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高2の冬には、自分に適した勉強法や生活リズムも確立
このようにして僕の受験勉強生活は始まったのですが、何をすべきか分からず勉強時間も伸びないまま、学校の課題をこなして高校1年目は終わりました。今振り返ると淡々と基礎を固めることができて、高校1年生の間の勉強としては十分だったとも思われますが、受動的な学習でした。しかし、高校2年生の夏に東大のオープンキャンパスに参加したことを機に能動的な学習に切り替えました。オープンキャンパスでは赤門や安田講堂を見たり、東大教授の講演を聞いたりして、東大に進学したいという気持ちが強まりました。さらに講演では日常生活に密着した知識を得ることができ、受験勉強とは異なる面白みがありました。このように知的好奇心が刺激される機会を得るために、受験勉強を頑張るという動機も生まれました。また、高校の朝課外への参加義務もなくなり、自主的に勉強する時間が増えました。初めは量をこなすことに重点を置き、多くの問題と出会う中で様々な解法を学びました。もちろん学んだ解法をすぐに使うことは出来ませんでしたが、想像もしない解法を知ることで演習へのハードルが下がったと思います。高校2年生の冬ごろには、自分に適した勉強法や生活リズムも確立していき、量のみならず質も意識した学習ができるようになりました。
高校3年生になると学校全体でも受験への意識が高まり、周囲も追い上げを見せる中、あまり成績が変わらなかった僕は少し焦燥感を覚えました。東進の受講を進めつつ過去問の本や東大受験用の単語帳を購入して気分転換を図りましたが、何よりも友達の存在が力になりました。友達がいることで毎日東進に通うことも苦にならず、時には理想的な大学生活について語り合うことでモチベーションを保ちました。高校3年生の夏ごろからは過去問演習に入りました。当初、傾向や対策の仕方を一切掴めなかったのですが、5年分終えたころに自分の苦手分野と得意分野が明確になり、僕は苦手分野をなくすことを優先しました。これにより共テでも大きく失点することがなく、二次試験でも確実に取れる問題を増やすことができました。
僕にとって高校の3年間はあっという間に過ぎたのですが、それは日々目の前のことに集中できたからだと思います。この生活を支えてくださった家族や東進の担任の先生方、一緒に頑張った友達に感謝し、新たな目標に向かっていきたいです。
合格データ合格の秘訣を聞いてみました!
面談や担任助手の方との会話の中でやる気が出た
共テ前の応援でやる気が出た
リアルであり、何よりも場数をこなして慣れることができる
自分のリズムで勉強できそうだったから
友達がいると心強かった
合宿では勉強時間が増えた
3年の秋がつらかったが週1で趣味をして気分転換した
合格をつかみ取ろうという決意
一緒に目指すことになった友達
苦労する経験、友達と協力する経験、家族の支えの大切さを知る経験
文科省に入って、日本の教育を改革したい
【 現代文記述・論述トレーニング 】
国語力にとどまらず論理的思考力も高まった
【 スタンダード世界史Ⅴ~Ⅷ(諸地域世界の一体化と競合) 】
歴史の学習の中で疎かになりがちな基本用語の定義を学べる
【 難関古文 】
古文を解くのが楽しくなった