二次試験を想定して、9月からは志望校に特化した対策に取り組んでいきましょう。過去問を解いたことで、問題の傾向だけでなく、自分の得意分野と苦手分野がはっきりしたはずです。苦手分野に対しては、その分野の復習を徹底したり類似問題を反復したりすることで、克服に努めましょう。また、得意分野は演習を続けて力を伸ばしていけば、得点源にすることができます。そのため、得意分野に関しても演習をおろそかにしないようにしましょう。国公立大学の場合は、二次試験は記述式の問題も多いので、添削を活用するのが有効です。過去問演習で見つけた傾向や自分の課題に合わせた対策をしていきましょう。
夏のうちに志望校の過去問を10年分×3周取り組んでおくことが理想です。ただし、夏休みの時点で合格点に届かないのは当たり前なので、点数を気にするというよりも、過去問の結果を分析して、苦手を克服していくことに焦点を当てましょう。また、二次試験の対策と共通テストの対策をどのくらいの割合で取り組んでいけばよいかわからない受験生も多いと思います。基本的には共通テスト1カ月前をめどに、共通テスト対策を再開し、出題形式に慣れ、試験本番の解く順番や時間配分を意識した対策に取り組んでいきましょう。ただし、共通テストの直前期でも二次試験の対策を完全には止めてはいけません。共通テスト後は速やかに自己採点を行い、私大・二次試験に向けた対策を再開しましょう。
3.受験生の強力な味方!東進の最新AI学習システム
今の段階で過去問演習に十分な時間を割けなかった人は、8月中(遅くとも9月上旬)に過去問演習を繰り返し、次のステップに進む目途をつけましょう。東進には、自分が解いた過去問の成績や学習履歴をもとに最新のAIが分析を行い、志望校の入試問題の傾向も加味した上で、効率よく演習を進めていける「志望校別単元ジャンル演習講座」など、ほかにはない学習システムがあります。9月以降に志望校対策をしっかりすることで、二次試験への自信につながります。受験生にとっては、1分1秒も無駄にできない時期です。悩む前に行動を起こしましょう!東進では「1日体験」を受け付け中です!東進では高3生の入学は9月中旬までです。