受験までの限られた時間の中で目標を達成するために、まずは現状の学力を把握し、試験日から逆算して学習スケジュールを立てましょう。では受験本番までにどの時期に何をすればいいのか、その指標をご紹介します。
高3の12月~2月の受験期からさかのぼって考えます。12月の下旬から 1月は大学入学共通テスト対策の総復習を行い、共通テスト後はすぐに切り替えて、私大・国公立二次入試本番までは志望校対策の総仕上げに取り組みます。
では高3の冬に入る前に何が求められるかというと、夏・秋は本格的な解答力を身につけるために、問題演習を通して知識のアウトプットをする練習が必要です。志望校の過去問を本番のように解いたり、苦手分野や頻出分野の単元ジャンル別の演習を進めたりして、学んだ知識を適切に運用する訓練をしましょう。
上記のようにアウトプットをする夏~冬に備えて、夏休み前の高3の6月までに、主要科目だけでなく、全受験科目のひと通り学習も完成させる必要があります。そのために、高3にあがる前の今の時期は最低でもまず主要科目の基礎固めが大切です。高2のうちに、英語・数学・国語の主要科目の基礎を固めましょう!