■センター試験得点 733点/900点
■センター試験得点選択科目
前期試験得点 (自己採点) |
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英語 |
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数学 |
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国語 |
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世界史 |
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日本史 |
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開示得点 |
88 |
+ |
40 |
+ |
40 |
+ |
27 |
+ |
36 |
=231/440点 |
自己採点 |
85 |
+ |
35 |
+ |
50 |
+ |
30 |
+ |
30 |
=230/440点 |
■受験した感触・・・ 全体を通して難しくなっていたが、全力は出し切ったつもり 合否は半々か
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第1回(6月) |
第2回(8月) |
第3回(10月) |
最終(1月) |
東進ハイスクール 東大本番レベル模試 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
文科三類 |
B |
文科三類 |
D |
文科三類 |
A |
文科三類 |
B |
受験を終えて
■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。
受験生活の流れ
もともと英語が好きだったので英語はなんとかできていましたが、数学が全くと言っていいほどできなかったので、高1では東大は志望していませんでした。そんな中コロナによる休校になり、一人の時間が増えました。これを機に何とか頑張ろうと思って数学の復習を重ね、高1で履修し終えたⅠAⅡBの発展の授業に何とか食らいついたためか、高2の終わりにはかなり実力が付いたと思います。しかし数学に時間を大量にかけたため社会に時間が回せず、高3からは社会と格闘することになりました。他教科も満足とはいいがたく、道が断たれたかのように感じていました。そのころ東大特進に出会い刺激的な授業を受け始め、火が付きました。東大特進の演習と復習、基礎事項の復習を繰り返してあっという間に本番を迎えました。
うまくいったこと
自分でもよかったと思うのは英単語の完全な習得です。一年、二年で単語帳2冊を固めました。そのおかげで成績安定につながりました。また、歴史では自分に必要なことを見極められたのが大きかったとも思います。もともと覚えるのが苦手なうえ、上記の理由もあり、人に比べると基礎が身についていませんでした。高3になり周りが高度なことをやる中、「自分には早すぎる」と我慢して基礎を重点的に確認しました。それが失点の最小化に貢献したと思います。一番大きいのは、自分なりのやり方に早くからこだわったことです。勉強して準備をし、願書を出して試験に臨み、合格するのは自分。それを意識してなるだけ他人にもたれかからずに「自分なら本番どうすべきか」にこだわりました。そのおかげか、本番はそこまで緊張しませんでした。
うまくいかなかったこと
先述した社会に関する時間配分です。もともと得意ではないなら時間はかけるべきなのですが、もともとテストがある科目として嫌い・苦手(東大特進の先生方のおかげで興味のある分野になりました)、その上数学の勉強がうまくいっていたこともあり、楽観的になり調子に乗っていたのだと思います。一応合格はしたものの時間配分は大事だなと痛感しています。また、人に志望を早くから言わなかったことも思い当たります。人にいえば退路が断たれますし、公的にもそのような人として扱われ、もっと情熱的に取り組めたかなとは思います。
■東進東大特進コースについて
現代文は林修先生の授業を利用していました。公式化をしても一般には通用しずらく、とはいえもともと解けるということがどういうことかもわからないこの科目で、明快で本質を突いた授業をされます。科目を超えた綺麗な頭の使い方に触れることができ、とても刺激的で楽しい経験ができました。しっかり理解し復習すれば相当な自信が付きます。古文は栗原隆先生です。ユーモアのある講義は楽しいのですが一番驚くのは体系化された知識です。普通にやっても身に着けにくいが基礎となる単語・文法を解説されます。授業を受ける前後では古文の見方は大きく変わります。
東大特進の青木純二先生の授業を受けていました。実験とそこから生まれる自然な解法を大切にされ、暗記が肝といわれる受験数学で一から考えさせる授業には毎回自分の考えの浅さを実感させられました。厳密な同値変形と存在条件を扱う講義は、最初は難しすぎるように見えても後でかなり自分を助けてくれます。
荒巻豊志先生の授業を受けていました。最初は全くついていけませんでしたが、次第に歴史を考える・記述する楽しみを感じていました。ご自身は「自分から世界史を教わったというな」と仰ったことがありましたが、第一問を中心とした東大対策、歴史の大枠の把握など、とてもためになったと思います。
山中裕典先生の授業を受けていました。どう答えてよいかわからない東大日本史に、具体化・抽象化を中心とする論理的な思考法で解答を導くやり方が分かり、とても有難かったです。知識不足の私には、荘園公領制などの知識の解説も貴重で何度も見直しました。
■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。
私が痛感したことは、「自分が受かる」ことを考え自分のやり方を貫くべきこと、意外とメンタル面の対策も重要であること、まずは見かけの難易度によらない基礎を固めるべきことです。もちろん学力以外の受験を通じて身につく力もあるとは思いますが、結局はまず受かるために勉強すると思います。そのため東大特進も利用しながら夢に向かって努力してください。応援しています。