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学習アドバイス

8月の学習アドバイス

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英語 西きょうじ先生

英文の構造を論理的に理解させる読解講義、根幹となる文法を生きた英語として体得させる文法講義、いずれも様々なエピソードを交えながらわかりやすく解説。ダイナミックな講義の中に、読んで、聴いて、書いて、話すための必須事項を網羅し将来使える英語力を育成します。30年超で20万人以上の受験生に支持されてきた知的刺激溢れる講義をご期待ください。

自分の立ち位置を知り 何をすべきなのかを考える

今の時点で、入試範囲をすべて修了している受験生は、過去問演習にどんどん取り組んでほしいですが、そんな人はけっして多くないのが現実でしょう。すべて修了したと感じている人は、単元別ではなく全範囲から出題されるテキストや問題集で演習を行ってみましょう。そうして弱点や今の段階を知り、自分の立ち位置を分析することが重要です。

 修了していない人は、第一段階としてまず全範囲の各単元の基礎のみをやり通しましょう。単元を一つひとつ精密にやろうとするとロスが増え、単元同士のつながりを理解することが難しくなってしまいます。基礎を終えたら、第二段階として各単元ごとに基礎に上積みすることで、得点につなげていきましょう。

今は、自分のレベル・段階を知り、何を補強すべきなのかを正しく把握する時期です。遅れているからといって焦ってやみくもに頑張ろうとすると、かえってバランスが悪くなってしまうので注意しましょう。

 学力の尺度として、センター試験の過去問の点数を用いがちですが、センター試験と二次試験は全くの別物です。センター試験の点数の向上のみを目指してしまうと、9月以降の勉強が苦しくなります。この段階から記述問題にも対応できるようにしていきましょう。

志望校の過去問を1年分解いてみて、5割得点できなければ(大学によって差はありますが)、それ以上何年分解いてもあまり意味がありません。志望校に合格したいという気持ちが強くても、ベースができていないと結果に結びつかないのです。自分のレベルを認識できたら、過去問から一旦離れる。そのことに早く気づいた受験生は、目標をクリアしています。

模試の後も、やみくもにすべてを復習するのではなく、自分が得点できたはずの問題を得点できるように復習するのがポイント。きちんと目的を持って、解説授業を受けるようにしましょう。

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 センター試験対策はすべて基本の反復です。しかし、理解をともなわずに、力づくで覚えこむような学習ではなく、理解を伴いながら、丁寧に反復しましょう。反復によって、層を重ねて厚みを作っていくようなイメージです。

 大切なことは、今勉強する「範囲・レベル」を明確にすること。合格するためには満点を取る必要はありません。自分の勉強の優先事項を決め、他は一時的に切り捨てる。漠然と勉強に向き合うと、注意力が散漫になってしまいます。まずは自分にできることから始めて、この分野、このレベルならば確実に得点できる、というようになってください。

小さな目標と達成を繰り返す 英語を理解するプロセスを知ろう

今のうちから志望校を念頭に置くのはいいのですが、それだけを見ていては不十分です。今の自分がどこにいて、何ができるのかを考え、小さな目標を具体的に設定してみましょう。例えば、「今週はこの100問を解く」と決め、その目標をきちんと達成します。この目標と達成感の循環を身につければ、脳の報酬系が働き、自信がつき実力向上につながります。この循環を作るのに最適なのが、学校の授業や試験がない、この8月なのです。

特に、単語や基本的な構文の理解を深めていくことが大事です。高1生なら、高校入試の長文問題を、人に解説できるかを意識してみましょう。「これは?という理由で?である」と、理論的に説明できるか、つまりそのくらい理解が深められているかを見直すことです。

それから、英語の勉強には「緻密さ」と同時に「パターンの反射」を身につけることも重要です。言語は、身体に入れなければ使えません。そのためには、「わかる↓頭に入る↓使う(アウトプット)↓頭に残る↓インプット完了」のプロセスをたどります。インプットはアウトプットすることによって完成します。忘れたらもう一度初めからやり直してアウトプットの練習をする。これが、基本的な英語の学習方法です。

