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Q

最近受けた模試で全く点数が取れなかった範囲がありました。どうやったら点数が取れるようになりますか?【2018年11月】

A

間違えた問題を復習し、苦手を克服することが大切です。苦手だからと後回しにせず効率よく勉強していきましょう。具体的にはこちら…。

1.復習の流れ

①復習の意義

「復習」は勉強の中で最も大切なアクションのひとつです。“できなかった問題ができるようになる”これは君の大きな成長に繋がります。受験では1点が合否を左右します。定期試験や模試を受けたままにするのではなく、結果を受けて復習をしっかりできるようになれば実力はメキメキ成長していきます。

②問題を分析しよう

間違えた問題と向き合っていく中で、どうして間違えたのか、どこでつまずいてしまったのかを具体的に自分自身で細かく分析してみましょう。そうすると、なぜ間違えてしまったのかが見えてくるはずです。分析するときのコツとして、問題を解いている時に自分がどのように考えていたかを振り返ってみることです。傾向は大きく4つにわかれます。

(1)「インプット不足」
…問題を解くのに必要な知識そのものが足りていないことです。例えば、英単語や地歴科目の用語など。基本的なことはしっかり暗記しておこう。
(2)「アウトプット不足」
…問題を解くのに必要な知識は頭に入っているが、知識の使い方がわからずに解けない状態です。例えば英語の長文読解や数学の証明など。とても惜しい状況です。たくさんの問題演習を繰り返すことで力がついていきます。
(3)「スピード不足」
…時間があれば解けるけれど、制限時間内で解き終わらない状態のことです。例えば、数学で計算に時間がかかってしまったり、英語で長文の読解スピードが遅く時間内に解き終わらなかったりすることなどがこれにあたります。これは演習が足りていないことが原因でしょう。時間を意識して繰り返し何度も演習をすることで解くスピードが上がっていきます。
(4)「ケアレスミス」
…主に集中力の欠如や確認不足が原因です。例えば、計算ミスやマークミス。問題を解き切ったら終わりではなく、丁寧な見直しで大きく改善できます。また日々の計算力をつけるトレーニングを行ったり、あらかじめミスをしやすいポイントを確認したりしておこう。

2.効率的に苦手を克服する方法

模試で得点できない分野に、どのように取り組んだらいいのか悩んでいる人もいるでしょう。そんな人は今回紹介する苦手克服のための3つのポイントを参考にして勉強を進めてみてください。それは「範囲を絞って繰り返す」「短期集中」「学び方を変えてみる」の3つです。ひとつずつ紹介していきます。

①範囲を絞って繰り返そう

復習をしていく中で見つかった苦手分野に対して、やることを絞って集中的に勉強をしていくことが大切です。いくつもの苦手分野を同時に取り掛かろうとすると頭が混乱してしまいます。実際に取り掛かるときは自分のレベルにあったところまで戻って学習をしましょう。ときには中学の範囲まで戻ることもあるかもしれません。そして、ひとつずつ着実に定着させていきましょう。定着を図るには同じ範囲を何度も何度も繰り返し学習をすることでより早く定着していきます。

②短期集中で一気に学習しよう

時間をかけてコツコツ学習をしていくより、実は短期集中で一気に勉強をして何度も繰り返したほうが頭に残りやすいといわれています。苦手だからと後回しにしないで、思い立ったときにすかさずに学習をスタートして一気に片付けましょう。また、一気に学習を進めることでこれだけやったという自信を持てるので、苦手意識を減らすこともできるはずです。

③学び方を変えてみる

苦手科目や解けなかった範囲はそもそも何から始めたら良いかがわからないという人も多いはずです。そんなときは詳しい人に教えてもらうのが一番の近道です。例えば、学校の先生、友達や先輩、予備校の先生に相談をしてみましょう。東進なら大学受験のプロの超一流講師による授業を通してわかりやすく学習をすることができます。わかりやすく教えてもらうことで今までわからなかったことがわかるようになり、苦手意識も薄らいでいくはずです。

模試やテストでできなかったところを今回紹介した復習法・苦手克服法を活用して、より効率よく学習を進めていきましょう。東進の冬期講習をぜひ活用してください!

苦手克服したい君に

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