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Q

休校期間が終わって久々に学校に行ったら、みんなと差がついていて焦っています。どうしたらいいですか?(高3・男子)【2020年6月】

A

休校期間に、しっかり学習を進めた受験生とそうでない受験生の間で大きな差が生まれています。さらに今年は夏休みが短くなり集中的に勉強できる時間が取りにくいので、今からしっかりと勉強することが大切です。自分の置かれている状況と今の学力を知り、全力で勉強に取りかかりましょう。

まずは、現時点で受験生が置かれている状況を確認します。その上で、この状況を踏まえて今後どうすればいいのか、その指針をお伝えします。厳しい話もあるかもしれませんが、今から過去を変えることはできません。「休校明けすぐに気がつけて良かった!」と考え、対策していきましょう!

【A:受験生の現状は 】

1.休校中に差が広がった!?

2~3カ月にもわたった休校期間。外出自粛や慣れない学習環境で大変だったと感じている人が多いのではないでしょうか。一方で、受験生にとっては勉強に思い切り打ち込める期間でもありました。この期間に勉強を進めた人はグンと伸びており、例年より学力差は広がっています。

2.今年の夏休みは短くなる!

休校に伴い、今後のスケジュールにも注意が必要です。地域にもよりますが、今年の夏休みは数週間〜1カ月程度短くなります。もちろん学校の授業の遅れを取り戻すために重要なことですが、受験勉強に専念できる時間が例年より減ることになります。特に、逆転合格を目指す高3生にとっては厳しい状況です。

【B:これからの対策について】

1.今すぐ勉強を本気でスタート!

何よりも大切なのは、「夏休みになってから」ではなく、「夏休み前の今すぐ」を意識して、今から全力で勉強を進めることです。そのために、今から夏休みまでの中期的な勉強計画を立ててみましょう。本来であれば、夏休み前までに受験全範囲を修了させ、夏休み中は過去問演習に取り組み、秋から本格的な志望校対策を行います。しかし、現段階で学習が遅れている人は、まずはわからないところまで戻って徹底的に復習し、基礎固めに重点的に取り組みましょう。焦っていきなり応用に取り組んでも力は伸びません。まずはしっかり基礎を見直しながら、夏休み前にどこまで勉強を進められるのかチャレンジしていきましょう。

2.自分の学力を測り、学力を伸ばすヒントにする

何から手をつけたらいいかわからない......という受験生は、現時点で「何ができて、何ができないのか」を明確に知る必要があります。自分の学力を客観的に評価するために、まずは模試を受けることをおススメします。東進の「全国統一高校生テスト」では、自分の弱点や、やるべき課題が明確になり、学力を伸ばすために何が必要なのかを把握できます。6月21日の「全国統一高校生テスト」を受けて、周りとの差を縮めるきっかけにしよう!

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