そこで気をつけたいのは、正しく頭に入っていない状態で、問題を解くこと(アウトプット)を反復してしまうことです。理解を伴わない丸暗記や反復だけでは、英語を使えるようになりません。易しい文章を理解し、そのうえで反復し、身体化することを心がけてください。4技能の土台となる文法の学力は、文法問題を解くことによってではなく、理解に基づいたうえで、4技能すべてにおいて活用することで身につけるのです。そうして初めて真の英語力を養うことができます。

模試の復習においても、解説を読むだけでは力はつきません。間違えた問題については基礎から理解し直して、しっかりとした土台をつくりましょう。

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 英語の学習は、考えること。それには記述力がとても重要です。例えば「今日は朝7時に起きた。」という簡単な文でも、自分で書くのと選択肢から選ぶのとでは全く違います。簡単な文章でも「書く」ことで力がつきます。志望校に記述問題があるなしに関わらず、英文をどんどん書いてみましょう。

 フランスの哲学者ロラン・バルトの言葉に、「知性とは、驚く能力のことである」というものがあります。人はもともと怠け者で、考えることを面倒くさがったり、漠然と時間を過ごしてしまったりする傾向にあります。漠然と過ごしてしまうのは、驚きを感じられないからです。驚く感覚というのは、「不思議だと思う」こと。不思議だと感じ、興味を持たなければ、思考は始まりません。思考することが、知性となっていき、学習にも役立ちます。小さなこと、ささいなことに驚く感覚を大切にしてください。

古文 伊東潤先生

古文を堅苦しくなく、現代感覚で解説する。基礎に何度でも立ち返りながら進んでいくその指導方法は、圧倒的な支持を得る。何もわからないという最初の一歩から完璧な基礎作り、そして難問解法まで本番で役立つ実力を養成する。落ちついた口調に熱さを秘めた授業を展開する。

古文はたくさん 読んだもの勝ち!

単語や文法の学習をある程度終えた人は、過去問演習などを通して、一刻も早く読解に取り組みましょう。読解力を養いながら単語や文法の確認を実践的に行うのです。古文は一つでも多くの文章を読んだ人が勝ちです。古文には似た話がたくさんありますから、読んだ数が多い人ほど「これ読んだことある!」ともなります。また、多くの文章に触れた人は、広く古文常識を身につけることができ、和歌等も文脈から理解できるようになります。月の古名や掛詞を覚えるという暗記学習だけでは解けない問題に対応できるようになるのです。

模試や過去問の復習の際は、答えが合っていたかどうかを確認するだけでなく、問題文を教材と考えて、ぜひその内容を読み味わってほしいです。東進模試は非常に詳しい解説がついていますから、それを見ながら本文への理解を深め、内容を知ることを楽しめたら一番いいですね。

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 理系の人には、センター試験で古漢は必要だけれど、主要科目ではないので、なかなか学習する気になれないという人がいるでしょう。また、文系の人でも、苦手意識などもあって、ついつい学習が後回しになってしまうと言う人がいると思います。ですが、受験直前にだけ単語や文法、句法などの知識を詰め込んでも、とれる点は限られてしまいます。大学によってはそういった知識が露骨に設問で問われるところもありますが、全設問からみるとそのパーセンテージは低く、残りはほとんど読解なわけです。国公立の二次となれば、知識問題はなくて、読解のみという大学もあります。ですから、古漢については、早めにある程度知識を入れ込んでおき、その後過去問などを通じて実践的に復習していく生徒が、結果として合格するのです。古文漢文も言語ですから、外国語と同様に、たくさん触れている人が、理屈抜きで理解でき、使いこなせるわけです。しかし、残念ながら古文漢文の言葉を使ってしゃべっている国はどこにもありませんから、留学するわけにもいかない。「読む」という行為で触れていくしかないんですね。

