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東京都 国立 筑波大学附属高等学校 卒
東京大学 文科三類

松田 遥真さん

■センター試験得点 739点/900点

■センター試験得点選択科目

前期試験得点
(自己採点)
  英語   数学   国語   日本史   地理  
開示得点 73 35 68 36 46 =258/440点
自己採点 75 33 69 33 44 =254/440点

■受験した感触・・・ 数学計算ミス連発でガン萎え、二日目覚醒を祈る。

  第1回(6月) 第2回(8月) 第3回(10月) 最終(1月)
東進ハイスクール
東大本番レベル模試
志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定
文科三類 C 文科三類 C 文科三類 C 文科三類 A

スロースタート

■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。

受験動機と時期

 私は中学生のころ勉強が得意だと感じたときから漠然と東大を意識しはじめ、高校に入学してからは東大を強く意識するようになりました。私は大学受験に関してどんなに成績が振るわなくても、東大以外の大学を考えたことはなく実際に東大以外の大学には出願をしませんでした。しかしそんな意識とは裏腹に、高校入学後は塾には入らず、学校の授業はほとんど寝るという怠惰な日々を過ごし、加えて野球部に所属していて部活に時間を取られていたため、勉強に取り掛かり始めたのが高校二年生の1月、本格的に受験勉強を始めたのが部活引退後の高校三年生の7月という一般の東大受験生と比べてかなり遅いスタートとなりました。私がこの短期間でどのように勉強したのかを科目別に紹介し、同じく部活等でスタートの遅くなった受験生の参考になればと思います。

科目別

  • 英語

英語は私が最も苦戦し最も成長した科目でした。東大模試以外の模試でも平均点を下回るくらい苦手な科目で、高3の勉強時間の3分の1ほどを占めていました。英語は最も波の小さい科目であり、東大合格者は皆英語で高得点を取るため、英語の安定は合格に不可欠です。私が過去問や模試で英語の点が伸び始めたのは共テ後だったので最後まで辛抱強く取り組むことが大切だと思います。

  • 数学

数学は得意だったわけではありませんが、好きな科目ではあったのでストレスなく学習することができました。高2冬の時点では基礎すらできない状態だったため、夏休みまでに基礎固めを終わらせて、夏休み以降に発展問題や過去問演習に取り掛かりました。お世話になった青木純二先生もおっしゃっておりますが、数学で大切なことはいかに解き方の発想の引き出しを開けるかだと思います。問題演習を積み重ねて様々な解き方を身に着けることが数学の成長につながりました。

  • 国語

国語は、私自身読書が趣味であったこともあって比較的得意な科目であり、点数も安定してとれていたため最も勉強時間は少なかったです。現代文は林修先生の授業で解き方を知るだけで問題が解きやすくなりました。一度でいいので授業を受けることをおすすめします。古文・漢文に関しては単語と文法を一通り暗記し、過去問演習を繰り返すことで着実に点は取れるように成長していきました。

  • 日本史

日本史は一番が学習が楽しかった科目でした。私はひたすら教科書を読み込んで過去問を解くということを繰り返していました。歴史系の科目は最初は大変ですが、学習を重ねるにつれ理解が深まり楽しく勉強できる科目だと思います。山中裕典先生の授業で論述の書き方を教わり、問題の見え方が変わりました。東大の日本史は資料が多く、独特な問題なので授業を受けることは大きな価値があると思います。

  • 地理

地理は最も得意な科目であり、模試でも(おそらく本番でも)大きな得点源となりました。東大の地理は教科書に載っていることだけでなく幅広く出題される傾向にあるので、徹底的な過去問の分析、資料集等の確認、日ごろからのニュースへの関心が重要です。特に過去問演習講座の山岡信幸先生の解説授業は問題の解答だけでなく、付随した様々な知識も解説してくれるので、地理の学習に大いに役立ちました。

■東進東大特進コースについて

  • 過去問演習講座

添削による客観的な評価が得られるうえ、採点基準の目安もわかるため、答案作成に大いに参考となりました。また、解説授業はどの先生もわかりやすく解説をなさってくれて、その問題以外にも役立つような知識を提供してくれるため、ぜひ受講してほしいです。

  • 数学の真髄(東大特進)

青木先生による授業は教科書にないような新たな角度でのアプローチを学べるため、独学で学習してる人にも一度は受講してほしいです。

  • 東大現代文(東大特進)

林先生の授業を聞く前と後では答案が大きく変わると思います。雑談も面白く受験期の楽しみにもなるのでぜひ受講をおすすめします。

  • 東大日本史(東大特進)

山中先生の図解板書はとても分かりやすく、論述の書き方は山中先生のおかげで上達することができました。受講して損はありません

■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。

 私が受験を通して感じたことは、周りの環境がとても大切だということです。切磋琢磨しあう仲間がいることで刺激にもなりますし、情報交換や質問をすることもできます。東大受験は一年あれば間に合います!受験生の皆さんもともに高めあう仲間を見つけ最後まであきらめずに頑張ってください!