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愛知県 県立 旭丘高等学校 卒
東京大学 文科三類

澤田 和貴さん

■共通テスト得点 859点/1000点

■共通テスト得点選択科目 世界史 地理 物理基礎 地学基礎

前期試験得点
(自己採点)
  英語   数学   国語   世界史   地理  
開示得点 70 28 66 42 41 =247/440点
自己採点 80 35 55 35 40 =245/440点

■受験した感触・・・ 俺は焦りすぎたのか

  第1回(6月) 第2回(8月) 第3回(10月) 最終(1月)
東進ハイスクール
東大本番レベル模試
志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定
文科三類 B 文科三類 B 文科三類 B 文科三類 D

長岡恭史師と歩んだ「ぐんぐん物語」

■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。

 私は小中高と地元の公立高校だったがなんとなく、本能的に「東大に行くんだろうなぁ}と思っていて高2の6月に初めて「高2東大本番レベル模試」を受けた。将来は大学で哲学を深く学ぶか学校の教員になりたい。

時期別の学習

  • 高1~高2 生徒会、部活、遊びで忙しく勉強量としては多くないが高校で真ん中くらいで耐える。
  • 高3の夏休み前まで 高3になり高校で世界史と地理の授業が始まりどちらも高3スタートなので急ぐ、過去問もちょこちょこやる。
  • 夏休み 夏明けの学校祭のクラス演劇(「ドラゴン桜」をやった)の準備がありつつコツコツやる。
  • 学校祭~11月 本気の学習開始。二次試験の過去問を中心に。
  • 12月~共通テスト 共通テストの過去問を平均10年分やった。
  • 共通テスト~ 二次試験対策と私大対策少し。

教科別学習方法

  • 総合的なこと

「睡眠時間は勉強時間」という信念のもと生活リズムに気を付けた。コーヒーを15分に一回摂取し、常に超覚醒状態になるようにした。勉強の際は「認識のゆがみ」を正すことを意識した。「認識のゆがみ」とは、例えば勉強計画の段階であれば、自分の実力に合っているからではなく単に有名だから、○○がおすすめしていたから、といった理由で参考書や講座を選んでいないか。「部活などで忙しく→勉強時間が十分に取れない」では必ずしもないのにそれに甘えてしまっていないか。学習の段階であれば、覚えたつもりや知っているつもりになっていないか。模試を受けたときは無意識に実力を過大評価、過小評価していないか。といったことで努力が結果に表れるようにするために意識した。

  • 国語

現代文は林修先生の授業を中心に学習していた。それが功を奏したのか当日は会心のデキだった。古文漢文は基本的な暗記事項を徹底した。直前の「東大完成講座 大問分野別対策」の「東大古文 作題パターンを理解する!近世小説・紀行文/仏教説話」、「東大漢文 直前基礎スピードチェック」がかなり勉強になった。

  • 数学

「数学ぐんぐん」にぐんぐんしてもらった。合格祝勝会で長岡恭史先生とお会いした時は震えた。

  • 世界史

教科書の完全掌握に尽きると思う。

  • 地理

村瀬哲史先生の「東大地理特講」を受けた。よく問われるポイントなどが繰り返し扱われ当日は地理で受かったと言っても過言でないほどできた。

  • 英語

「過去問演習講座」の宮崎尊先生の講義が大変参考になった。英作文の型や文章の論理構造など巨視的な英語力が手に入ったと思う。

■東進東大特進コースについて

過去問演習講座

  • 国語……東大の現代文は個人的には過去問集などでは対策が難しく、林修先生の解説が受けられるのは価値があると思う。
  • 数学……松田聡平先生の解答を書く前の思考プロセスが勉強になった。1問から10問、100問に通用する数学力がついた。
  • 世界史……解説でその問題だけでなく時代のタテとヨコを含めた復習の契機を与えてくれた。
  • 地理……10年分ほど演習したが、どこまでを覚え、どこまでを試験場で考えるのかをキチンと示してくれて大変勉強になった。
  • 英語……各大問ごとの戦略だけでなくアカデミックな視点からの解説もあり、息の詰まりそうな勉強の息抜きにもなった。

東大本番レベル模試

 他の模試と比較してかなり返却が早く、解説授業を受けながら忘れないうちに細かく復習することができた。また、他の模試と比べても回数が段違いに多く定期的に各教科の正確な仕上がり具合を確認できたのは良かった。難易度や問題の感じだけでなく解答用紙や問題冊子も一番本番の試験に近かったように感じた。私は年間を通してほぼB判定だったが、判定に一喜一憂するのではなく次の模試までになにを改善するのかといった観点を意識した。例えば8月の「東大本番レベル模試」では地理の大問3の最後の設問を何故かやり忘れていて、試験終了数分前に気が付きあまり推敲できていない解答で泣く泣く解答欄を埋めるということがあった。こういったミスも「本番レベル」を積み重ねることでなくしていけると思った。

■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。

 私と同じ公立高校の人に言いたいことはそこまでビハインドではないということです。特に東進は全国どこでも同じ授業が受けられるという点で地方の生徒に合っていると思います。やるべきことを粛々とやっていくことが大事です。