■共通テスト得点 887点/1000点
■共通テスト得点選択科目 物理 化学 地理
前期試験得点 (自己採点) |
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英語 |
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数学 |
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国語 |
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物理 |
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化学 |
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開示得点 |
62 |
+ |
50 |
+ |
50 |
+ |
43 |
+ |
27 |
=232/440点 |
自己採点 |
65 |
+ |
57 |
+ |
38 |
+ |
42 |
+ |
26 |
=228/440点 |
■受験した感触・・・ 数学と化学むずい。おまけに英語開始早々に鼻血でてきた。これは厳しいな。
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第1回(6月) |
第2回(8月) |
第3回(10月) |
最終(1月) |
東進ハイスクール 東大本番レベル模試 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
理科一類 |
A |
理科一類 |
B |
理科一類 |
C |
理科一類 |
B |
可能性は誰にでもある。
■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。
はじめに
私が東大を目指したきっかけは、中学生の頃の塾の先生や高校1年の担任から「特に目標がないなら東大を目指したらどうだ」と言われたことです。詳しく調べてみると進振りという制度があり、大学入学後も進路について考えることができるというところや多様な研究が行われている部分が魅力的で本格的に東大を目指すことにしました。しかし、東大の壁は高く、高1や高2の頃の模試の判定はDやEばかりでした。また、東進には高1の秋入学し、先取り学習に力を入れました。陸上部に所属し週5日の練習がありましたが、部活後に毎日東進に通いました。他の受験生より放課後の勉強時間が少なかったため、朝や昼休みも勉強にあてて、自宅受講やスキマ時間の暗記など効率的な学習を心がけました。
時期ごとの勉強法
- 高1:学校の授業を真面目に聞いて配られた問題集に徹底的に取り組んだ。
- 高2の春から秋:東進での先取り学習に合わせて問題集を活用して演習を行った。
- 高2の年明けから:東大対策の授業を受講し、受験勉強へと切り替えていった。
- 高3の春:東大対策につながるようなレベルの高い参考書を東進の授業と併用して解いた。
- 高3の6月:共テの過去問を5年分解いた。
- 高3のの7月と8月:東大の過去問を解いた。
- 高3の9月から:東進でAIを活用した演習が始まり、苦手科目の補強と得意科目の演習を通して二次対策に取り組んだ。また、たまに過去問や東大模試の過去問も解いた。
- 高3の12月:学校では本格的に共テ対策が始まったが、それ以外の時間は継続して東大の二次対策を行った。
- 高3の年明けから共テまで:共テ対策を7,8割くらいまで増やしながらも二次対策をちょこちょこと行った。
- 共テから入試まで:基本的に過去問や東進の演習問題を使って東大の二次対策のみ行った。私大の直前3,4日くらいはその大学の過去問10年分くらいに集中的に取り組んだ。
うまくいったこと
受験期のメンタルコントロール
受験直前になってくると落ちたらどうしようという不安が大きくなっていきました。本番最大限の力を発揮できなかったらほぼ確実に落ちるなというくらいの成績だと思っていたのでプレッシャーも感じました。しかし、家族や友達、東進の担任助手が支えてくれたり、一緒に話して息抜きをしたりしたのでそれほど深刻に悩むことはありませんでした。また、入試当日に向けては適度な緊張があるといいよと多くに人から言われましたが、私は本番かましてやるぞ!という挑戦する気持ちを持って過ごしました。そのおかげで入試ではほとんど緊張することなく、むしろ楽しむくらいの感覚で受験することができたのである程度実力を発揮できたと思います。
最後に
東大を受験するからと言ってなにか特別な生活をする必要はありません。実際、私は、公立高校に進学して高3の6月まで部活をしていましたが、効率的に学習を進めることで遅れを取らずに受験勉強に取り組むことができました。なによりも大切なことは東大に合格したい!という気持ちと自分を信じて努力を続けることです。
■東進東大特進コースについて
受講講座
東大の二次試験に必要な科目は基本的に全て受講しました。特に印象に残っているのは長岡恭史先生の数学の授業と苑田尚之先生の物理の授業です。長岡先生の授業は、当初は理解が難しい部分もありましたが、数学力が向上するにつれて理解が深まりました。一つの問題に対して様々なアプローチを考える視点を学ぶことができ、非常に有意義でした。苑田先生の授業では、物理の本質を重視する姿勢に感銘を受けました。基本原理を十分に理解し、それらを自由に扱えるようになることが真の物理の理解だと学びました。この授業を通じて、物理は暗記科目ではないという認識が深まり、入試では物理で大きくリードして合格できたと感じています。
過去問演習講座
東進の過去問演習講座は、単に問題を解くだけでなく、どの部分でどうして間違ってしまっているのかというような細階部分まで採点してくださり、さらに講師による分かりやすい解説授業が提供されました。自分の答案の誤りを細かく分析でき、解説授業を通して理解を深めることができました。
東大特別演習
個人の特徴に合わせた問題提示により、効率的に成績を伸ばすことができました。また、東大入試本番と同様の形式の問題が多く、実際の試験形式に慣れる良い機会となりました。
東大本番レベル模試
東進の模試は、他社と比較して返却が非常に早かったです。問題の記憶が鮮明なうちに復習に取り組めたのが大きな利点でした。
■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。
東大入試が終わった後は、最後までやり遂げたという安堵感がありました。同時に、家族や友人などが支えてくれたことに心から感謝しました。今思えば、よく受験勉強を続けられたなという感じです。そもそも学校に通ったり塾に通えることは必ずしも当たり前のことではありません。合格しなければというプレッシャーに押しつぶされるのではなく、周囲のサポートがある中で今勉強できていることに感謝し、「絶対に東大に合格してやる!」というモチベーションを保ち続けながら最後まで走りぬけて東大合格を勝ち取って欲しいです。応援しています!