 古漢の世界では、いろいろと面白い話が君を待っています。その面白さに触れれば、読むことは苦にならなくなります。受験勉強の一つではありますが、「知る」ことの悦びを感じながら「読む」ことができるようになれば、時に声に出して笑うようなこともあり、また、人生を導く言葉や哲学との出会いもあり、古漢に触れている時間がとても楽しい時間であることが分かってくると思います。

読解を通して単語の意味を学ぼう

単語と文法は一刻も早く終えましょう。古文は学年ごとに学ぶ単元が増える科目ではありません。入試で必要な単語の多くと、文法のほとんどは高1生のうちに学ぶものです!入試では単語や文法を露骨に問う設問は多くなく、ほとんどが読解ですから、単語と文法の知識を使いながら読解していく力をつけることが大事なんです。知らない単語や文法があると、その隙間は想像で埋めるしかない。知らないものが多いと、全く違う勝手な想像で読むことになってしまいます。

単語も文章で覚えれば、広く深く理解できます。例えば「あはれなり」は「あは?」「はれ?」と声が漏れるようなことを広く意味します。気の毒でも「あはれ」、おいしくても「あはれ」なんです。単語帳には「趣深い」と書いてありますけど、それだけではない。そういう単語の広い意味も読解の中でなら、自然と身についていくわけです。

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 高1生・高2生は、古語であれ現代語であれ、日本語であれ英語であれ、とにかく語彙の幅を広げることが大事です。それが何語かとか、受験に必要かどうかなんてことは考えずに、「へ〜こんな言い方があるのか〜」と、面白がって自分の中の言葉を増やしていくことです。例えば「きちんとしていて美しい」などと古文単語帳で説明される「うるはし」の意味を答える問題が出た時、選択肢には「きちんとしている」も「美しい」もなく、「端正だ」が正解だなんてことがあります。これは、「うるはし」をちゃんと勉強していても、「端正だ」が「きちんとしていて美しい」とイコールの意味であることが現代語として分かっていなければ解けない問題です。英語で「chaos」は「渾沌(こんとん)」だと学んでも、「渾沌」がなんであるか分からなければ何にもならない。また、古文や漢文の問題でも選択肢は現代語で書いてあるわけですから、選択肢の現代語が理解でなければアウトです。他の教科も然り!─「然り(しかり)」が分からなければ、さあ調べよう!─

 実際にいろいろな文章を読み、知らない表現が出てくるたびに知ろうとする気持ちが、単に表現だけでなく、国語力・言語力、ひいては思考力を伸ばすのです。そのためには体験すること。つまり、一行でも一字でも多く読むことです。

 古文も言語ですから、外国語と同様に、たくさん触れている人が、理屈抜きで理解でき、使いこなせるわけです。でも、古文をしゃべっている国はどこにもありませんから、留学するわけにもいかない。「読む」しかないんです。受験的に見ても、早くから読解を重ねた人は、古文で安定した点を取れるようになっています。高3生になると、なかなか古文に時間を割くことができなくなりますから、早いうちから「読む」という体験を積み重ねてほしいです。

 古文だけの話ではありませんが、受験のためだけの勉強だと思うと面白くないでしょう。受験が終ったら燃え尽きちゃったなんていうことになってももったいない。全ての学問はphilosophyです。「こんなことがあったんだ!」「こういうふうにも考えられるんだ!」という発見があると面白くなります。先生の言ったことを、まずは素直に「そうなのか!」と受けとめ、一方で「そうなのか?」と自分で考える時間も作ってみると、いろいろと発見があるはずです。皆さんにはぜひ、「学ぶことが楽しい」という生徒であってほしいです。一度きりの高校生活を楽しんでくださいね。何かに打ち込める人は、受験でも強いと思います。

数学 松田聡平先生

堅苦しい数学とは一線を画すその授業は、幅広い学年の上位生から強い支持を受ける。徹底的に本質を追求した明快なアプローチは、いとも簡単に東大をはじめとした最難関大レベルの壁を打ち崩す。『松田の数学Ⅰ・A/Ⅱ・B典型問題Type100』『松田の数学Ⅲ典型問題Type60』(東進ブックス)は入試数学の“コア”をまとめた必携の書。「ワカル」を「デキル」に変える新しい数学は、君の思考力を刺激し、数学のイメージを覆す!

