■共通テスト得点 908点/1000点
■共通テスト得点選択科目 世界史 日本史 化学基礎 地学基礎
前期試験得点 (自己採点) |
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英語 |
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数学 |
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国語 |
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世界史 |
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日本史 |
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開示得点 |
59 |
+ |
34 |
+ |
64 |
+ |
42 |
+ |
39 |
=238/440点 |
■受験した感触・・・ うかってそう
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第1回(6月) |
第2回(8月) |
第3回(10月) |
最終(1月) |
東進ハイスクール 東大本番レベル模試 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
文科三類 |
E |
文科三類 |
A |
文科三類 |
A |
文科三類 |
A |
苦手を潰そう
■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。
はじめに
私は中高の5年間部活や趣味に明け暮れ、本格的に受験の対策を始めたのは高校3年生になってからでした。6月の「東大本番レベル模試」ではE判定を取ってしまい、このままだと合格しないのでは、とそのときは不安に思いましたが、結果としてはそれ以降の模試もほとんどがA判定で、本番も無事合格することが出来ました。以下に、私が1年の間に行った勉強法などを科目ごとに記します。
国語
現代文は得意であると自負しており、また他の科目に時間を割く必要があったため、模試の復習を中心に勉強しました。
古文漢文は学校の授業に加え、東大特進の『急追講座』を受講し、「過去問演習講座」で25年分の問題を解いて対策しました。まとまった時間を確保しやすい夏休みに入るまでに、基本的な文法や単語を詰めておいたことが、その後のスムーズな学習に繋がったと考えています。
数学
数学は比較的得意であり、学校の授業が充実していたため、5年分の過去問演習をのぞいてとくに自分での対策は行いませんでした。
世界史
東大の世界史は比較的シンプルな出題が多いため、学校での授業と自習で対策を行いました。
戦後史については夏休みが明けてからの対策になりましたが十分間に合ったので、他の科目で忙しいなら11月ごろから始めても良いと思います。
大問1の大論述に関しては大問2・3を取れる人なら大失点しないので初期の模試で点が取れなくても気にしすぎず、知識がついてから過去問で書く練習をすれば良いと思います。
日本史
東大の日本史は独特な形式で出題され、一人での対策が困難だったため、東大特進の「急追講座」で山中裕典先生の授業をうけ、6月頃から対策を始めました。
また過去問の類題が頻繁に出題される、ということも耳にしていたため、25年分の過去問を解きました。結果として本番では、大問4つ中の2つで、どこかで解いたのとほとんど同じような問題が出題されました。
英語
3年になるまであまり勉強していなかった英語は、自分にとって一番の課題でした。古文漢文と同様、まず基本的な単語や文法を覚えるところから始まり、東大形式の問題に取り組めたのは10月頃からでしたが、6月の「東大本番レベル模試」に比べると格段に成長したと感じました。結局単語と文法さえ分かっていれば足を引っ張らない程度にはなります。英語が全然出来ないという人はとりあえず単語を詰めまくってみたらなんとなく読めるようになるのでそこからやってみてください。
最後に
模試をうけたり過去問を1年分解いてみたりして、自分の苦手分野と東大の問題傾向を把握してから対策に臨めば、今多少成績が悪くとも半年後にはきっと良い結果が出るはずです。頑張ってください。
私はなんだかんだサボり気味だったので終わりませんでしたが、余裕のある人は全科目25年解いておいた方が良いです(そりゃそう)。
時間が無い、めんどくさいと感じる人は地歴だけでも25年分解いておくことをお勧めします。
■東進東大特進コースについて
東大特進『急追講座』
先述の通り、古文漢文や日本史を中心に自分の苦手な分野のみを選択して受講しました。とくに山中先生の「東大日本史」は、日本史の知識はあるはずなのに点数が伸びない、という人にお勧めです。
過去問演習講座
国語や地歴は自分での採点が難しい記述問題がほとんどなので、添削された答案が提出から4日ほどで返ってくるこの講座はとても便利で10-2月の間ずっと活用しました。また全てに90分以上の解説授業がついてくるので、一人で過去問を解いて採点して……では得にくい解き方考え方を簡単に学べます。
25年分って思ったより多いのでやるなら夏休みぐらいから手をつけましょう。
東大本番レベル模試
他と違い1週間程度で成績が返却されるためすぐに復習ができて便利です。
東進リスニングアプリ
短めの音声が多数収録されており、イギリス英語、インド英語など話者の発音も豊富で、短い時間でリスニングをやりたいときに最適でした。東大形式のリスニング教材と併用すると良いと思います。
■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。
絶対に伝えたいことは次の3つです。
- 受験期を通して十分な睡眠時間を確保するべき
- 英語を早くから得意科目にしておくと文理どちらでも心の余裕が生まれる(しとけばよかった)
- 模試の判定も気にしすぎない方が良い
気楽にいきましょう。