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埼玉県 県立 浦和高等学校 卒
東京大学 文科三類

福田 凌太郎さん

■共通テスト得点 890点/1000点

■共通テスト得点選択科目 世界史 日本史 生物基礎 地学基礎

前期試験得点
(自己採点)
  英語   数学   国語   世界史   日本史  
開示得点 82 11 60 41 37 =231/440点
自己採点 85 10 70 45 40 =250/440点

■受験した感触・・・ 受かったかどうかは五分五分だな、と感じた。難しかった。

  第1回(6月) 第2回(8月) 第3回(10月) 最終(1月)
東進ハイスクール
東大本番レベル模試
志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定
文科三類 C 文科三類 C 文科三類 B

気合が大事

■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。

 東大の受験勉強に本格的に取り組み始めたのは恐らく高2の春休みからです。高2の11月の修学旅行が終わってから本格的に始めるつもりではいたんですが、趣味が楽しすぎてやる気がおきませんでした。怠惰です。高1、高2は本当にずっと遊んでいて、勉強した記憶がないです。英語だけは趣味だったから単語帳や長文を解くのは続けており、これはもしかしたら勉強だったのかもしれないです。各教科の勉強などを書きます。

各教科の勉強

  • 国語

現代文は基本的に東大特進の林修先生の授業を中心に対策をしていました。加えて私は趣味が読書であったこともあり、現代文はそこまで苦ではなかったので、読書はおすすめです。古典は学校の授業でセンター試験の過去問や東大含めた難関大学の過去問を解くことを通じて勉強していました。それと東大特進の授業ですね。古文の単語帳は通学時に回して覚えると良いです。意外と覚えた気になっている場合もあるため、定期的に回すと効果的でしょう。過去問は暇なときに10年分くらい解きました。国語の勉強をするなら現代文より断然古典です。そこまで優先度は高くないかもしれませんが、ある程度基礎を固めたら演習を沢山しましょう。

  • 数学

苦手を克服することが出来ないまま合格してしまったため、あまり助言はできません。私は本当に苦手だったのに、問題集を開いたくらいしか、自分で勉強をしていません。東大の過去問も参考書を通じて少しやったくらいで、去年の過去問で1完2半くらいできてしまったせいで慢心してしまいました。文系でも合格を確実にものにするためには、数学の基本的な解法がすぐ頭に浮かぶくらいには演習を続けるのが良いと思います。数学が0点でも他教科だけの点数で受かるくらいの実力をつけるのを目標にするに越したことはない(実際私はそれを目指しました)ですが、やはりそれなりに難しい問題を継続して解くべきです。

  • 英語

英語は一番得意でした。単語帳は1学期までに一通り覚えて、あとは英文解釈の問題集で和訳を鍛えたり、英作文の問題集で和文英訳を鍛えたりなどしていました。また、リスニングは沢山やると良いです。私は登下校時にシャドーイングをしていたおかげでそれなりに英語が聞こえるようになったからおすすめです。時間があるうちはディクテーションなどをすると更に伸びそう。東大の過去問は25年分解きましたが、近年の傾向と変わっていないのは直近5か年くらいですので、それらをしっかり解けばいいと思います。英語は継続で点数を伸ばせるので頑張るのが吉です。

  • 日本史

日本史は本当にやる気が出なくて、3年生の9月くらいにようやく勉強を始めました。教科書を一通り読んだあとは参考書を回しました。あとは東大特進の授業をめちゃめちゃ真面目に受けました。近現代史が一番きついので、ちゃんと2年生のうちからコツコツ学んでいればまあ解けるようになります。

  • 世界史

流石に得意でした。教科書は結局読まなかったです。詳細な参考書と『世界史 一問一答』(東進ブックス)を使えば大丈夫です。過去問は限りなく解きました。過去問と同じテーマの出題は割とよくあるから、世界史を得点源にしたいなら絶対に過去問を沢山解きましょう。以上。

気合

 受験は半分はメンタルで決まります。周りの人に自分は落ちるはずがないということを伝え、それに見合う実力をつけるべく気合で勉強を続けましょう。気合があれば何でもできます。

■東進東大特進コースについて

東大特進

  • 「東大現代文」(林修先生)

東大現代文の対策はこの授業で十分にできました。論理的に答案を作成する能力を養うことができ、本番で良い答案が作れたのはこの授業のおかげだと思います。

  • 「東大古文」(栗原隆先生)

基本的なところから学ぶことができ、幅広い時代の古文の読解が学べます。良い。

  • 「東大への数学」(松田聡平先生)

私は数学を大の苦手としていましたが、解法を載せた先生自作のカードなどを通じて、少しずつ実力がつきました。

  • 「東大日本史」(山中裕典先生)

東大日本史の難しいところをわかりやすく解説しており、本番にもよく生かされたと思います。

東大本番レベル模試

 返却が早いのでなるべく早めに復習すべし。

■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。

 入試直前期には、勉強はもちろんのこと、本番で100パーセントの力を出し切れるようにする策を練るべきです。特にメンタル面が大事で、共通テストも東大二次試験も2日間あるため、1日目の出来に引きずられて2日目のパフォーマンスに影響が出てはいけません。メンタルケアと十分な学習時間・睡眠時間を心掛けて合格をつかみ取ってください!皆さんなら余裕です。