■共通テスト得点 887点/1000点
■共通テスト得点選択科目 世界史 地理 物理基礎 化学基礎
前期試験得点 (自己採点) |
|
英語 |
|
数学 |
|
国語 |
|
世界史 |
|
地理 |
|
開示得点 |
73 |
+ |
28 |
+ |
49 |
+ |
38 |
+ |
37 |
=225/440点 |
■受験した感触・・・ 数学終了した途端涙。落ちました。慶應行きます。
|
第1回(6月) |
第2回(8月) |
第3回(10月) |
最終(1月) |
東進ハイスクール 東大本番レベル模試 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
文科二類 |
B |
文科二類 |
E |
文科二類 |
D |
文科二類 |
D |
自分を信じるな!
■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。
中高一貫校に通っていた私は、中学2年生のころから考査勉強に力を入れ始め同じくらいの成績の友達と切磋琢磨するようになりました。学校で成績優秀者にも選ばれるようになり考査1か月前から休日は13時間勉強していました。毎回の考査に命を懸けていたため緊張にも慣れており本番でもベストを尽くせたのだと思います。しかし一方で長期休みに勉強する習慣が全くなく、今思えば毎年の夏休みや冬休みに基礎固めを終わらせておけば高3の夏に急いで基礎固めをすることを避けられたのではないかと思います。以下では、極度の負けず嫌いの精神を東大合格につなげた私の受験期を時期ごとに振り返ろうと思います。芳しくない成績にもかかわらず自信だけを持ち続けたことは一見いいことのように思えますが自信は過信を生み、本試の数学では私がこんなに解けないはずない!という謎マインドにより焦りがかきたてられ、マイナスに作用しました。圧倒的な経験を根拠に自信があることは素晴らしいことですが、謙虚になりましょう。また、結果が合格であったからと言ってすべての過程が正しいとは限らないので参考までにお読みください。
高校2年生春、夏
東大特進の存在を知り林修先生の「東大現代文」を受け、自分の未熟さに驚愕しました。夏休みはカナダに2週間ほどホームステイをしましたが、それ以外は部活と両立しつつ主に国数の東進の受講を進めました。
高校2年生秋~高校3年生春
初めて受けた「高2東大本番レベル模試」でA判定をとり、まだ考査勉強を軸に学習を進めていました。おそらく高3春あたりが成績のピークでここから直前期まで私の成績は相対的に下がり続けたように思われます。
高校3年生夏休み
東進ハイスクールが8-21時まで開いていたのでずっとこもって勉強していました。数学は東進の受講と網羅系参考書をすすめ、通史が12月に終わるのにもかかわらず先取りを全く行っていなかった世界史のインプットも急いで進めました。しかし振り返ると、先取りをするより今までの範囲の復習を徹底するほうが効率もよく気分的に楽なのでそちらをお勧めします。
高校3年生秋~共通テスト
夏休みに数学を頑張ったおかげで、苦手科目から得意科目になり、秋以降は校内の東大志望10人のなかで1位を取り続けました。しかし、世界史はいくら時間をかけても成長の気配は見えず、サボっていた地理は9点を取り絶望しました。最後まで足を引っ張ったのは地歴2科目でした。英国数ができてればいいか~現役生は地歴ができないの当たり前だし詰めれば行けるか~と楽観視していた私は直前期にひたすら地歴2科目の過去問をやり続けましたが他教科に比べて点数の伸びやすい科目を最後までとっておいたことは、どこまで点数が伸びてくれるんだろう!というワクワクにつながりました。共通テスト対策としては過去問をセンター試験時代までさかのぼって社会は10年分以上解きました。知識を一気に詰められるのでお勧めです。
~二次試験
数学は過去問を一日一年解いて直しをすぐ行い、苦手分野は類題を解いてつぶしていきました。この作業により本番では全部の問題が過去問の焼き直しに見えました。世界史、地理もひたすら過去問を解きました。
以上のように高校3年生の間はほぼずっと数学、世界史、地理を勉強していました。英語は考査勉強の積み重ねのおかげで得意だったので週に一、二回勉強する程度でした。受験は英語ゲーなので英語が苦手な人は今すぐ英語をやりましょう。
■東進東大特進コースについて
東大特進
世界史が苦手な人こそ臆することなく荒巻豊志先生の授業は受けたほうがよいと思います。授業は緊張感があり、立たされるときや黒板に解答を書くときは肝が冷えましたがその分記憶に残りやすいです。雑談も興味深くほかの生徒と話す時間もあるので息抜きになります。また、村瀬哲史先生の地理の授業は生徒と相互にコミュニケーションをとりながら進めるスタイルで、テンポよく基礎から応用まで学習でき、あっという間に地理が大好きになりました。また、林修先生の授業は、現代文の解き方をしっかり教わったことがなかった私にとって、論理的な解き進め方を学べる貴重な機会でした。現代文を感覚で解く、ということはなくなり、点数を安定して稼げるようになりました。
東大特別演習
この演習では「東大本番レベル模試」の過去問がたくさん集められており、私は特に地理の「東大本番レベル模試」の過去問をたくさん解きました。地理は思考力だけが重要な科目と思われがちですが、知識がないことには思考は始まりません。怠らずに地道に問題を解いて直しをし、頻出の知識を詰めましょう。「志望校別単元ジャンル演習講座」では数学の軌跡領域などの苦手分野の問題をたくさん解きました。東大とは傾向の違う他大学の問題を解くのはとても面白く、解説も詳しいので糧になりました。
東大本番レベル模試
他の東大模試に比べて圧倒的に返却が早く、助かりました。
■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。
アドバイスとして一つ言いたいことは、長時間勉強は必ずしもいいことではないということです。〇〇時間達成するぞ!という目標は学習の本質を見失わせますし、達成した場合、中身がともなっていなくても満足してしまいがちです。私は一日の中で科目を切り替えるたびに今この時間で学んだことは何かと一瞬復習してから科目を変えていました。