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高1から東進の授業で先取り学習し、受験勉強をスムーズに進められた
ここで大学入試を終え、実際に第1志望校合格を決めて今までの生活を振り返ってみて、たくさん思うことや後輩に伝えたいことがあるので、それを言葉にしていこうと思います。何から書けばいいかわからないので、これまでの生活を時系列に沿って振り返ってみようと思います。まず夏休み終了まで。部活動を引退して、「ここで切り替えられなかったら終わる」と気持ちを改め、自分のするべきことを明確にしてから東進に毎日通うようになりました。ここで僕が気を付けたのが、「終わらせる勉強にしない」こと。ここまではこの気持ちが大きくなってしまっていたが、これ以降、受講する授業はあくまで自分が必要だと感じて取ったものであって、「終わらせる」ための課題ではさらさらないこと、漫然と授業だけ受けて満足しないことを常に意識しました。
それを意識しながら本気で東進に通い、夏休みの前半の8月までで120コマを全て修了しつつ、120コマで習った全てを自分の力にできました。ここの切り替えと勉強への姿勢の変化ができたことはかなり大きかったと思います。取り組む姿勢をこれ以降継続して意識できたことも大きいです。夏休み後半では、共通テストの過去問をやっりました。東進全体の目標は夏休み中に共通テスト過去問10年分達成だが、僕は最低限5年分やろうと思い5年分終わらせました。
この夏休みを通して、自分で「必要だ」と思って何かをすること、先の計画を常に立てておくことがかなり大事だと実感しました。自分の怠けていた時期を振り返って自分の性格を理解して、対策を自分で立てられました。僕の場合、「自分は「何から勉強したらいいかわからない」と勉強の計画を立てることをタスクだと感じるせいで、勉強を始めるハードルが高くなっている」と自分の性格を分析しました。そしてその対策として自分で明日の1日のスケジュールを立て、それをこなすことを始めてみました。これが大成功。始めた日以降、勉強を始めるにあたっての障壁が無くなり、ただそのスケジュールを完璧にこなしていくことだけを意識すればいいだけになって、勉強効率が大幅に上がりました。これは結局、今合格体験記を書いている今日まで続いている習慣になっているため、これからも続けていきたいです。
また、自分のキャパシティを理解し、最初から大きな課題に向かうのではなく、スモールステップアップで小さな課題から徐々に負荷を上げて大きな目標につなげることもここで習得しました。僕の場合、「残り日数を見ても、夏休み後半で共通テスト10年分の過去問をすることは、「終わらせる」勉強になって結局内容が頭に入らないだろう」「今まで勉強習慣が確立していた訳でもないのにいきなり毎日12時間やろうとするのは、途中で挫折して勉強をまた怠けてしまうリスクが大きいだろう」と分析し、「共通テスト過去問5年分」「毎日11時間半勉強を死守」を目標に過ごしました。結果両方達成できて、夏休み以降の勉強へのステップになったので良かったです。
夏休み終了から11月まで。学校でも勉強についての話が本格化し、少し雰囲気がぴりついてきたのを覚えています。この辺は共通テストと神戸大の2次試験の過去問をずっと解きました。ここで後輩の人たちに忠告しておきたいです。ここで、2次の過去問を後回しにせずやってほしい。共通テストがまずあって、共通テストでいい点を取らないとそもそも志望校の二次試験を受けられないから、共通テストの対策をまずしたいことだろうと思います。その気持ちは十二分によくわかりますが、二次の対策ができるのは、せいぜい12月末までです。それ以降は共通テストに全振りの勉強になります。2次の対策ができるのは12月末までしかないのです。とにかく、この期間では2次の勉強もしっかりやってほしいです。
11月から冬休みまで。この期間は模試がたくさん入ります。模試をたくさん受けるうえで、模試ラッシュが始まる前に僕が決めておいたのは、「模試のすべての回を、本番に近いコンディションで受けること」「一喜一憂しないこと」「模試の結果を先生を除き、入試が終わるまで誰にも言わないこと」「模試は自分の弱点をあぶりだすためのものだということを常に意識して復習すること」です。模試は本番での立ち回りや受け方を試す絶好のチャンスなので、睡眠時間や使う筆記用具に至るまでこだわって、「本番で普段しないことをしたから」が理由の取るに足りないストレスを本番で減らしてほしいです。また模試は、復習の仕方をかなり考えてほしいです。「一喜一憂しないこと」はとても大事です。一喜一憂するとそのことにエネルギーを使って、復習が効率的にできないし、1つの模試が終わってもまた次の模試が来るので、メンタル面でとても疲れます。とはいえ、これはなかなかすぐできることではないです。そのために、次の「模試は自分の弱点をあぶりだすためのものだということを常に意識して復習すること」を意識してほしいです。これを意識すれば、結果を見るマクロな視点だけでなく、小問ごとの内容をよく見るミクロな視点で自然と模試を復習できます。「結果はどうでもいいから何ができてなかったの?」と、僕はこの時期は志望校判定含め、結果は本当に気に留めず淡々と復習をしていました。僕はかなり極端だったが、「淡々と復習する」点は意識してみてほしいです。
