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実力講師陣による父母のための難関大合格講座レポート

安河内 哲也先生

ホンモノの英語力を、とことん楽しい授業で身につける、言語活動型授業のエクスパート。とにかく楽しくて成績が上がり、英語が大好きになる授業で全レベル、全年齢の生徒に大評判。リスニングや検定試験にも精通し、英語4技能の指導法を知り尽くしている。また、教員研修、大学の特別講義、企業研修でも英語を教えている。英語学習法関係のベストセラーも多数。まさにMr. 4Skills。

共通テスト突破のカギは正しい勉強法
英語が話せる人がまれな日本の英語教育

本日は、①英語教育の現状、②効率のよい英語勉強法、③お子さんのやる気を引き出す方法をお話しします。日本の英語教育の現状をみると、残念なことに、長年勉強しているにもかかわらず、わずかな人しか英語が使えるようになりません。ちなみに世界では、日本よりもはるかに習得率は高いです。

文部科学省の高等学校指導要領には、英語は4技能「聞く・読む・話す・書く」を融合的に指導するようにと記されています。一方、大学入学試験では、長い間1〜3技能のみが問われてきました。そのため、難関大学に合格しても、バランスのとれた英語力を身につけているとはいえないわけです。

これまでの思い込みとして、まず「読む・書く」をしっかりやって、「聞く・話す」はあとから取り組めばいい、という考え方がありました。でもこのやり方では、なかなか英語はできるようにはならないでしょう。4技能は融合的にやるのが一番伸びるのです。

グローバルを舞台に専門性を発揮する国際系学部・学科

日本人が見落としている点があります。それは、同じ内容の英語であれば、聞ければ→読める。話せれば→書ける。この点です。しかし、必ずしも読めれば聞けるわけではなく、書ければ話せる訳でもありません。だから、音を使った訓練を中心にすれば、4技能を高速で効率的に伸ばすことができるわけです。

さらに、文部科学省が国公立300校の高3生約6万人に行った英語力調査でも、話すことの重要性が指摘されています。スピーキングを取り入れている学校では、そうでない学校よりも、リスニング力で約1・4倍、リーディング力で約1・3倍スコアが高かったのです。

最近では、4技能を問う試験を出題する、あるいは資格・検定試験のスコアで出願できる大学も増えています。高校入試でも、東京都が公立高校の入試にスピーキングテストを導入します。

このような状況を踏まえ、将来も役に立つバランスのとれた本物の英語力を身につけ、入試もクリアできるプロセスをお話しします。

グローバルを舞台に専門性を発揮する
国際系学部・学科

日本人が見落としている点があります。それは、同じ内容の英語であれば、聞ければ→読める。話せれば→書ける。この点です。しかし、必ずしも読めれば聞けるわけではなく、書ければ話せる訳でもありません。だから、音を使った訓練を中心にすれば、4技能を高速で効率的に伸ばすことができるわけです。

さらに、文部科学省が国公立300校の高3生約6万人に行った英語力調査でも、話すことの重要性が指摘されています。スピーキングを取り入れている学校では、そうでない学校よりも、リスニング力で約1・4倍、リーディング力で約1・3倍スコアが高かったのです。

最近では、4技能を問う試験を出題する、あるいは資格・検定試験のスコアで出願できる大学も増えています。高校入試でも、東京都が公立高校の入試にスピーキングテストを導入します。

このような状況を踏まえ、将来も役に立つバランスのとれた本物の英語力を身につけ、入試もクリアできるプロセスをお話しします。

子どもをやる気にさせるには?さりげなく導く

最後に、お父さんお母さんが、お子さんのやる気をなくさせているのか、高めているのか検定してみましょう(右図)。

私は九州の田舎育ちで、父は線路を作っている会社のサラリーマン。私自身、高校時代はちょっと脇道に外れたりして、親の言うことを聞く耳はまったくありませんでした。親が強く言っても「はいはい」と聞く子はそうそういません。ただ、私が英語に取り組むようになった経緯を振り返ると、その原点には、父が映画館に「スターウォーズ」を観に連れていってくれたり、洋楽のLPレコードを買ってくれたりしたことがあります。子どもに興味が持てるように「ギンギラギンにさりげなく」が父親はいいと思います。

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