■センター試験得点 825点/900点
■センター試験得点選択科目
前期試験得点 (自己採点) |
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英語 |
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数学 |
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国語 |
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物理 |
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化学 |
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開示得点 |
76 |
+ |
51 |
+ |
46 |
+ |
31 |
+ |
32 |
=236/440点 |
自己採点 |
75 |
+ |
60 |
+ |
50 |
+ |
30 |
+ |
30 |
=245/440点 |
■受験した感触・・・ 数学と国語に関しては自信あり。英語は直近では一番自信がなかった。物化はやれるだけのことはやったという感触。
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第1回(6月) |
第2回(8月) |
第3回(10月) |
最終(1月) |
東進ハイスクール 東大本番レベル模試 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
理科一類 |
B |
理科一類 |
B |
理科一類 |
B |
理科一類 |
A |
最後に信じたのは自分の努力
■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。
私が東大を志望校として意識したのは高校二年生の夏頃でしたが、東大を受けるのだという覚悟が決まったのは高3のかなり後半のことでした。
勉強に対する考え方
私は成績に関しては悩むことも多かったです。成績について悩みながら勉強していく中で意識していたのは、模試の結果に一喜一憂しないということでした。これは多くの学校や東進の校舎でも言われることかもしれませんが、そうはいっても判定等を気にしてしまうことも事実です。そんな中で、私が結果の代わりに意識していたのが自分の勉強量でした。東進では模試が一か月に一回程度の頻度であったので、模試と模試の間の期間を一区切りとして、受けた模試の反省から次の模試の目標を決め、その目標までに必要な勉強の計画を立てて、模試が終わったら果たして自分は目標に向けてしっかり努力出来ていたのか?ということを常に自分に問いかけていました。このサイクルを繰り返すことで、高3の後半には、今まで積み重ねてきた自分の努力に自信が持てるようになり、心の中に一つ折れない芯を持つことができたと思います。
各教科総括
私は文系教科が得意で理系教科がてんでダメという状態で理系になることを決めたので、理系教科の苦手克服には苦労しました。
- 英語:一時期英語に触れない時期を作ってしまい、それで成績がガクッと下がってしまったので、英語のサイトを学校の行き帰りに必ず読むようにしました。日々英語の文章を読み続けたことで、自分でも驚くくらい英語を読むのが速くなりました。
- 数学:まず高校二年生までに網羅系参考書をⅠAⅡBⅢまで最低でも章末問題は二周して、その後高3になってから問題集2冊を秋までに各三周してからそのあとに過去問演習、東大型演習に取り組みました。問題集では我流で解いていましたが、東大型演習と通じて受験の流儀に自分の解き方を順応させていきました。
- 物理:私は物理が大の苦手で、最後の最後まで放置してしまいましたが、共通テスト後の一か月半で集中して物理に取り組みました。それまでに問題集は一通りこなしてはいたものの、東大形式を解きまくることで、東大の問題になれることができました。
- 化学:化学は私にとってはなじみやすい教科だったので、高3の春ごろから問題集を解き始め、全分野三周しました。その問題集で一通り東大の問題を解く基礎が身についたことで、東大型演習で効率よく得点を伸ばすことができました。また、有機は構造決定の速度を維持するために毎日東大型の問題を一問解くことを高3の冬ごろからやっていました。
- 国語:東大特進の授業で問題で何が求められているのか、解答の仕方を言語化することができました。また、漢文は基本句形を覚えるのはもちろんですが、背景にある中国史の勉強をしたことで、問題の理解度が一段と深まりました。
■東進東大特進コースについて
主に宮崎尊先生の英語、青木純二先生の数学を中心に林修先生の現代文、栗原隆先生の古文、寺師貴憲先生の漢文、鎌田真彰先生の化学を必要に応じて受講しました。英語や国語の授業で今まで感覚で解いていた英語の解き方が言語化でき、成績に波がある状態から確実に点が取れるようになりました。数学では解法を導く過程を知ることができ、実際の自分の答案作成にも大いに影響を受けました。化学では苦手な分野を受講によって解決することができ、授業の先取りもできたことで、化学を得意分野に変えることができました。
私の成績の向上に一番影響を与えたのが東大特別演習です。まず自分が数理教科の中で一番得意だった化学を優先して終わらせたところ、如実に化学の問題がわかるようになり、その効果を確信して数学と物理にも取り組みました。東大特別演習の一番良いところは膨大な演習量が用意されているので、自習部分は何をすればいいか迷いがちである受験生にとって、何をすればいいのかわからないという状態に陥ることがないということです。私も高3の夏までは自分で何をやらねばならないかということを決めてましたが、これは一見自分の自由があるようで成績が伸びるもそのままになるのも自分次第であるという大きなリスクを背負い込むことでもあります。私は実際この裁量の大きさに参ってしまった時期がありました。受験直前期ならなおさらそうであると思います。しかし、東大特別演習をやっていれば直前期まで途切れることのない演習量が担保されているので、やることが明確化できて直前の精神の安定化に大きく寄与したと思います。
■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。
今から受験勉強を始めようとしている後輩の皆さんに一つ言いたいことは、睡眠をなめるなということです。一度二、三日ぐっすりと自分に必要な時間以上に寝てみてください。勉強のパフォーマンスが寝不足の時と比べて劇的に上がっていると実感できるはずです。焦っていたり、不安なことがあって多少睡眠時間を削ってでも勉強しようとしてしまうことがあるかもしれませんが、睡眠不足でパフォーマンスが落ちてしまえば、次の日の勉強が効果が薄いものとなってしまいます。くれぐれも睡眠不足の影響を軽視しないようにしてください。