■センター試験得点 点/900点
■センター試験得点選択科目 世界史 地理 物理基礎 化学基礎
前期試験得点 (自己採点) |
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英語 |
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数学 |
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国語 |
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世界史 |
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地理 |
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開示得点 |
77 |
+ |
53 |
+ |
66 |
+ |
39 |
+ |
31 |
=266/440点 |
自己採点 |
60 |
+ |
45 |
+ |
60 |
+ |
45 |
+ |
35 |
=245/440点 |
■受験した感触・・・ 地理が難しかったです。
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第1回(6月) |
第2回(8月) |
第3回(10月) |
最終(1月) |
東進ハイスクール 東大本番レベル模試 |
志望学類 |
総合点 |
志望学類 |
総合点 |
志望学類 |
総合点 |
志望学類 |
総合点 |
文科二類 |
167 |
文科二類 |
178 |
文科二類 |
189 |
文科二類 |
195 |
いかにして受験を楽に乗り切るか
■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。
題名のとおり、僕は受験期では常にどのようにして楽に勉強を進めようかを考えていました。そのメソッドをここでお伝えしようと思います。
三科について
僕は都立高校に入った時点で東大を目指すことを決めていたので国数英に関しては初期のころから本気で取り組んでいました。ぶっちゃけ、三科に関してはこれが一番の近道だと思っています。高1、高2の時点でしっかり基本は身に着けておきましょう。この基本がなってないと、現役生の代名詞ともいえる高3からの「急成長」は見込めないでしょう。逆に言えば、初めの2年間は基本を固める勉強をコンスタントにするだけで良いってことです。だから三科は学校の授業をしっかり聞きましょうね。本格的に受験勉強を始めてからの勉強法は教科ごとに説明していきます。数学はとにかく演習です。基本をしっかり身に着けたら、難易度の高い問題をどんどん解いてたくさん解法を覚えましょう。正直言って、数学は暗記ゲーです。初めのころは全然わからなくてがっかりすることもありますが、そこで諦めなければ必ず数学は伸びてきます。英語は毎日触れることを心がけましょう。英文を音読したり、リスニングのCDを聴いたり、英字新聞読んだりなんでもいいです。あと自分に足りないことは何かをテスト・演習を通して認識し、そこを徹底的に埋めていきましょう。僕は英作文が質・時間ともにダメだったので二日に一回は英作をして学校の先生に添削してもらっていました。古典は学校の授業をしっかり聞きましょう。あまり時間をとりたくない教科であるだけに効率よく進めることが大事です。現代文は林修先生の講座が非常にオススメだと僕は思っています。あの先生の仰ることを徹底すれば現代文なんて余裕で伸びます。あとはとことん過去問演習です。
社会について
社会は正直三年生に入ってから始めるので十分だと思います。僕は高2の冬頃まで理系志望でした。その後色々あって文系に変えるのですが、そういうわけなので高2の時まで社会の知識はほとんどありませんでした。けれど結局はなんとかなりました(笑)。どうしたかというと、暗記のやり方を工夫しました。歴史に関しては歴史漫画→教科書(さらっと)→単語→教科書(じっくり)という風に頭に入りやすい順序で進め、勉強のしやすい地理は教科書⇔問題を徹底的に繰り返して知識を深めることにしました。そして何より大事にしたことは知識のつながりです。断片的に覚えるのではなく関連して覚えていくことで脳に残りやすくなります。そのために気になることがあったらすぐに調べ、そして得た知識を興味深いと無理やりにでも思い込むことにしていました。そしてある程度知識が固まったら、これまたとことん過去問演習です。脳はインプットとアウトプットを繰り返すことで知識を定着させていきます。そのアウトプットの過程で課題が見えてきたらそれを埋める、たったそれだけのことです。
僕の勉強法を紹介はしましたがこれはあくまで一例で、勉強の進め方がわからない人のための入門みたいなものです。大事なのはその先人たちのやり方から自分なりの方法を見つけることです。すべてのやり方がうまくいくとは限りませんが、試行錯誤を繰り返しながら効率の良い勉強法を見つけることも受験の醍醐味の一つなのではないでしょうか。
■東進東大特進コースについて
基礎レベルの参考書は2周以上。
古典は過去問演習、現代文は林修先生の講座。
世界史漫画は一番最初に必ず読むべき(できれば2社以上読むとよい)、おススメは集英社と学研。
秋ごろまではセンター向けの勉強で十分。2次にもつながる。
教科書と市販のセンター対策テキストで十分満点取れる。
■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。
受験とは面倒くさいものです。でもどうせやるからには楽しんでやりたいですよね。だからと言って勉強自体を好きになることなど遊び盛りの高校生には至難の業! ならば考え方を変えて、受験をゲームに例えてみるとなかなか面白いもんですよ。自己ステータスを正確に把握してどの能力値を伸ばせばよいかを考え、それに応じたプランを立てる。そして日々の勉強という退屈な経験値稼ぎを経て成長し、入試というラスボスを倒す。割とポケモンに似てる。遊びみたいに考えないと正直やってられませんよ、受験なんて。とにかく楽しむ、これが大事。あとは体調に気を付けましょう。無理して風邪をひいて寝込むのは逆にタイムロスになります。自分の体調と相談して事を進めるのも受験に必要な能力の一つであることも忘れないでください。なんだかんだ受験は辛いものですが人間的に大きく成長できる期間でもあります。未来の自分への投資と考えてのりきってください。応援しています。