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兵庫県 私立 神戸女学院高等学部 卒
東京大学 理科一類

林 優花さん

■共通テスト得点 968点/1000点

■共通テスト得点選択科目 物理 地学 政治経済

前期試験得点
(自己採点)
  英語   数学   国語   物理   地学  
開示得点 77 60 60 35 44 =276/440点
自己採点 70 40 55 30 40 =235/440点

■受験した感触・・・ 1日目で落ちたと思った。2日目でなんとかなってて欲しい。

  第1回(6月) 第2回(8月) 第3回(10月) 最終(1月)
東進ハイスクール
東大本番レベル模試
志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定
理科一類 A 理科一類 A 理科一類 A 理科一類 B

すべてを諦めない

■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。

 私は受験を理由に部活も行事も諦めたくなかったので、自分の都合を優先しつつ勉強もできそうだと思った東進に、高1の秋に入った。入学当初は物理化学選択で、実家からギリギリ通えそうな京都大学を目指していた。転機は高1の冬。学校の課題として受けた地学オリンピックの予選にとおり日本本選まで進み、そこで出会った人たちに刺激を受け物理地学選択に変えた。その後進振りに魅力を感じて志望校を東京大学に変更した。高2の夏休みは部活(←兼部していた)と文化祭準備で学校でほぼ毎日朝から夕方まで過ごしていた。高2の冬と高3の春は地学オリンピックの勉強に時間を使い、高3の夏休み明けから9月までは文化祭準備に追われていた。兼部していたどちらの部活も頑張り、高3では文化祭企画実行委員会の幹部として文化祭をつくり、学校生活を楽しみながら東大に合格できたのは東進のおかげで、とても幸せなことだと感じている。

勉強の大まかな流れ

  • 高2の秋まで 少し早く進んでいた学校の授業を真剣に受け、定期テストの勉強を行っていた。講座を受けていた。週6で部活をしていた。
  • 高2の冬から高3の春 部活を頑張りつつ、地学の勉強をしていた(ただし、それぞれの試験の直前一週間しか真剣に勉強しなかった)。高3の春は地学の合間に他の勉強もしていた。
  • 高3の夏休み前 講座を受けたり問題集を解いたりしていた。
  • 高3の夏休み 地学以外の過去問も解き始めた。一番余裕があったはずなのに、特に何かを頑張ったわけではないことを後悔している。
  • 高3の夏休み後〜9月 文化祭の準備を毎日していたが、終わった後東進には行っていた。
  • 10月 気象大学校の試験対策をしていた。
  • 11月〜12月 過去問演習やAI演習
  • 1月〜共テ 共テ対策をしていた。過去問、予想問題集などを解いていた。
  • 共テ後〜二次 過去問や模試の問題を解いていた。

各科目の勉強法

  • 英語 高3ぐらいまで副詞がわからないというレベルで文法ができなかったが、文章を読むことはできた。とりあえずたくさん文章を読んで、書いて、構文を覚えた。東進リスニングアプリの1.2倍速を通学中に聞いていた。文法は東大完成特別講座大問分野別対策でぎりぎり点が取れるようになった。
  • 現代文 幼い頃から本をたくさん読んできたので文章を読むということにそれほど苦労せず、共テ二週間前まで得意科目だった。共テ二週間前に初めて崩れ、模試の解答を分析して論理的に文章を読む特訓を慌てて行い、本番では自己ベストを取れた。
  • 古典 文法や単語の暗記を東大特進でもらった冊子を使って日常的に行っていた。時代背景や当時の常識なども学んだ。また、有名作品のあらすじを読むことで当時の作品のテンプレを頭に入れていたことが、共テでも二次でも読解の時に役立ったと思う。
  • 数学 とんでもなく苦手だったので人並みに点をとることを目指した。基本問題を確実にとるために計算練習を日々行った。できるだけ多くの問題に触れるために問題集を活用した。講座も積極的に受けた。
  • 理科 物理→講座と問題集で基礎固めをした後、AI演習や過去問を解いた。地学→地学オリンピック対策で知識の暗記、東大の過去問を高2の冬までにほぼやっていたので直前期は受けた模試だけ復習と教科書の覚え直しを行った。
  • 政治経済、情報 知識は教科書を読んで覚えた。基本教科書からしか出ないと思っている。

■東進東大特進コースについて

 私は東進以外の塾に通っていなかったので、東進のおかげで合格できたことは間違いない。その中でも大きな支えとなったコンテンツをいくつか挙げる。
  • 担任や担任助手、校舎のスタッフの皆様

学校生活、部活、行事、地学オリンピックなどを全て頑張りたいという自分の希望を汲んで学習計画を立ててくださった。特に担任助手の方は学校の先輩ということで、学校の特殊な面を把握して計画を立ててくださった。また、校舎の方々には、メンタルが下がり勉強が手につかなくなっていた直前期に何度も話を聞いていただき、とてもありがたかった。励ましていただけていなかったら、受験までメンタルがもたなかったかもしれない(笑)。文化祭にきてくださるなど、積極的に関わってくださったことも嬉しかった。

  • 東大本番レベル模試

なんといっても返却が早い。解いた記憶のあるうちに復習ができることで、模試を最大限活用できたと思う。定期的に自分の立ち位置を確認することで、出来ていないのに出来た気になることもなく伸びた部分も認識でき、正しい自己分析が出来た。模試を目標とすることで、勉強計画も立てやすかった。また、直前の模試は共テの点が(自分的には)良く、舞い上がっていた自分を現実に引き戻してくれたとてもありがたい存在だった。

  • 過去問演習講座

添削をしていただけたのがとてもありがたかった。添削で書いていただくアドバイスが励みになっていた。また、他の生徒との比較もあったことで、取るべきなのに取れていない問題や自分の得意分野などがわかり、自己分析にも役立った。地学も10年以上あった上、添削もしていただけるなんてとても貴重だと思う。東進の過去問演習講座のおかげで過去問を120パーセント活用することができた。

■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。

 やりたいことを諦めず全部やり切った最高の高校生活と東大合格のどちらも得ることが出来て、幸せだなと思っています。また、それを支えてくださった周囲の方々や友達、ありがとうございました。私が受験で一番焦ったのは東大入試2日目に受験票が見つからなかったことです。リュックの中身を全部出して発見しましたが、あの焦りは忘れられません(笑)。受験票はちゃんと確認しましょう!私のようにメンタルの弱い人は、ネガティブ思考になってしまっても大丈夫だと思って欲しいです。ポジティブになれなくても、手を動かしていれば力はついていると思います。
 入試まで(大変なのは身を持って知っていますが)頑張ってください!応援しています!