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Q

文化祭や体育祭の準備期間が重なって勉強に手が回らず、終わった後も文化祭の余韻から抜け出せずあまり勉強に向き合えていません。どうすれば意識を切り替えられますか。(高2・男子)【2021年11月】

A

文化祭や体育祭はゴール(期日・目標)があって、それに向かって努力しますよね。勉強も同じです。まずは、自分の目指すべきゴールを明確にしてみましょう。そのうえで、中間目標を設定することをおススメします。高2のこの時期であれば、「入試1年前」である来年1月の共通テストの目標点数を決めると良いでしょう。ゴールを明確にし、目標を設定して今すべきことを把握すれば、勉強へ意識を向けられるはずです。

1. 勉強にしっかりと向き合うためにすべき2つのこと

勉強に向き合えていないのは、目指すべきゴールが定まっておらず、なんとなく「勉強しなきゃ」と考えているからではないでしょうか。この状態から抜け出すために、まずは「共通テスト本番で何割以上得点して、○○大学に合格する」「○○大学に合格して、~を専攻して卒業後は△△として活躍する」など目指すべきゴールを設定してみましょう。将来の夢や大学でどのように過ごしたいかを考えて出てきた『ワクワクする気持ち』は、やる気の原動力となります。

しかし、目指すべきゴールが定まっても、具体的に何をすればいいかはわかりづらいかもしれません。そこで、最終ゴールの手前に「~月までに基礎を終わらせる」「次の模試でこれぐらい得点する」といった中間目標を設定してみましょう。そうすると、今すべきことが明確になり、日々の勉強の計画を立てられるようになって、なんとなく勉強するという状態から脱することができます。

2. 高2の1月が受験前の最初の勝負!

具体的には、高2の1月を中間目標に設定することをおススメします。高校受験の経験から、高3になってから、特に部活引退後から本格的に受験勉強を始めれば間に合うと思っている高校生も多いようです。しかし、大学受験は範囲も広く全国との戦いとなるので、高3スタートでは直前期に時間が足りなくなってしまいます。高2の1月の共通テストのタイミングが入試のちょうど1年前になり、受験前最初の大きな勝負です。

資料は、「合格大学グループ別入試本番1年前(高2の1月)の英数国得点」です。グラフから、難関大合格者は1年前の時点で高3の平均点を超えていること、高2の1月の時点で合格者と不合格者の間には50点ほどの得点差が存在していることがわかります。この資料から、高3になってから受験勉強を始めるのでは遅く、高2の1月が最初の勝負であると実感できるでしょう。そのため、上記の事実を踏まえて、共通テスト1年前にどのくらい得点するかの中間目標を立てて、そこから逆算して計画を立てて、今から勉強を進めていきましょう。君が受ける共通テストの英国数得点は600点満点です。

引用:東進タイムズ2020年12月1日号

東進では「冬期特別招待講習」を実施しています。大学合格に向けて「冬期特別招待講習」で今すぐスタートして、共通テスト1年前に目標点を取れるように勉強を始めていきましょう。

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