■共通テスト得点 944点/1000点
■共通テスト得点選択科目 物理 化学 地理
前期試験得点 (自己採点) |
|
英語 |
|
数学 |
|
国語 |
|
物理 |
|
化学 |
|
開示得点 |
81 |
+ |
46 |
+ |
49 |
+ |
39 |
+ |
19 |
=234/440点 |
自己採点 |
75 |
+ |
50 |
+ |
50 |
+ |
35 |
+ |
25 |
=235/440点 |
■受験した感触・・・ うまくはいかなかったけどぎりぎり大丈夫かな……?
|
第1回(6月) |
第2回(8月) |
第3回(10月) |
最終(1月) |
東進ハイスクール 東大本番レベル模試 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
理科一類 |
A |
理科一類 |
A |
理科一類 |
A |
理科一類 |
A |
先取りで逃げ切る!
■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。
私が東進に入学したのは中学生になる直前で、それから高3になるまでの6年間常に東進をメインにして勉強してきました。小学校からエスカレーター式で中学に入ったので中学受験は経験しておらず、高校受験をして岡山朝日高校に入学しました。中高一貫校ではなく、また公立だったため、東進で中学の頃から先取り学習を進めていました。先取りの内容は主に数学で、中学の頃からたくさんの授業を受けました。数学の才能が絶望的に無く、こんなに先取りをしていても本番まで苦手科目のままでした。物理と化学も数学と同じように苦手で、この二つも先取りと演習の積み重ねでなんとか耐えられるようになりました。先取りで中学や高校の前半に差をつけることができたおかげで、高三になってどんどん伸びる周りの受験生に追い抜かされながらもなんとか合格ラインをキープすることができました。実際高2の頃が1番偏差値や判定が良く、その後は下がり続けてしまいました。
英語
小学生高学年から英会話教室に通い始めました。中2の時に高速基礎マスターを4冠して、中2から中3にかけて英検準一級を取得するために勉強しました。3回もギリギリの点数で落ちてしまい、その度に英単語を勉強しなおしたので、中3までに大学受験に必要な英単語が身につきました。ここの時期に単語を何度も復習して長期記憶にできたことはとても良かったです。単語はできるだけ早く習得するのが良いと思います。
国語
得意な科目でした。林修先生の通期講座を2つと東大特進の授業を受け、現代文との向き合い方を学びました。古漢は文法や単語を高1と高2で固められたのが良かったです。古漢の知識は少ない時間で身に付けられ、国語の点数もかなり上がるのでないがしろにせず、早めに身につけたほうが良いと思います。
数学
1番の苦手科目でした。中学の間にⅠAⅡBを4周、ⅢCを2周するペースで先取りしていましたが、伸びるスピードがかなり遅く、苦労しました。過去問は20年分ほど解き、それらと東大模試はまとめノートをできなかったほぼ全ての問題について作っていました(直前期の時間がない時期は、解けるようになる見込みがない問題は軽く解説を読むだけでした)。どのような考えをすれば解法を思いつくことができたのか、なぜ解けなかったのか、どのような解法の選択肢を持っておくべきかなど、言語化しなければあまり身に付かないタイプだったので、それを各問題について書き、何度も見返しました。そのノートに以前書いていたことと繋がりがある問題がかなりあることに気付き、どのような考え方がよく使われるのかなども分析できて良かったと思います。
物理
苑田尚之先生の理系物理の基礎とハイレベル物理を受講しました。力学以外を高2が終わった後の春休みに一気に受講したのであまり理解できていなくて、4、5月にノートを見返しながら1つ問題集を解いて、どのような問題が出されるのかを知ってからまた復習しました。過去問は20年分ほど解きましたが、昔のはかなり簡単めなので東進のAI予測問題演習も活用しました。
化学
高等学校対応化学の受講を終えて、ハイレベル化学を半分受講し終えた後、高2の冬休みに簡単めな網羅系の参考書をほぼ1冊解き、概要を掴みました。その後ハイレベル化学を全て受講し終わり、もう1冊問題数の多い難しめの参考書を高3の冬休みに解きました。それによって見たことがある問題がかなり増えました。計算力が無く、解く時間もかかってしまうタイプだったので問題の見極めも直前期は意識しました。過去問は20年分ほど解きました。
■東進東大特進コースについて
東大特進コース
私はよく岡山から大阪まで授業を受けに行っていました。日帰り旅行のような感じで息抜きにもなっていました。東大受験生ばかりがいる環境に身を置くことも刺激になって良かったです。
現代文の解答はどう作るべきなのか、解答作成の姿勢を学ぶことができます。
エクストラクトという小テストで基礎事項の抜けを確認しつつ、予習問題と大テストと講義で二次レベルの問題を学ぶことができます。提出用の予習問題より簡単めな例題がかなりの数ついていて、それも予習の時に解くと全範囲の問題を抜けなく演習することができ、それも良かったです。
過去問演習講座
添削されて点数が返ってくるので合格最低点と比べながら進められるのがモチベーションにつながりました。国語の林先生や物理の苑田先生の解説授業が聞けるのほんとうに良かったです。また、受講者の得点の度数分布が見ることで問題の難易度を知ることができたのも良かったです。
模試
東大本番レベル模試は返ってくるのが早く、解説授業を聞くことができるのが良かったです。松田先生の数学と苑田先生の物理の解説授業をよく見ていました。
英数国で上位の成績に入ると決勝大会に行くことができます。私は共テの国語が得意なおかげで何度か参加することができました。普段なかなか会うことのない県外のすごい人たちと友達になることができ、また、次回も会うことができるようにモチベーションが高まるので本当に良い経験でした。
■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。
自己分析をして、自分に何が足りなくて、何をすればそれを補うことができるのかしっかり自分で考え、戦略を立てることで合格に大きく近づくと思います。成績が伸び悩む時でも、その原因と改善するための方法を考え、実行すれば、いつか必ず成績が伸びるようになると思います。大変で逃げたい時もあると思いますが、切羽詰まりすぎないようにはしながら、受験の時に、できることはした、と自信が持てるように最後まで頑張ってください!