数学の単元の横の繋がりを理解できるか

過去問演習に取り組む前に、自分は何が不得意なのかを把握しましょう。数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B、さらに細かく「図形と計量」や「高次方程式」など、単元別に見直します。世界史で出来事と政治・経済が有機的に繋がっているのと同じで、数学も各単元が繋がっています。それを感じとれることが、数学の学習におけるゴール。普段は小テストや定期試験などで予定が立てにくいですが、まとまった時間の取れる夏休みは絶好の機会です。ただし、計画はあくまで実行可能な内容を。例えば、毎日朝起きたらすぐ、繋がりのある問題群をピックアップしてみる。問題を選ぶ作業だけでも力がつくはずです。

過去問は大学ごとの傾向を意識して解きましょう。特に図形関連の問題は大学によって差が顕著です。いわゆる難問・奇問はそうそう毎年出題されませんが、完全に捨てずにチャレンジしてください。密度の濃い夏休みにしましょう。

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「自意識」を高く持とう

 模試は受けた後が大切です。評価や点数はもちろん大事ですが、もっと重要なのは、例えば「できるはずの問題ができなかった」など、自分を客観的に知ることです。受ける前、あるいは答案返却前からそういう意識を高めておくと、より効果的に復習できるはずです。得意な点、不得意な点を客観的に見て、「自分はこうなんだ」という自意識を高く持ち、模試受験を実力アップに繋げてください。

夏休み、受験数学に進むその前に

学習進度はそれぞれだと思いますが、数学Ⅰ、数学Aで学んでいる図形分野、確率分野は、受験本番でも出てきます。夏休みは学習を進める前に、中学3年生までの内容をちゃんと理解できているか、分野ごとにふり返ってみましょう。

実は、数学の学力は高校に入る前の積み重ねで差がついていて、入学してからの学習内容の頑張りだけでリードしようとしても難しいのです。高校受験レベルの理解を疎かにしていると、後になって代数分野はできるのに図形分野が伸びないといったような問題が起きます。

特に、図形は「図形問題を制する者は受験数学を制す」といわれるほど重要な分野。高校受験レベルをしっかりマスターしてから大学受験レベルに進みましょう。高3になってから悩まないよう、高1・2の夏休みを有効に使ってください。

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探求心を持つと世界が広がる

 「よく遊びよく学べ」「メリハリが大切」とよく言われます。間違いではないけれど、自分の興味関心によって、「勉強」を日常に無意識に取り込むことも考えてみましょう。例えば、「昆虫博士」みたいに言われる小学生がいたとします。本人はいつも本を読んだり昆虫の名前を覚えたりしていますが、生物の勉強をしているという意識はおそらくありません。昆虫が好きだから自然にできるもの。趣味を突き詰めると、永続的な知識がつくのです。現状で持っている趣味に、勉強的な要素を探してみてはどうでしょうか。

 例えば、サッカー観戦が好きなら、欧州サッカーのチームの情報を地図に書き込んでいくと、それだけで地理の知識がつきます。どういう企業がチームのスポンサーかチェックすると、その国の経済事情がわかったりする。こんなふうに、趣味の中で勉強的要素を大事にしながら、探求心を持ってみましょう。アプリでゲームをする人が多いですが、自分で探求する趣味に比べると得るものは圧倒的に少ない。リアルの世の中も、少し視点を深めることで、ある意味でゲームのように楽しむこともできます。

