ページを更新する ページを更新する
メインビジュアル

千葉県 私立 渋谷教育学園幕張高等学校 卒
東京大学 文科三類

川島 梨聖さん

■共通テスト得点 921点/1000点

■共通テスト得点選択科目 世界史 地理 生物基礎 地学基礎

前期試験得点
(自己採点)
  英語   数学   国語   世界史   地理  
開示得点 79 31 77 42 32 =261/440点
自己採点 65 30 70 30 40 =235/440点

■受験した感触・・・ 最後の一秒までやり切ったし楽しんだけれど、受かった気はしなかった。

  第1回(6月) 第2回(8月) 第3回(10月) 最終(1月)
東進ハイスクール
東大本番レベル模試
志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定
文科三類 B 文科三類 B 文科三類 B 文科三類 C

合格体験記

■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。

 私が東京大学を志望したのは高2の終わりでした。私は中学からチアダンス部と模擬国連部に所属しており、チアダンス部では部長を、模擬国連部では副部長であったこともあり、高2までは部活と課外活動が生活のほとんどで、本格的な受験勉強は高2から高3になる春休みから始めました。大まかに受験スケジュールに沿って書こうと思います。

春休み

 基本的に基礎固めをしました。受講を全て終了させ、英単語や古文単語などの暗記と数学の網羅系の問題集、世界史通史などをしました。部活がどちらも春休みに終わったので、一日中勉強できる日は15時間ぐらい勉強して勉強することに慣れるようにしました。

1学期(4月から6月)

 4月は高3の授業内容をしっかり学びつつ、春休みに十分できなかった基礎固めを引き続き行いました。5月になると共通テストの過去問を始め、6月末あたりまでに7年分ほどやりました。世界史の用語集や古文単語、英単語を電車内などでやっていました。6月は夏休みの東大過去問演習に向けて数学、古文、現代文の答案の書き方を学びました。

夏休み(7・8月)

 夏休みは東大の過去問をメインでやり、8年分ほどやりました。時間がたくさんあるので、世界史の教科書を読んで通史を行ったり、地理の大問別演習を行ったり、数学の問題集で演習を行ったり、英単語帳を行ったりと全ての教科に毎日触れて、ある程度ルーティン化して勉強していました。

2学期(9月から12月初旬)

 基本的には土日に過去問を行い、平日は世界史の教科書読みや英単語、古文単語などを行いつつ、「志望校別単元ジャンル演習」を中心に行っていました。東大の過去問は英語や現代文は途中まで、世界史・地理・数学は25年分解きました。また「志望校別単元ジャンル演習」で間違えたところは、ノートにまとめました。

12月中旬から共通テスト前まで

 私は共通テストができるわけではなかったので、「最終共通テスト本番レベル模試」終わりから共通テスト対策を始め、1月からは共通テストの勉強のみを行いました。12月中は「志望校別単元ジャンル演習」を行いつつ、世界史の用語集や、地理演習、英単語帳、古文単語、理科基礎などを確認し、「志望校別単元ジャンル演習」の共通テスト演習を行い、全ての科目に毎日触れるようにしました。1月からは共通テスト型の演習セットを用いて本番と同じ時間帯で練習し、数学ができなかったので数学だけ模試過去問集をやりました。今までも勉強時間が多い方だったけれど、この時期からは本当に時間がなかったので睡眠以外はできる限り勉強するようにしていました。

共通テスト後から東大二次試験まで

 直近10年分の過去問をもう一度行い、知識の復習や答案の書き方、時間配分の練習などを行いました。ここで、私は学校の先生に添削していただいたことで、答案の書き方がとても改善されました。また、「志望校別単元ジャンル演習」に予想問題があるので、それも全て行い、苦手分野はまとめノートを作るなどしてちゃんと自分の身に入るようにしました。

■東進東大特進コースについて

  • 過去問演習講座:添削してくださるし、点数がすぐ見られるのでよかったです。基本的には25年やり、直近10年を二周することをお勧めします。過去問は傾向を掴んだり、時間配分の練習をしたりすることを目的にやっていました。
  • 志望校別単元ジャンル演習:予想問題のようなものは世界史・地理・数学は全て解き、世界史・地理は全てが目標点数を達成するまで何度も行いました。加えて、知識が足りない範囲は教科書などで繰り返し復習したり、ノートにまとめたりして復習しました。このノートは本番直前にも見返し、役に立ちました。
  • 東大本番レベル模試:返却が速いのがとても助かりました。判定は気にする必要は本当にないけれど(A判定でも落ちてしまった人はいるし、ずっとE判定で受かった人もいます)、間違えた部分をノートに記しておいたり、解き方のポイントをまとめたり、不足知識を補ったりする場として使っていました。私的には復習することが一番大事だと思うので、結果が返却されたらすぐ直しをしていました。
  • 担任・担任助手:幸運なことに東大生の担任助手が選択科目も同じだったので、勉強のスケジュールや勉強の仕方を教えてくださいました。また直前期には担任も含めて精神的にサポートしてくださりとても支えになりました。モヤモヤを抱えたまま勉強するのは効率も下がると思うのですぐ質問できる環境でとても有り難かったです。
  • チームミーティング:同じ目標の仲間ができて、迷った時やどうすればいいかわからない時に勉強法などを質問でき、とても参考になりました。

■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。

 高3の前半に関しては、英数国の基礎固めと歴史の通史を早く終わらせることが重要だと思います。また、早くから勉強時間を多くする練習をすることをお勧めします。入試直前はしっかり睡眠をとり、体調を万全にした上で、勉強の質・量共に最大化することが何より大切です。メンタルも不安定になりやすいと思いますが、毎日後悔しないように勉強することが重要だと思います。また、私が後悔していることとしては勉強のルーティンを優先しすぎて、自分のできない部分ややらなければならないことを後回しにすることがあったので、あまりにもスケジュールが後ろ倒しなるのは避けるべきですが、スケジュールに沿おうとしすぎて東大合格という目標を見失わないようにしてほしいです。加えて、東進にはチームミーティングの仲間や担任助手がいらっしゃるのでたくさん質問することをお勧めします。入試本番は自分を信じて、最後の一秒まで自分のベストを出し切ること、そして何よりも楽しむことが大切だと思います。