■センター試験得点 740点/900点
■センター試験得点選択科目
前期試験得点 (自己採点) |
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英語 |
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数学 |
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国語 |
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日本史 |
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地理 |
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開示得点 |
76 |
+ |
26 |
+ |
51 |
+ |
44 |
+ |
40 |
=237/440点 |
自己採点 |
80 |
+ |
20 |
+ |
60 |
+ |
40 |
+ |
30 |
=230/440点 |
■受験した感触・・・ ちゃんと出来たと言える科目が一つもない。落ちただろうな
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第1回(6月) |
第2回(8月) |
第3回(10月) |
最終(1月) |
東進ハイスクール 東大本番レベル模試 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
文科三類 |
E |
文科三類 |
D |
文科三類 |
D |
文科三類 |
B |
継続すること、隙間時間を限界まで利用すること
■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。
私が本格的に受験勉強を始めたのは、高校3年生の春です。そして在籍高校は、公立高校。
中高一貫校生や私立生に気後れしている方がいれば、この体験記を読んで希望を持ってくれたらうれしいです。
高1,高2
定期テスト、模試の時に力を入れて勉強していました。3週間前くらいから自分で計画を立て、微調整を繰り返しながら復習と演習をやっていました。受験の際、先を見通して計画できるようになったのはこの時期のおかげだと思います。
吹奏楽部に所属し、高2の間は部長も務めていたため、まとまった勉強時間の確保は難しかったです。そのため、日々の授業や提出課題、小テストをしっかり対策することを心がけました(高3の後半はさぼり気味でしたが……)。一番効率よく基礎の基礎を固めることができると思うので、きちんとやった方が良いです。
また、高2の学期はじめは休校していたため、この間に英単語や古文の文法など、基礎を固めました。
高3
東進にお世話になり始めました。
英語
『東大英語総講義』を夏休み中に終わらせ、ひたすら過去問を解き、未演習の過去問がなくなった直前期は模試の過去問を解きました。英作文は学校の先生に添削してもらい、英語らしい簡潔な表現をストックしました。過去問演習と並行して、直前の模試で得点が悪かった大問の演習も繰り返しました。リスニングはなるべく毎日聞き、セットでシャドーイングをやっていました。英語を強化しておくと、私大受験でも有利になると思います。
国語
古典は、夏休み中から過去問を解き、得点源にしました(本番ではボロボロでしたが……)。現代文は、比較的得意だと思い本格的な演習は秋以降始めたのですが、得意だという錯覚が災いし、最後まで得点が安定しませんでした。錯覚から目覚めて以降は、林修先生の東大現代文を東大特進で受講し、構造的な読み方を意識して過去問を解きました。学校の先生にも指導を仰ぎました。一人での演習には限界があると思うので、積極的に頼ることをお勧めします。
数学
入学時に受けた共通テスト本番レベル模試の点数が酷く、一番時間を割きました。夏休みまでに志田晶先生の受験数学Ⅰ・A/Ⅱ・B(難関)を終わらせ、夏休み中は問題集で応用力を付けると同時に総復習を行い、過去問をひたすら解きました。演習時は、復習を重視していました。問題を解く→自己採点と解き直しをする→類題を解くという流れを過去問演習でも模試の復習でも徹底し、ノートにため込みました。理解の確認になるので、類題を解くことを心から勧めます。
日本史
夏休み中に通史を終わらせ、過去問演習を始めました。解いた過去問は学校の先生に添削をお願いしました。先生に見てもらうと、模範解答以外の正答を示してもらえたり、簡潔な文章を書けるようになったりとメリットがたくさんあるので、どんどん持っていくことをお勧めします。私は通史の確認が不十分で、共通テスト直前に苦労し、私大受験で足を引っ張られました。遅くとも夏休みまでには終わらせ、その後も何度か確認できると良いと思います。
地理
夏休みに問題集を終わらせ、過去問を解きました。並行して『東大地理問題演習』の各国地誌の章を解き、知識の強化をしました。なかなか点数が上がらなかったのですが、山岡信幸先生の授業をしっかり受講するようになって以降、点数が伸びました。また、東大地理と共通テスト地理は通ずる部分が多くあると思い、共通テスト対策にも力を入れました。
■東進東大特進コースについて
答案の返却が早く、授業もあり、過去問を解くうえでとてもお世話になりました。答案にコメントがついていることも多く、励みになっていました。
結果と分析が返ってくるのが早く、自分が解答に至るまでのプロセスを覚えているうちに復習を完了させることができました。解説も丁寧で、社会科目は解説を丁寧に読んで予備知識を吸収していました。判定については、あまり気にしないようにしていました。
高3まで独学で勉強を続けていたため、自分の受験勉強の方向性があっているのか常に不安でした。担任助手の方はいつも私の悩みに丁寧に応じて下さり、誠実な言葉で励ましてくださいました。最後の面談で圧力(語弊)をかけられたのも良い思い出です。圧のおかげで頑張れた部分も大きいと思います。
■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。
私が勉強において意識していたのは、継続すること、隙間時間を限界まで利用すること、の二つです。
平日と休日、長期休みでそれぞれ生活リズムを固定し、時間帯ごとに内容を決め、何も考えなくても勉強が開始できるようにしました。準備の時間や、駅まで歩いているときにはリスニングや社会科の授業を聴き、何もしていない時間を極限まで減らそうとしていました。
ここまで色々勝手なことを言いましたが、自分に合った勉強法というのは自分で見つけるしかないと思います。試行錯誤を続けながら、最後まで頑張りぬいて欲しいです。応援しています!