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長野県 県立 長野高等学校 卒
東京大学 文科一類

松澤 翠子さん

■センター試験得点 793点/900点

■センター試験得点選択科目

前期試験得点
(自己採点)
  英語   数学   国語   世界史   地理  
開示得点 72 62 55 30 30 =249/440点
自己採点 81 56 58 30 28 =253/440点

■受験した感触・・・ 社会で完璧にやらかした。他教科ももっと取れたはず。

  第1回(6月) 第2回(8月) 第3回(10月) 最終(1月)
東進ハイスクール
東大本番レベル模試
志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定
文科一類 E 文科一類 D

早期スタート

■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。

 高校1年の時に東進に通いはじめ、校舎長と進路について相談するうちに東大受験を意識するようになりました。受験勉強にあたって「うまくいったこと」と「うまくいかなかったこと」をまとめたいと思います。

うまくいったこと

  • 早期スタート

1年の秋から東大受験に向けた勉強を始めました。比較的早いスタートだったのではないかと思います。このメリットは主に2つあります。

1つ目は、難易度の高い問題に取り組む時間を増やせることです。得意科目である英数の基礎固めを2年の6月までに終えました。応用問題や過去問演習などを本格的に行える期間が短くならないように、とにかく早く予習をし、実践的な力を習得する期間をのばすとよいです。

2つ目は、勉強以外の活動との両立がしやすいことです。比較的時間に余裕のある1年次に貯金をしておくと、2、3年次はそれを使いながら勉強以外の活動に打ち込めます。実際、私は2年の12月に引退するまでほぼ毎日部活動をし、3年の10月まで生徒会活動を行っていました。高校生だからこその経験を十分に得るためにも早めに学習を進めましょう。

  • 傾向と対策

東進での学習の中で、この点を最も意識しました。傾向が分かっていると学習の方針が立てやすいし、必要な知識を適当に使うことが出来るようになります。1、2年次の授業では似たようなワードが出たら、集中するなどしてみてください。また、過去問演習講座や志望校別単元ジャンル演習講座では、加点ポイントを細かくチェックすることで、傾向をより具体的に知ることが出来ます。解説はできる限り細かく読むことをおすすめします。


うまくいかなかったこと

  • 苦手科目の克服

私は世界史が苦手でした。対策が遅れたことと、自分にとって効果的な学習方法がなかなか見つからなかったことにより、お恥ずかしながら3年の10月までほぼ暗記できていない状態でした。教科書や用語集をひたすら読んで、少しずつ点数が上がったものの共通テストの結果はさんざんでした。その後、第一志望校対策演習講座を片っ端から行い、何とかそこそこの解答を作れるようになりました。苦手な教科はそもそもあまり好きではない教科であることが多いと思います。しかし、後回しにしていると私のように受験直前に1教科ばかり勉強する、典型的なダメなパターンになりかねません……。苦手意識を持ったら、すぐに勉強の方法や量を変えるなどの対応を取りましょう。

  • 規則正しい生活

早寝早起きが全くできていない高校生活でした。ついつい徹夜してしまうことも多く、規則正しい生活リズムを保てなかったことが残念でした。体を壊すと治るまでの時間がロスになります。健康的な生活を送りましょう。

■東進東大特進コースについて

 東進ハイスクールに通ってよかったと、思うことは主に3つです。
 1つ目は、神授業がいつでもどこでも見れることです。地方の学校に通う私にとって、全国トップレベルの授業を地域の制限なく受けられることは本当にありがたいことでした。また、自分の予定に合わせた学習計画が立てられるので、勉強以外の活動との両立もしやすかったです。
 2つ目は、添削付きの演習が充実していることです。添削指導で自分の弱点を把握したり、たくさんの問題に触れる中で自分なりのパターン化をしたりできたことが、記述力の向上につながったのではないかと思います。
 3つ目は、東進スタッフのサポートです。校舎長や担任助手が親身になって勉強方法や進路について相談にのってくださったことが大きな支えになりました。また、週に1度のチームミーティングは、登校の習慣化や情報収集だけでなく、友達と話すことで精神的安定にもつながりました。
 東大特進コースを初めて知ったのは、3年の夏でした。東大志望の生徒が教室いっぱいに集まった時の独特な雰囲気に圧倒されたことを今でも覚えています。また、東大特進コースの校舎は普段の何倍もの緊張感がありました。所属されている方は積極的に活用するとモチベーションアップにつながるのではないかと思います。地方の生徒も東大特進コースの授業で東大志望の頭のよさそうな人たちに囲まれる体験をしておくと、モチベーションの維持や入試の際の場慣れにつながると思います。

■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。

 受験勉強は確かに大変です。実際白髪が一気に増えるなど、ストレスはかかっていたと思います。しかし、そうした辛さは新たな知識を得る面白さや良い結果が出たときの嬉しさで上書きされ、今振り返ると案外楽しい期間だったなと思っています。入試が終わった後、「やりきった」と思えるよう、1日1日を大切に過ごしてください。