その不合格の責任を取ってくれない。だから、ただただ自分の正しいと思うことを愚直に続ける外ない。けれど、自分の思う正しさを盲信してはならず、様々な情報や自分の直感、実感覚を総合して、今自分のしていることは本当に正しいのか、と常に批判的になって考えることが求められる。この際、自分の調べた情報だけでなくて、他人から聞いた情報、言葉に素直になって、一度耳に入れることがとても重要になってくる。このように紆余曲折するかもしれないが、最終的に受かることは決まっているという強い意志を持って、普段の生活に臨めば良い。偏りなく、毅然と素直の両輪を駆使すれば、東大合格は可能。
学習について
具体的な話は調べたらいくらでも出てくるから、以下はそうではない話。
他人が自分のために提示するものも、自分にとって不要であると思えば、毅然とした態度でそれを切り捨てる。逆に、自分が欲しいと思ったものは、コストをかけてでも、他人に頼み、それを手に入れる。こうしたことを積み重ねていけば、自ずと東京大学合格は近づいていく。
また全ての教科の解答は、日本語という言語による表現で行うということを考えると、例えば日本史における「言語による表現力」は、世界史や数学、英語、国語にも共通するし、同様に各教科におけるそれは、他教科に共通する。どの教科も、言語による表現という点で、本質的に通底しているということは留意しておきたい。
また、一番やりたくない勉強をやると良い。というのも、そこが欠陥だと思っているからこそやりたくないと感じるからであり、このように一つの穴を埋めたら、また次の穴を埋めて、といったように愚直にやっていくしかない。全てを一気に解決する方法はない。
試験において
試験においても同様に、毅然とした態度で、さらに問題文に素直に答えれば良い。何かバイアスのようなものがあれば、それは邪魔になってくる。
普段の学習において、それを試験本番に再現できるか、すなわちそれが真に実践的であるか、と言う観点を忘れないでおきたい。
■東進東大特進コースについて
過去問演習講座
点数がわかると言う点でとても良かった。
東大本番レベル模試
返却がとても早く、優れている。「東大本番レベル模試」を受けている人には優秀な生徒が多く、そうした中で、自分の立ち位置を知ることができて、とても役に立った。
東大特進の授業
多くの人が林先生を褒めるときに、論理性を強調するけれど、特に良いと思ったのは、林先生の比類なき表現力の方。書きたいことはわかっていても、それを表現する力がない、噛み砕くことができない、こういうとき林先生は、最適な一言で言い表して、優れた解答を練り上げていた。唸った。
荒巻先生は厳しいというより、どちらかと言えば、ひたすら論理的で、芯を持っている方であるような気がする。理不尽なところは全くない。荒巻先生が毎年の過去問をどの観点から斬るのだろうか、と毎度楽しみにしていた。
英語は大して授業を受ける必要性がないと思っていたのだけれど、駒橋先生は違った。駒橋先生は広い視野で受験英語を捉えて、そこにとどまらない英語を教えてくださった。それだけでなく、先生は東大英語を熟知されており、過去問が限られている1Bや4Aなどの自作問題は本質を捉えたもので、とても役立った。
■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。
前述した通り、毅然とするところは毅然として、何事においてもバイアスを取り払い、有益な助言には素直に耳を傾けるということが一番大事。この原則のもとで、一つ一つのことを実態に沿って、段階を踏んで、愚直に済ましていくと良い。