またこれも極端なやり方だが、「模試の結果を担任の先生を除き、入試が終わるまで誰にも言わないこと」をしていました。要するにここで気を付けたのは、「自分の模試の成績と正面から向き合うこと」、「他人からの必要のない嫌味でストレスを感じないこと」です。他人と模試の結果を比べたところで、同じ大学、同じ学部を志望する人と比べあいをして切磋琢磨するのはアリだが、別の大学や別の学部を志望する人と比べても、極論自分には関係がなく時間の無駄だと僕は思います。それでモチベーションを保つ人もいますが、僕は神戸大法学部志願者の中での自分の位置づけと、去年の合格者のその回での成績と自分の成績とのギャップの比較を除いた、学校などでの他人との比較はせず、その後は自分の成績に集中するべきだと思います。
また10月には志望校別単元ジャンル演習講座、11月には第1志望校対策演習が始められるようになります。この講座をとる人含め、すべての受験生に気を付けて欲しいのですが、学校等で、「問題演習は量だ」と言われ続けると思いますが、その言葉をそのままのみこむと大変なことになります。確かに量を解くことは必ず必要なことですが、ただ何も考えず、漫然と演習をしてはいけないです。「何でここを間違えたんだろう」「どうやったらこの解き方ができるようになるんだろう」「次からはどうしたらいいんだろう」ということを1つの問題を解く度に考えて、その問題集なり問題を印刷した紙なりに書いてほしいです。ここで考えることを通して初めて「量を解く」ことに意味が与えられます。この考える動作がないと、どうして自分が間違ったのかが自分の中で判然とせず、次どうしたらいいかも決めていないので同じ間違いをただ繰り返し、やがて模範解答の解き方の意味も考えず模範解答を暗記するなどという行為に走るようになります。それでは時間がかかりすぎるし、模範解答を暗記しても、それは応用問題になると全く使えない知識となります。また、考えるだけでなく、それを紙等に書いて置いておき、後でまとめて見返してみてほしいです。そうすると、自分では気づけなかった自分の癖や自分が間違えるパターンが見えると思います。
合格データ合格の秘訣を聞いてみました!
自分が挫折しそうになった時は的確なアドバイスを下さり、なにをしたらよいかわからなくなったときにいつでも尋ねて解決できた。「あの時これを聞いていなければどうなっていたんだろう」という分岐点がたくさんあるほど頼ったし、その頼みに応えてくれた。
たまに面談をして自分の学習状況を再確認して、これからの方針を立てるのに役立った。チームミーティングでも、悩みや最近あったことなど気軽に話ができる環境を整えてもらった。
受験者数が多くて信頼に足るデータが得られ、自分の志望校の志願者全体での立ち位置が比較的正確に知れる。志望校判定も自分がとった点に上乗せされず、正確な判定が得られる。
Yes
チームミーティングで示される情報で入試の情報をたくさん得て、それを自分の学習や学習への姿勢にたくさん生かした。自分がメンタルの支えにしていた情報もある。「べき乗の法則」の受験生の成績の伸びの情報は、特に共テまでの長い勉強期間にいつも思い出していた。
過去の事からすぐに切り替える力、負けそうでも最後まで諦めない力、冷静に今やるべきことを考えてやる力など、受験勉強が本格化して部活動をしなくなってから部活動で得た力が存分に生きていることを実感した。部活真面目にやっててよかったと思った。
理科を完璧にできたこと。あそこでまとめて理科を詰めておいたおかげで、自分で取る理科の時間が大幅に減ったので行ってよかった。
特別公開授業では、いつも映像でしか見ない先生と生で会って、その教科の生の授業が受けられてすごくいい時間だった。受験のポイントとか普段の授業の中で話さない余談もとても楽しめた。
共通テスト本番で成績が急上昇したので、そこまでは成績はちょっとずつしか伸びなかったし、模試で1度も目標点に届いたことはなかった。が、成績の「べき乗の法則」を知っていたし、自分の勉強の仕方とその量で伸びることを信じていたのであまり気にならなかった。ただ2次の直前は「もっと量解きたい」っていう状態で臨んだので共通テストよりは少しメンタルは不安定だった。最終的に、「誰よりも勉強すれば落ちることはない」の精神でかつてないほど勉強して自信をつけた。
「自分の成績がどうやったら伸びるだろうか」ということを考えることが楽しかった。また、第1志望校に受かりたい気持ちと親孝行がしたい気持ちで勉強のモチベーションは保てた。
国公立大に通ってお金を節約したかったから。自立した、基礎学力が高い人といつでも勉強できる環境を得たかったから。
自分の価値観や考え方を、他人のものを取り入れてよりよいものにして、これからの人生で役立たせられるものにするもの。基礎学力をつけ、本を読むときなど実生活で自分で勉強しなおさなくていいようにするためのもの。
自分が受験期で得た学びをほかの人に共有して、過去の自分と同じような悩みを持つ人の力になりたい。
過去問演習講座
解答と解説が詳しく、解説授業にも何度も助けられた。
志望校別単元ジャンル演習講座
問題量がとても多く、解説もわかりやすくスムーズな演習をサポートしてくれた。
東進模試
受験者数が多くて信頼に足るデータが得られ、自分の志望校の志願者全体での立ち位置が比較的正確に知れる。志望校判定も自分がとった点に上乗せされず、正確な判定が得られる。
【 スタンダード世界史探究 PART1 】
【 大学入学共通テスト対策 数学Ⅰ・A 実力完成 】
【 今井宏の英語E組・スタートダッシュ教室 】