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受験についてのQ&A

Q

今年の共通テストの問題を解いてみたのですが、全然解けずに落ち込んでいます。今からどう対策すればいいですか?(新高3・男子)【2022年2月】

A

点数に一喜一憂してしまう気持ちもわかりますが、共通テストがどんなものかを知るだけで大進歩です。そして何よりも大切なのは、自分の現在の立ち位置を知り「あと何点必要か」という志望校までの距離を確認することです。主要教科の基礎を固めることを第一に、やるべきことを考えて全力で受験勉強に取り組みましょう!

1.自分の現在の立ち位置と志望校までの距離を確認しよう!

 実際に問題を解いてみると、点数で一喜一憂したり、解けないと不安になったりしますよね。本番で使用された問題なら尚更です。ただ、模試やテストの後は結果をもとに自分の今の実力を受け止めて、志望校合格に何が足りないかを把握することが最も大切です。今回であれば、「共通テストがどんなものか」を知って、合格するためには「共通テストであと何点取ればいいか」を確認することで、今後やるべきことが明確になります。また、全然解けなかったときは結果から目を背けたくなるかもしれませんが、しっかりと現実に向き合って、自己採点や問題の解き直しまで行うようにしましょう。自分の現在の立ち位置や志望校までの距離を正確に把握できたら、志望校合格のためにどのように勉強を進めていくのか計画を立てましょう。

2.主要教科の基礎を早期に固めよう!

ⅰ.英数国の主要教科は範囲が広く、共通テスト全体に占める得点の割合や国公立二次試験における配点が高くなっていることも多いので、受験勉強の土台といえます。現時点で英数国の基礎が完成していない場合は、早急に基礎を固める復習を行いましょう。

また、特に公立高校などでは、地歴や理科の学校の授業における全範囲修了が高3の秋や冬になることもあり、学習が後ろにずれがちです。地歴・理科の勉強時間を確保するためにも早期に主要教科を完成させるといいでしょう。

高3の夏からは全教科の過去問演習を行うために、夏前までには英数国の主要教科だけでなく地歴・理科も含めて全受験範囲を修了できているようにしておきたいですね。


ⅱ.次に、高2のうちに具体的に何をすれば良いのかデータをもとにお話しします。

主要教科の中でも早めに基礎を固めておきたい科目が、英語と数学です。多くの難関大合格者がこの主要2科目から受験勉強を始めていたことがわかります。(資料1)

大学受験における英語の基礎の目安は共通テストレベル。英単語なら1800語、英熟語は750語、英文法は750項目、基本例文300文をマスターしましょう。高2の3月時点での基礎力の有無によって入試本番の得点も変わります。ただし、リーディングと比較するとリスニングの得点差は小さく、リスニング力向上にはプラスの対策と相応の時間が必要と言えそうです。リスニングも早期スタートを意識したいですね。(資料2)

数学は、まずは数学Ⅰ・A/Ⅱ・Bの基本事項を完璧にしましょう。特に、他の単元との繋がりが強く、融合問題の多い「2次関数」「三角関数」「指数・対数関数」などの基礎知識を確認しておくことがおススメです。そして、理系であれば数Ⅲの範囲をできるだけ早く修了することが大切です。


資料1
資料2

3.「新年度特別招待講習」を利用しよう!

 自分ひとりでは、受験勉強を進めるのが難しい部分もあるでしょう。そういうときは、ぜひ東進の「新年度特別招待講習」に参加してください。「新年度特別招待講習」では、実力講師陣の授業を自分の予定に合わせて受講できます。共通テストを解いて苦手だと感じた範囲を克服したり、未修分野の先取り学習をしたりするのに活用してください。

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