■センター試験得点 810点/900点
■センター試験得点選択科目
前期試験得点 (自己採点) |
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英語 |
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数学 |
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国語 |
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世界史 |
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地理 |
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開示得点 |
0 |
+ |
0 |
+ |
0 |
+ |
0 |
+ |
0 |
=0/440点 |
■受験した感触・・・ 数学があまり自信がなく、落ちた気がした。
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第1回(6月) |
第2回(8月) |
第3回(10月) |
最終(1月) |
東進ハイスクール 東大本番レベル模試 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
文科三類 |
C |
文科三類 |
D |
文科三類 |
C |
文科三類 |
C |
努力で自信をつかむこと
■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。
志望理由
高2までは一橋大学社会学部を志望していましたが、先生と相談して過去問の傾向や必要科目数を調べるうちに多教科の基礎が重要となる東京大学の過去問に魅力を感じ、高3の6月頃に志望校を東京大学の文科三類に決めました。決定時期が遅く学力的にも難しい選択だとは思いましたが、自分の決断に責任を持つことで受験勉強に身が入り、非常に充実した受験生の1年をすごすことができました。
うまくいったこと
1)モチベーション維持
東進の東大本番レベル模試などの冠模試で高い点数をとることを目標として勉強に取り組むことができたことは自分の自信につながりました。得意科目の世界史は自分で勉強方法を模索しながら取り組み、苦手科目の数学は自分の実力に見合った参考書や東進の講座を一日に進める量を決めて継続して取り組んだことが良かったと思います。
2)過去問学習
二次試験の過去問演習を行い、英語の問題形式や世界史の出題傾向などに慣れることができたので良かったと思います。合格点はほとんどとることができなかったのですが、過去問見直しノートに新しい知識や間違えやすい点を復習の際にまとめていたため、受験直前期に見直しやすかったです。
うまくいかなかったこと
1)バランスの良い勉強
高3の春は国数英社の基礎を満遍なく勉強できていたが、夏は得意科目の国語と英語を放置して世界史と数学に膨大な勉強時間を割いてしまったため、夏休み明けの冠模試では数学や世界史の成績があがったものの国語と英語は大幅に点数が下がり、秋以降は焦りながら勉強していました。目の前の苦手科目や重要度の高い科目に時間を割くのは良いことですが、得意科目に触れない時間が長いと不安要素が増えてしまうので、うまく計画を立てて満遍なく勉強してバランスよく得点することを目標にしてほしいです。
2)安定した成績をとること
前述のように教科ごとの勉強時間に偏りがあり、それに対応して模試の成績も上がったり下がったりを繰り返していました。模試ごとに一番成績の良い科目が異なり、合計点が良くても自信を持ちにくかったです。
教科別勉強法
- 国語……現代文は林修先生の授業と過去問演習を中心に、古典は知識を早いうちに固めて長文読解で理解を深めました。
- 数学……実力にあった参考書で定石を覚えて、志田晶先生の講座などで応用問題への向き合い方を学びました。
- 世界史……『荒巻の新世界史の見取り図』を参照しながら教科書を暗記し、過去問演習に力を入れました。
- 地理……共通テストやセンター試験の過去問で得た知識を地図帳に書き込んだり、資料集のコラムなどで出題されそうな話題をまとめたりしたのち、過去問演習を行いました。
- 英語……過去問の苦手な大問をといたり、リスニング対策で英語のYouTubeを見たりと自分に不足していると感じる分野を集中的に対策しました。
■東進東大特進コースについて
授業
独学では対策しにくいと思い、現代文・世界史・地理を中心に受講しました。自宅や最寄りの校舎で授業を受けることができ、予習復習に回す時間が多く取れたので良かったです。とくに現代文の林修先生の授業は今までの解答の導き方や、文章の読み方がいかに適当であったかが思い知らされ、論理的に文章を読み解く力が身につきました。
過去問演習講座
東進の過去問演習講座では11年分の東大の過去問が添削付きで演習ができ、すべての問題に取り組みました。充実した解説や先生方の解説授業のおかげで、むずかしい問題に心を折らずに向き合えました。添削の返却も早いため演習後の復習がしやすく、利用してとてもよかったと思います。
東大本番レベル模試
1年間に4回も実施されるため年間の勉強計画が立てやすかったうえに返却がとても早かったため、自己採点や所感と実際の得点や偏差値があっているかどうかを確かめることができ、その後の勉強のモチベーションにもつながりました。
その他
東大生のスタッフの方が受験校や勉強方法に悩んでいた時に面談で親身になって向き合ってくださったおかげで、自信をもって東大を目指すことができ、成績が低迷していた時期や受験直前にメンタルが弱くなった時にもたくさん相談に乗ってくださり、モチベーションを維持することができました。また、東進でライバルや友達が勉強しているのを見て自分を鼓舞していました。
■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。
二次試験が終わったときは問題が易化した割にあまり手ごたえがなく落ちたなと思ったのですが、合否にかかわらず東大を目指して試行錯誤しながら勉強を進めてきたことへの達成感が大きく、後悔することは少なかったです。東大本番レベル模試では総合点が安定せずに良い判定は出なかったのですが、自分が自信を持っていた科目の成績が上がったり、苦手科目でも健闘できたりした時は自分に自信をもつことが大事だと思っていました。どんな判定であっても、なぜその判定なのかを分析できればその後の勉強につながると思うので、判定に一喜一憂しすぎずに頑張ってください。