■センター試験得点 点/900点
■センター試験得点選択科目 世界史 地理 物理基礎 化学基礎
前期試験得点 (自己採点) |
|
英語 |
|
数学 |
|
国語 |
|
世界史 |
|
地理 |
|
開示得点 |
80 |
+ |
32 |
+ |
78 |
+ |
34 |
+ |
25 |
=249/440点 |
自己採点 |
71 |
+ |
30 |
+ |
75 |
+ |
40 |
+ |
26 |
=242/440点 |
■受験した感触・・・ 数学と地理ができず、合格の手ごたえは無かった
|
第1回(6月) |
第2回(8月) |
第3回(10月) |
最終(1月) |
東進ハイスクール 東大本番レベル模試 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
文科一類 |
C |
文科一類 |
C |
文科一類 |
D |
文科三類 |
E |
決してあきらめないで!
■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。
うまくいったこと
センター試験の模試を数回受けましたが、700点前後から点数が伸びず、センター本番1か月前から東大の勉強を全くせずにセンター試験に特化しました。特に理科基礎や社会に重点を置いて勉強をしたことで、本番では思ったよりも得点を取ることができて、センター利用で私立大学に合格することができました。この結果、センター試験終了時から東大2次試験まで、精神的に安定した中で東大の2次試験の勉強に集中することができました。
思うようにいかなかったこと
センター模試や東大模試など、勉強をしているのに成績が伸びず、焦りばかりが募りました。夏過ぎから周りの人たちは実力が上がってくるのに、私はそれについて行けない。そんな時に先生が「成績は階段式に上がるもので、成績が伸びない人は段の手前にいると思って、自分を信じて努力を続けてください」と励ましてくださり、勇気づけられました。
勉強方法について
英語
なるべく高2までに単語や文法など基礎となる力をつけておくのが理想です。英語は時間がかかる科目なので、なるべく早い時期から勉強を始め、得意科目にしておくと高3になってから有利です。ただ英語は怠けるとすぐ力が落ちる科目でもあるので、毎日長文の音読やリスニングなどを継続することがお勧めです。
数学
最後まで苦手意識のある科目でした。特にセンター試験の数ⅡBでは大失敗をしました。今から思うと網羅性の高い問題集を高2のうちにつぶしておけばよかったと後悔しています。東大の2次試験については、自習するだけでなくて、答案を先生などに採点していただくことで、自分の思い込みや抜けが発見されるのでお勧めです。
国語(現代文)
高3の夏ごろまでは成績が安定しない科目でした。今にして思うとただ感覚で解いていた気がします。東大特進で林修先生の授業を受けて、現代文は論理的な科目であり、決してセンスで解いてはいけないものだと学びました。自習するだけでなくて、答案を先生などに採点していただくことで、自分の思い込みや抜けが発見されます。
国語(古典)
古文の単語、漢文の句法を覚えれば東大の2次試験まで対応可能です。東大の2次試験については参考書よりも、過去問を丁寧に解いて復習することで、十分な力がついてくると思います。
世界史
荒巻豊志先生の授業を受けて歴史の流れを勉強するとともに、自分で選んだ網羅性が高く薄い参考書を何度も繰り返しました。私は社会科目の勉強が遅れたために、記述の勉強が秋以降になりましたが、できるならばもっと早く手を付けるべきだったと思います。
地理
私は文転だったため、学校で地理の授業を受けることができず、独学で勉強しました。網羅性が高く薄い参考書を何度も繰り返しましたが、最後まで苦手科目で、東大特進の授業を受けた方がよかったと後悔しています。
理科基礎(センター)
センターの成績がなかなか伸びなかった原因の一つが理科基礎でした。ただ勉強すれば伸びる科目なので、センター直前は過去問と問題集をやりこむのがお勧めです。
■東進東大特進コースについて
現代文と世界史で東大特進コースを利用しました。高校2年生の頃、これらの科目は自習で対応可能だと思っていましたが、東大特進の授業を利用することで、効率的に勉強することができました。試験直前にはスタッフの方に相談に乗っていただき、とても心強かったです。
- 現代文……昔から感覚で現代文を解いていましたが、林修先生から、現代文の解法には根拠があり、それにそった解答をしなくては点数が伸びないことを学びました。林先生の授業は論理的かつ明快で、不安定だった現代文が得意科目になりました。
- 世界史……荒巻豊志先生から、世界史を細切れの知識ではなくて、大きな時代の流れとして教えて頂きました。世界史は単なる記憶科目と思われがちですが、荒巻先生の授業を受けて、理解することが重要だと知りました。世界史が楽しくなり、今後も世界史の勉強を続けていきたいと思っています。
■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。
私の模試の成績を見てもわかるように、勉強量に応じて順調に成績が伸びてきたわけではありません。勉強してもなかなか成績が上がらずに、特に最後の模試は散々な出来でした。ただ今にして思うと、センター試験も東大2次試験も直前に力が伸びてきて、ぎりぎりで間に合った気がしています。受験勉強をしていると、どうしても焦りが先行して、空回りしがちです。模試の成績も大事ですが、成績が思ったように上がらない人は、自分の勉強してきたことを信じて、深呼吸してみてください。決してあきらめないで!