■センター試験得点 719点/900点
■センター試験得点選択科目
前期試験得点 (自己採点) |
|
英語 |
|
数学 |
|
国語 |
|
世界史 |
|
地理 |
|
開示得点 |
91 |
+ |
36 |
+ |
65 |
+ |
23 |
+ |
52 |
=267/440点 |
自己採点 |
90 |
+ |
45 |
+ |
70 |
+ |
25 |
+ |
30 |
=260/440点 |
■受験した感触・・・ 数学が二問解けたので感触はよかった。現代文の記述もうまくかけた印象だった。
|
第1回(6月) |
第2回(8月) |
第3回(10月) |
最終(1月) |
東進ハイスクール 東大本番レベル模試 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
文科三類 |
C |
文科三類 |
A |
文科三類 |
C |
文科三類 |
C |
帰国子女のための東大受験のすゝめ
■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。
はじめに
私は小5から中1までを海外のインターナショナルスクールで過ごしました。受験に際して自分と同様に英語が人並み以上にできる先輩の話をなかなか見つけられずに苦労したので、ここに記そうと思います。帰国子女以外の方でも、英語が得意だったり、教科の得手不得手に偏りがある方々の参考になればと思います。
東京大学を志した理由
開成高校に入学した私は、学友の多くが東大を目指していたのもありますが、やはり「日本一の大学」という魅力にひかれて東大を志しました。海外大学を志さなかった主な理由は、海外で日本語ができるより日本で英語ができるほうが有利だと考えたからです。
受験勉強を開始する前
英語の点数で成績を保っていたものの、数学や社会はとても苦手で東大レベルでは到底ありませんでした。実際、受験勉強を始めたころに受けた東大本番レベル模試では英語は80点だったものの、数学は10点、世界史は7点でした。ちなみに選択科目についてですが、私は文系で世界史と日本史を選択していましたが途中で自分が歴史を好きではないこと、暗記が得意ではないことに気づき高2で世界史、地理選択に変えました。今では地理は得意科目となったので賢明な選択だったと思います。もし選択科目に不満がある場合は受験勉強を本格的に始める前に思い切って変えるといいと思います。
東進での学習
数学が苦手だったので大吉巧馬先生の受験数学Ⅰ・A/Ⅱ・Bを受講しました。しつこいくらい丁寧な説明は数学が苦手な私にはありがたいものでした。また、古文にも苦手意識があったので的中パワーアップ古文を受講し、敬語の授業でその後の古文学習の基礎を築くことができました。
東進の良いところ
授業が自由に選べるので、得意科目に無駄な時間を費やす必要がありません。私は英語の授業をとらず、その時間を数学などに回せたことで効率的に学習を進められました。また、宿題などもないため必要な学習を進めたり、担任助手の方々と何を学習すべきか相談して決めることもできました。
後悔
最大の後悔は世界史を高3まで放置していたことです。苦手で嫌いだった世界史は講座をとる気にもなれず、高2まで逃げてしまっていたせいで、高3では学習時間の約6割近くを世界史にあてることになってしまいました。
よかったこと
高2の間に数学と古文を詰め込んだため、主要三科の基礎学習を早期に終わらせられたのはよかったと思います。これにより遅れていた社会の学習を高3の間に何とか詰め込むことができました。英語学習はあまりしませんでしたが、高速マスター基礎力養成講座で英単語は継続的に学んでいました。日本にいて英語を使わないと単語力は簡単に落ちてしまうので英語が得意でも英単語学習は継続することをお勧めします。
おわりに
英語圏に住んでいた叔父が英語が喋れるだけでは頭がいいとは言えない、という旨の話をしてくれました。東大は一教科だけでは受かりません。得意教科におごらず、苦手科目から逃げずに取り組むことが東大合格につながると思います。また、「現役生は直前まで伸びる」とよく聞きますが、これは本当です。私は第三回の東大本番レベル模試で16点だった世界史を最終では39点まで伸ばせました。最後まであきらめずにやりきることが大事なのだと思います。
■東進東大特進コースについて
受講講座
基本的にどの授業もとても質が高いです。各先生は個性的で授業も面白くもちろんわかりやすかったです。また、1.5倍速で視聴することで効率的に学習できました。受講においては一つ一つの講座をしっかり予習、復習することで定着させるのが大事だと感じました。私は講座の料金を把握して授業当たりの値段を考えながら受講し、その価格に見合った学習ができているかを常に自問自答することで無駄なく集中して受講することを意識できました。
担任助手の先生方、チーム・ミーティング
大学生ということで、年齢も近く同じような経験をしている人が多いため、とてもいい相談相手になっていただけました。具体的な問題の質問から学習方針の悩みまで、さまざまなことを積極的に聞いていただいたことで精神的にも大きな支えとなりました。チーム・ミーティングでは同じぐらいのレベルで志望校も同じ仲間たちと顔を合わせることでモチベーションも上がり、勉強をもっと頑張ろうという気持ちになれました。授業は一人で受けるため、たまにこうした集まりがあったおかげで受験勉強をすこしでも楽しくできました。
東大特進
私は東大特進を高3まで利用していなかったのですが、もっと早くから利用していればよかったと思っています。授業内容が受験に直結するという点でとてもいい授業をたくさん受けることができました。
過去問演習講座、その他添削講座
過去問演習講座はすべての年度において授業があり、とてもよかったので強くお勧めします。添削はもちろん役に立ちました。
■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。
東大受験は決して簡単なものではありません。文系なら社会を二科目仕上げなくてはならないし、全科目まんべんなくできなくては合格できません。特に苦手科目の勉強はとてもつらく、もう無理だ、と思ってしまうこともありました。しかし、最後まであきらめずに学習を続け、直前には大きく成績を伸ばすことができました。みなさんも苦手から逃げず、絶対にあきらめない気持ちをもって東大を志してください。きっと合格以上のものが手に入るはずです。