新課程入試に向けた対策
共通テストに向けてすべき対策
共通テストは新傾向を踏まえた対策が必須!
POINT 01

「探究」する力
正解の無い課題に挑戦し
最適解を見出す
POINT 02

データを扱う
分野・スキル
様々なデータを元に
最適解を導いていく
POINT 03

高速で
処理する力
多くの問題に対し
短時間で要点をつかむ

で新課程に対応した講座・対策を体験しよう!
各教科別の変更点
- 情報
- 英語
- 数学
- 国語
- 理科
-
新教科「情報」が追加!
試験時間は60分、100点満点の試験となります。試験問題「情報I」は、以下の構成で作成されています。2022年11月試作問題では、プログラミングの出題は46点分でした。(100点満点)
また、試作問題ではこのように出題されています。
大問4「情報通信ネットワークとデータの活用」
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(令和7年度共通テスト試作問題 情報)
ポイント
様々な題材や資料に示された事例や事象について、情報の科学的な理解を基に考察する力を問う問題や、課題の発見・解決に向けて考察する力を問う問題が出題される。 -
リーディング
探究的な傾向が強まる2022年11月 試作問題より
第A問:「授業中のスマートフォン使用の是非」というテーマで、異なる立場の5人の意見を読み自分の意見を構築するプロセスを問う問題が出題された。英語 リーディング 第A問
図をタップして拡大
(令和7年度共通テスト試作問題 英語)
ポイント
従来測っていた力に加え、「情報や自分の考えを適切に表現したり伝え合ったりするために、理解した情報や考えを整理したり、何をどのように取り上げるかなどを判断したりする力」を重視する。 -
①数学Cが受験科目に加わる
数学C:ベクトル、平面上の曲線と複素数平面
②数学ⅡBCの試験時間が60分から70分へ
現行
試験時間:60分 配点:100点
新課程
試験時間:70分 配点:100点
ポイント
科目名が数ⅡBCとなり、「平面上の曲線と複素数平面」が出題範囲に追加されたが、文系が共通テストのためにこれを勉強するのは非現実的。
→事実上文系は「統計的な推測」の解答が必須。 -
①現代文に「実用的な文章」が追加
②国語の試験時間が80分から90分へ
2022年11月試作問題より
第A問:「気候変動と人間の健康」のレポートを図やグラフを含む様々なデータを読み解きながら作成し他者の意見を聴きながら推敲する問題が出題された。国語 第3問「実用的文章」 第A問
【資料Ⅰ】文章+図+グラフ1+グラフ2+グラフ3
【資料Ⅱ】
図をタップして拡大
実用的な文章を含む多用な資料が複数提示される。
ポイント
複数の文章および概略図や裏府などが提示され、文章と図表を関連付けながら的確に読み取る力や、レポートの作成に向けて、内容や構成について分析したり検討したりする力が求められる。 -
「理科基礎」と「理科」が同じ時間帯で実施
選択パターンは以下の4つ
新課程先取りの探究型問題に注目!
今年度の共通テスト「英語リーディング」第4問では、2022 年 11 月に大学入試センターから発表された、新課程共通テスト「試作問題」の特徴を強く反映した問題が出題されました。
第4問以外の「英語リーディング」全体も、昨年度と同様に探究活動型の読解問題を中心に構成されており、以下の特徴が見られました。

1.
多種多様な英文
現実の高校生や大学生に見られる具体的状況設定を踏まえた、多種多様な素材を扱った英文が出題されました。英文の状況・目的・主旨などを読解開始直後速やかに把握する力が求められています。
(例:第1問 A「チラシ」、第1問 B「案内書」、第3問 A「ブログ」、第3問 B「新聞記事」、第6問 B「ウェブサイト」)
2.
正確な情報処理が求められる設問
英文を冒頭から順に読み通すのではなく、問われている情報が何なのかを把握し、それらを英文中で正確に見つけ出し、事実と意見を区別したり、それらの情報を比較・照合したりする設問が数多く出題されました。
例:第1問 B「時間情報の整理」、第2問 A「意見・事実の区別」)
3.
新課程共通テスト「試作問題」を先取りした要素
来年度から始まる新課程共通テストの「試作問題」の要素である「生徒自身が問題を設定し、情報を収集・分析し、意見をまとめ・表現する」という状況設定の大問が出題されました。
(例:第4問)
大問 | 配点 | 素材 | 出題内容 | 出題内容 |
---|---|---|---|---|
第1問 A | 4 | チラシ | 異文化交流のチラシから情報を読み取る | 探究型の読解問題 (学生にとって日常的なテーマ) |
第1問 B | 6 | 案内書 | 日帰りツアーのコースを選択する | |
第2問 A | 10 | チラシ | 「戦略ゲームクラブ」の勧誘チラシを読む | |
第2問 B | 10 | レビュー | 「海外旅行保険」についてのレビューを読む | |
第3問 A | 6 | ブログ記事 | 「写真撮影ラリー」についてのブログを読む | |
第3問 B | 9 | 新聞記事 | 「バーチャルツアー」についての記事を読む | |
第4問 | 16 | 理論・データ | 「快適な教室環境を作る」ために探究する | 試作問題志向が強い探究型の 読解問題(発信型探究問題) |
第5問 | 15 | 物語 | 物語文を読み、文章を紹介するためのメモを作る | 探究型の長文読解 (物語文、学術的テーマ) |
第6問 A | 12 | 記事 | 「人間の時間認識の違い」について、記事を完成させる |
第6問 B | 12 | ウェブサイト | 「辛いもの」に関する文を読み、スライドを完成させる |
新課程入試って?
学習指導要領が新課程に変わることに対応して、大学入試も新しく変わります。「新課程」とは何か、新課程に対応した入試では何が変わるのかについて詳しく解説していきます。
01
どうして新課程入試に変わるの?
将来の予測が困難で複雑な変化の激しい社会や、
グローバル化が進展する社会の中では
様々な情報や出来事を受け止め
主体的に判断しながら
課題を解決していく ことが求められます。
そこで、右図の3つの資質・能力の育成が必要です。

02
いつから新課程に変わるの?
高3生が受ける2025年度の共通テストから変わります!
03
2025年入試がどう変わるの?
従来の科目ごとの学習法では解けない「探究力」を問う新傾向出題!
これからの時代は、正解がない未知の課題に挑戦し最適解を見出すことが求められます。その力を養うのが探究です。思考力・判断力・表現力が問われる探究の各プロセスを意識した新傾向の問題が、多くの科目で出題されるようになります。
図やグラフなどの複数の資料を読み解く問題が新登場します。
(2022年11月 大学入試センター公表の試作問題)


「データを扱う」スキルが文理問わず必要に!
探究を進める上では、文献や文章資料を読解するだけでなく、図表やグラフから情報を読み取ったり、データを統計的に判断したりする活動も必要です。新課程の共通テストでは、このような「データを扱う」問題が多くの科目で出題されます。
様々なデータを元に最適解を導いていくスキルが、文理を問わず必要になっています。
(2022年11月 大学入試センター公表の試作問題)


試験時間・問題分量が増え「高速で処理する」問題に!

出題教科・科目の変更についてはこちら

高等学校のカリキュラムの変更についてはこちら

東進の実力講師陣が徹底解説!

全体概観
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英語
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