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東京都 私立 開成高等学校 卒
東京大学 文科三類

佐々木 理駆さん

■センター試験得点 818点/900点

■センター試験得点選択科目 世界史 日本史 化学基礎 地学基礎

前期試験得点
(自己採点)
  英語   数学   国語   世界史   日本史  
開示得点 71 40 64 31 39 =245/440点
自己採点 65 40 70 35 30 =240/440点

■受験した感触・・・ 良くできたのかダメだったのか分からない。

  第1回(6月) 第2回(8月) 第3回(10月) 最終(1月)
東進ハイスクール
東大本番レベル模試
志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定
文科三類 C 文科三類 A 文科三類 C
  8月 11月
志望学類 判定(ABCDE) 志望学類 判定(ABCDE)
東大入試実戦
東大即応オープン

受験の振り返り

■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。

 コロナのせいで運動会もなく、はっきりした区切りもないまま地味に受験勉強が始まってしまいました。春頃は学校にも行けず、気軽に運動しに行くこともできないせいで気が晴れなかったこともあり、勉強に身が入らない日々が続きました。学校が再開し、競争相手が身近にいる状況になってようやくやる気が芽生えました。

教科別

  • 英語

最も苦手な教科でした。特に最終東大本番レベル模試で偏差値43.5とボロボロで、これは受かるわけがない、と絶望しました。しかし、なんとか合格圏内に持っていこうと腹をくくり、本番までの残り時間の5割近くを英語に捧げ、東大特進のテキストの問題や、過去の模試の解き直しの他にも毎日30分以上リスニング演習を行い英語力の向上に努めました。特に大問5は慣れが必要な一方で問題のサンプルが少なくて困ったので、宮崎尊先生のテストゼミの教材に助けられました。

  • 数学

苦手ではありませんでしたが、非常に不安定な教科で、模試では75点を取ったこともあれば11点に沈んだ時もありました。基本的に直前期に入るまで初見の問題ばかり取り組んで、復習をほとんどしなかったことも原因の一つだと思います。ただ、数学は自分の得意なジャンルが出るかどうかの運要素が強いので、数学頼りで合格計画を立てるのはやめるべきです。また、自分の字が乱雑だと転記ミスが非常に多くなるので、単純な筆算も最低限読み間違えないような字で書くべきです。これを怠ったせいで、私は本番で2完を失いました。

  • 国語

最も得意な教科で、得点源でした。得意だった漢文に加え、林修先生の授業を受けるにつれて現代文の得点が安定し、古文単語の習得が進むにつれて古文の点数も上がっていった結果、秋ごろにはほぼ完成していました。ただ、本番では漢文の難しさと第4問の形式の変化に面食らってしまい、少し失敗した感覚は否めません。得意教科も演習は継続して、腕を鈍らせないようにする努力は必要です。

  • 日本史

ずっとなんとなく自分の答案に不安があったままでしたが、点数は出ていた教科でした。歴史の細かな事象よりも、時代背景を答案に反映させることを意識していました。そのせいで答案が過去問と似てしまうことがあったために、常に少し不安があったのだと思います。でも、日本史はそうした大局的視点が重要なので、そうした不安は杞憂です。自分を信じましょう。

  • 世界史

知識の定着が遅かったために、点数が安定しない教科でした。カタカナを覚えるのが苦手だったため最初の頃は避けていましたが、このままでは伸びないのは間違いなかったので、まずノートに資料集巻末の年表をひたすら書き写して、世紀ごとに各地域の歴史の流れを暗唱できるようにしました。これで第1問は大崩れしなくなりました。それから荒巻豊志先生の授業の復習と単語帳の周回で、比較的細かい事象についての暗記を進めました。


共通テスト対策

 対策などしなくても、東大対策を続けていれば勝手に共通テストの点も上がっていくと思っていましたが、それは大きな間違いでした。最後の模試で712点しか取れず、周囲との差や足切りへの恐怖を実感し、それから1ヶ月間は共通テストに8割以上の時間を費やしました。センター試験の過去問を解き、更に社会2科目は教科書を再度一周、数学は過去の模試と共通テスト用問題集2冊をこなし、理科基礎も参考書を熟読した上で問題集を解きました。その結果、本番で上記の点数を取ることができましたし、この作業は二次対策においても、重要な基礎固めとなったに違いないと思います。とはいえ、直前期にここまで共通テスト対策に時間を奪われるのは非常に勿体ないので、できるだけ基礎は早めに固めるべきです。

■東進東大特進コースについて

 東大特進では、全教科の授業を取っていました。どれも質が高く、合格には不可欠な存在でした。
 数学の長岡恭史先生は、一問を様々な角度から解説してくれるので、解法の幅が大きく広がりました。先生の出題する問題は初見ではほとんど解けませんでしたが、復習を重ねるうちに解法が自然と身についていきました。世界史の荒巻豊志先生は、暗記が多くつらい印象がある世界史を面白いと思えるようにしてくれます。高校生ではなかなか思いつくことが出来ない視点からの大論述の解説は目から鱗でした。また英語の宮崎尊先生は、たくさんのオリジナルの教材を提供してくれるので、東大型の初見の問題をたくさん解くことが出来ます。コアミーニングを用いて多義語の解説をしてくれるなど、授業スタイルも好みでした。

■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。

 入試はそれまでの学習量が大きく物を言います。十分に勉強していれば、手が止まってしまうことは絶対有り得ません。悔いだけは残さないように、しっかり勉強してください。またちゃんと学校に行って、気晴らしすることも大事です。勉強と息抜きをバランスよく行えば自ずと合格は見えてきます。応援しています。