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主観で構わないので、現状の自分を超える何かを目標として掲げて
しかしながら、入学当初は学校に不慣れなこともあり、最低限の対策をこなしてから試験に臨むことはできていました。ところが、大運動会も終え、学校生活にもある程度慣れてくると、当初の緊張感も薄れ、対策をあまりせずに試験に臨むことが増えてきました。当時の僕の心境としては、「どうせやっても周りの人たちには勝てない」と半ば勉強をあきらめていた部分があったと思います。
「諦める」という行為は、現状に甘んじる弱い心に起因します。今、この文章を読んでいるあなたも、全く心当たりがないということはないことでしょう。その甘えた態度から脱却できるかどうかが、人間の成長を大きく左右します。
僕は1学年の冬からこの東進衛星予備校に入学しましたが、僕が1番伝えたいことは、東進はその性質ゆえに、成績を上げるためには自分の意志で険しい道を進み続けなければならない場面が多く存在するということです。映像による授業を採用している東進では、対面授業とは異なり、たとえ居眠りをしたり、まじめに取り組むことができていなくても、画面の先の講師はあなたを叱ったりすることはありません。
校舎に勤務している先生方も、生徒全員を常に監視することなど不可能です。つまり、生徒自身にやる気がなければ、いくらでもさぼることができてしまう、ということになります。このような状況下で、いかに自分に厳しくいられるかが、あなたの将来の成績を大きく左右することでしょう。
自分に厳しくあり続けるためには、相応の到達したい目標が必要です。それがライバルに勝ちたい、でも将来の目標のために志望校合格を目指す、でもどんなものであっても構いません。
ここで1つ気を付けてほしいことは、主観で構わないので、現状の自分を超える何かを目標として掲げてもらいたい、ということです。現状維持を目標にすれば、人間は自然と他の上を見て努力し続ける人に蹴落とされ、立ち位置は下がっていきます。とにかく上を目指し続けることは、人間にとって重要なことです。
こういった上を目指し続ける学習に対して、東進のシステムは非常に便利です。講座選択に関しては、自分が望む組み合わせを自由に選択することができますし、講座の追加なども比較的容易です。また、実際に受講する場面においても、1度で理解ができなければ2度目の受講を行う、巻き戻して何度も再生するなど、仮に自分の実力に対して難易度の高い講座を取得したとしても、対面授業のように理解できないのに受け続けざるを得ないなどの状況に陥る心配も少ないです。
僕自身も、3学年の講座取得の際に、講座のレベルを大きく上げていて、理解するための時間や労力は大幅に増加しましたが、理解できないままただ聞いているなどということに陥ることはありませんでした。しかしながら、こういった学習が負担になっていたことは確かなので、適度に休みを取りつつ、長いスパンで考え、学習を進めていきました。
皆さんも、登校日が自由に設定できる東進の制度をうまく利用して、オーバーワークにならない程度に、適度な休息を挟んで学習に取り組んでもらいたいです。このような上を目指し続ける学習を通して、少しづつ成績も向上していきました。そうして、そこからまた次の目標を設定し、さらに上のレベルを目指してこの東進で学習に励みました。
時間はかかりますし、苦しいことも多いですが、現在志望校合格に向けて学習に励む皆さんには、現状に甘えずに、努力を続けてほしいと思います。志望校に合格することはできましたが、もちろん、大学が終着点とは考えていません。自分が取り組みたいと思える分野に集中できる環境に感謝しつつ、将来、人類がより良い生活を送るために役立つ功績を残すために、化学の視点から頑張っていきたいと思います。
合格データ合格の秘訣を聞いてみました!
校舎全体のために、設備なども含めて学習環境の向上に尽力していただいたことが印象に残っています。
担任助手の方の提示してくる案をたまに非現実的だと感じることがあったが、実際そのくらい頑張らなくてはならないと気付くいい機会となりました。
とにかく回数をこなしてください。点数に一喜一憂するのではなく、定期テスト等では見つけられなかった弱点の発見や克服に役立ててください。
Yes
学校から非常に近いことや、映像による授業制度による自由さ、同級生の入学率の高さが魅力的だったからです。
チームの仲間の受講の進捗が早すぎて危機感を抱くことが多々あり、よい現状認識の機会となっていました。
【 難関物理 PART1 】
とにかく難しいですが、学校では教わらない手法を用いて問題に取り組んだり、現象の根幹を追求したりと、物理が好きな人には是非お勧めしたい講座です。
【 数学の真髄-基本原理追究編-文理共通 PART1 】
数学観が大きく変わる講座です。題名の通り、「なぜそうなるのか」という基本原理を、青木順二先生の少し癖のある講座で楽しく理解し、本格的に数学を学ぶための土台作りに役立ちます。
【 ハイレベル化学 PART1 】
その難解さゆえに学校の授業などでは詳細が省略されがちな理論科学分野を、確かな根拠に基づいて学ぶことができます。