■センター試験得点 856点/900点
■センター試験得点選択科目
前期試験得点 (自己採点) |
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英語 |
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数学 |
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国語 |
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物理 |
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化学 |
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開示得点 |
83 |
+ |
78 |
+ |
45 |
+ |
36 |
+ |
25 |
=267/440点 |
自己採点 |
75 |
+ |
75 |
+ |
45 |
+ |
28 |
+ |
20 |
=243/440点 |
■受験した感触・・・ 興奮しすぎていた。特に理科が崩れてしまった。
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第1回(6月) |
第2回(8月) |
第3回(10月) |
最終(1月) |
東進ハイスクール 東大本番レベル模試 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
理科一類 |
C |
理科一類 |
B |
理科一類 |
A |
理科一類 |
A |
常に一歩前進!
■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。
高1のとき、官僚を志して東大法学部を目指すようになりました。しかし、その後、縁あって苑田尚之先生のハイレベル物理を受講する機会があり、初めて自然科学の面白さに出合いました。後回しにするのも残念だったので、私は高3から理系に来ました。自分は理転という形になったので、一年強の間に数学理科を仕上げることが求められました。この点で自分の東大受験スタイルが、挽回を狙う人から、早く仕上げてリードしようとする人まで、多くの受験生にとって参考になれば幸いです。
~高3春
高2のころから東大本番レベル模試や東大入試同日体験受験に挑み、東大特進の授業に出たので、東大受験に向けて徹底的な内容の理解が最重要だと認識できました。どう勉強していけばよいのかが明確になり、この時期は物理と数Ⅲを中心に取り組んでいました。また高3春まではテニス部に所属していました。部活との両立に関しては、積極的に仮眠をとるなどして疲労から回復して勉強に集中できるようにしていました。
高3夏ごろ
高校範囲の内容を一通り網羅しきることを目標にしていました。
この必要性を感じたら、やはり環境を変えることが一番だと思います。私は中高通してある程度着実に勉強してきており、ある程度成果も出ていたので、自分はこのままでいいだろうと思っていました。ところが本番から逆算した期限に遅れていたので、9月以降は勉強場所を自宅中心から自習室中心へと移しました。その結果、予想以上に勉強量を増やすことができ、何とか最終期限には間に合わせられました。
今からでも遅くないので、少しでもより早くスタートをすることをおすすめします。私は、中学のころから数学と英語を先取りしたおかげで、高3ではあまり時間をかけることなく優位な立場で受験を戦えました。一方、理系としてはスタートが遅れていたので、最終的な演習量は劣ることになり精神的にも常に焦りと闘うことを強いられました。
高3秋
模試や過去問演習を中心に取り組み、理解が曖昧なところを固めていきました。この時期、宮崎尊先生のおかげで英語が急成長しました。またこのようなセット演習の機会は、自分の得点計画を具体化するのに役立ちました。
共通テスト対策
共通テスト本番レベル模試を通じて形式に慣れていたので、対策は12月最終週からはじめました。理科とくに化学が弱点であったこともあり、共通テスト対策は2次試験につながる基礎固め中心の勉強をするという方針をたてました。得点最大化のため、以下のように目的を掲げ、やるべき科目を集中的に強化しました。結果的に高得点につなげられました。
- 地理→90点前後で安定していたので、放置。他科目に時間回す。
- 数学、英語、現代文→いつも高得点の得意科目。本番でパニックになってもどうにかできるように、プロセスの検証を行う。
- 物理、化学、古典→伸びしろがある。2次試験にむけた基礎固めを集中的に行い、共通テストでのスピード向上と高得点安定化を目指す。
直前期
- メンタル面……焦りに負けずに「やれることは、毎日少しでも進歩しつづけることだ」と考え、曖昧だったところから逃げずに取り組んで、常に前進することを心掛けました。
- 得点計画……自分の得点計画のもと、伸びしろを感じた古典と数学を集中的に強化しました。現代文と英語はメンテナンスにとどめつつ、理科の時間戦略の改善と練習も行いました。
- 数学の急成長……確実に点数を取るために、はじめ各大問に5分ずつあててアプローチを考えてそのあとで戦略的に着実に完答を重ねる戦い方をとりました。過去問中心で勉強するうちに、考え方が洗練されて1月に急成長を遂げることができました。
■東進東大特進コースについて
東進・東大特進の先生方は、中身を丁寧に解説し、プロの頭の動かし方をみせてくれます。どう考えていくのか、どう勉強していけばよいのかが分かるようになると思います。私は物理(苑田尚之先生)、英語(宮崎尊先生)、古文(栗原隆先生)、数学(青木純二先生、志田晶先生)、現代文(林修先生)の授業のおかげで、はっと目覚めるような驚きや成長を実感できました。
東進の担任の先生との面談は、自分の現状と方針を言語化してとらえ直す良い機会になりました。担任の先生のコメントは、自分では気づいていない自分に気づかせてくれました。また東進には未来発見講座というコンテンツがあり、いろんな世界を垣間見れます。もし余裕があればお勧めします。
過去問は東進で過去問演習講座を利用していました。返却の素早さだけでなく期待以上のかなり丁寧な添削をしていただけました。解説授業も充実しているのでおすすめです。
また東大本番レベル模試という東進生なら手軽に受けられる模試のおかげで、目標のレベルを早期に知ったり形式に慣れることができました。
東大リスニングアプリはぜひ利用することをお勧めします。私はリスニングが苦手だったのですが、これのおかげで突然聞こえるようになる瞬間を経験できました。東大2次試験本番、私はあまり評判の芳しくない試験室にいましたが、このアプリの雑音の入り方とインド訛りの英語を経験していたので想定以上にクリアに聞こえました。
東大特進コースではとても優秀な東大生スタッフと相談できます。数学や理科のアドバイスをもらい、解く戦略面や勉強計画を改善できました。
■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。
私が2次試験までに間に合わせることができたのは、徹底的内容理解を心掛け、基礎(となる考え方と常識事項)をしっかり身に着けたことと、仕上げの時期に得点計画を練り得点の最大化を達成できたからだと思います。とにかく前者が必要なので、2次試験本番から逆算して期限を設け、早期スタートを切ることをお勧めします。また試験当日への体調管理とメンタル管理もうまくやれました。自分はどうしたら緊張を集中に繋げられるか、花粉症対策はどうするか、などを考えておくと良いと思います。
私の稚拙な文章を読んでいただき、ありがとうございました。皆さんの合格を全力で応援しています!!!