■共通テスト得点 887点/1000点
■共通テスト得点選択科目 世界史 地理 生物基礎 地学基礎
前期試験得点 (自己採点) |
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英語 |
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数学 |
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国語 |
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世界史 |
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地理 |
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開示得点 |
88 |
+ |
30 |
+ |
75 |
+ |
40 |
+ |
31 |
=264/440点 |
自己採点 |
85 |
+ |
21 |
+ |
62 |
+ |
38 |
+ |
26 |
=232/440点 |
■受験した感触・・・ マジで終わった……
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第1回(6月) |
第2回(8月) |
第3回(10月) |
最終(1月) |
東進ハイスクール 東大本番レベル模試 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
文科一類 |
B |
文科一類 |
B |
文科一類 |
B |
文科三類 |
C |
あきらめない
■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。
高校2年生の春に「ドラゴン桜」を見て東大受験を決意しました。人よりも早くから受験勉強を始めようと思い地元の東進に通い始めたものの、部活で疲れて集中力がない状態のまま受講をする生活を冬まで続けていました。1年前の「共通テスト同日体験受験」で圧倒的E判定を叩き出し(おそらく合計50%くらい)、東大は絶望的だと周囲に思われた私の合格体験記が逆転合格を狙う全受験生にとっての一助となることを願ってやみません。
私が東大を目指す東進の後輩に意識してほしい心がけは「センスがないことを言い訳にしない」です。東大文系は日本の文系で最難関です。過去問を見てみると全くわからない問題が並んでいます。自分は高2までは「東大本番レベル模試」を受けてわからない問題にぶつかると、すぐに「これは無理だ」「しょうがない」などと言い訳をし、一向に成績が上がりませんでした。このままではダメだと思い、高3から今までセンスがないという理由で諦めてきた問題の解法や思考のプロセスを言語化しました。以下に、効果が顕著であった数学と英語について具体的に説明します。
まず数学について。数学は最初の5分で正しい解答の方向性を導くことが大切だと思います。そのために過去問を解き、「自分がどう考えたか」と「模範解答がどう考えられているか」を照らし合わせ、ズレていた時はなぜズレていたかを徹底的に分析しました。このようにして初見の問題に対してのアプローチを外さない練習をしましょう。1年あれば安定します(本番は計算ミスや時間配分ミスをしたので、数学力だけでなく得点を最大化する練習も欠かさないようにしてください)。このときに東進の「過去問演習講座」の松田聡平先生のファーストインプレッションの独り言は非常に役立ちました。ありがとうございました。
次に英語について。一見、東大英語で数学のようなセンスが問われる大問はないと思うかもしれませんが、実は沢山あります。特に2Aの自由英作文では必要になります。自由英作文は、問題文を見て何を書こうか考えてたまたま思い付いた内容を書くと12分〜15分ほどかかります。しかし、時間が厳しい東大英語では英作文に使う時間は限られています。そこで私が実践した方法はアイデア出しを構造化することです。具体的には「対比」「抽象具体」「譲歩」「背景記述」などの中から何を使うかを瞬時に見極め(50回練習すれば楽勝になります)、それに当てはめて簡単な単語で書きたいことを整理しながら箇条書きしていくことです。この練習を年間を通して100回ほど練習したおかげで本番では5分程度で書ききれました。ぜひ実践してみてください。
■東進東大特進コースについて
東大本番レベル模試
なんといっても返却の素早さが魅力です。自分の記憶が明確なうちに自分の思考のプロセスと解答解説で提示されている思考のプロセスとのズレを減らしてください。東進の先生の解説授業はズレの修正を助けてくれます。実際、初見で全くわからなかった問題も東進の授業のおかげですんなり理解できました。特に松田先生の最初の独り言は素晴らしいです。未来永劫残してほしい。
チームミーティング
自分より遥かに高い点数を取ってくる同じ校舎の人と勉強法や意識していることについて話し合うのはいい刺激になり、モチベーションの維持につながりました。特に夏休み明けの模試でA判定をとったらお菓子を奢ってくれるというちょっとしたイベントはとてもいい起爆剤になり、夏休みに長時間集中して勉強できました。担任助手の先生ありがとうございました。
東進リスニングアプリ
雑音がひどいといわれている東大リスニングにとって、このアプリは必須です。私はこのアプリを毎日通学中や勉強で疲れたときに使っていました。このアプリを基準にリスニングを練習することで、聴く力と問題に答える力が一気につき、リスニングが得点源になりました。8月の模試の雑音付きリスニングではさんざんな結果でしたが、本番では満点を取れました。このアプリの他に、駒橋輝圭先生の東大特進の授業も定期的にリスニングを実践形式で行ってくれたのでリスニング力の維持につながりました。ありがとうございました。
■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。
後輩たちに伝えたいことは、最後まで諦めないでということです。私は11月以降、メンタルが落ち込んでしまい共通テスト前日までほとんど勉強できませんでした。こんなに勉強できない人間に東大に受かる資格はないと思う時もありましたが、1年毎日「東大合格する!」と書いてきたことが自信となり、なんとか実力を出しきれました。自信をつけるための習慣も取り入れられると理想的ですね。