日本史 井之上勇先生

語りかける口調はとても穏やかだが、緊張感のある厳しい指導で定評がある。しかし、その厳しさは生徒の成長を思ってこそであり、講義は人気を博している。つねに生徒と同じ目線に立ち、入試問題に対する的確な思考法を教えてくれる。気がついたときには、ダイナミックな歴史の流れが一本の糸につむがれ、連綿と輝いているはずである。

テーマ史と史料問題の徹底演習を

通史で未習範囲がある生徒は、教科書の太字レベル+αを優先しましょう。新課程の教科書では2000年代の記述が増えています。情報が増大していく戦後史は特に注意してください。

通史の学習を修了していれば、テーマ史学習の徹底と史料問題に取り組みましょう。対外関係史では「日中関係」「日朝関係」、社会経済史では「土地制度」「貨幣」など、頻出テーマ史に取り組みましょう。問題演習のほかに、それぞれのテーマに関する情報をピックアップし、ノートにまとめるといった作業も有効です。

 史料は通史と合わせて取り組んできた人も多いと思いますが、各史料を比較しながら学習してみると、時代ごとに特徴的な史料の表現を把握することができます。また、史料問題集に取り組むとより効果的です。出典名を問う問題や史料文の空欄補充問題が多く含まれている問題集を選択すると、史料問題を得点源にすることができるようになります。

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 志望大学に文章選択問題が多く出題されているのであれば、まずはセンター試験日本史Bの演習に取り組みましょう。良質な問題が揃っており、時代・分野に偏りも少ないため、通史の学習で得た情報を確認・維持するのに最適です。

 各大学の論述問題には、それぞれ特徴があります。例えば200字の論述問題を毎年出題する大学もあれば、20~50字程度の論述を複数出題する大学もあります。志望校の出題の形式(史料や視覚資料を用いるかどうかなど)・字数を確認し、5年分程度解いてみて傾向を掴みましょう。ただし、ただ解いて採点しての繰り返しでは演習の効果が半減します。①出題パターンを把握する,②演習を通じて知識の確認・発展を目指す、といった目的意識を持って演習することを忘れずに。また、過去問演習の際、それが「傾向」なのか「たまたま」出題されたのか、受験生には判断しにくいですね。その場合は「過去問演習講座」で私たち講師が分析を行っていますので、ぜひ受講してみてください。

 8月の「センター試験本番レベル模試」では,結果を真摯に受け止め、現状を把握しましょう。全ての時代・分野を完璧にして受験できる人は多くありません。残された時間を念頭におきつつ、何を優先すべきかを分析しましょう。また、「不正解」だけでなく「正解」も点検するように。他の角度から問われたら正解を得られたかなど、総合的な点検を試みてください。東進模試では、弱点を克服できるように、解説で関連事項をわかりやすく整理してあります。ぜひ活用してくださいね。

夏は日本史に 親しむチャンス

夏休みは日本史に興味を持ち、教科書に慣れ親しむことを目標にしましょう。具体的には「常に歴史を意識する」ことをおススメします。夏は旅行や合宿など遠方に足を運ぶ機会が多いと思います。歴史のない場所などありません。遠方に赴く際に、その地に関わる歴史を調べておくと、旅の楽しさが倍増するだけでなく、受験日本史に取り組む姿勢も変化し、着実に第一志望合格を引き寄せます。今日ではインターネット環境が充実していますので、容易に各地域の歴史を調べることができます。その時、少しでもいいので日本史Bの教科書を開いて、関連する情報を確認してみてください。

学習の基本は教科書ですが、「1日○ページ読む」などと義務づけたとすれば、それはつまらない作業に感じて挫折してしまうかもしれません。教科書を最初から読まなければいけないというルールはありません。興味のあるところから読んでいくとよいでしょう。

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 「選択科目は高3になってから」と考えている生徒もいるようですが、通史は高2で修了しているのが理想です。歴史は「なぜこのような出来事が起こったのか」という現代の問題を解くヒントが詰まった科目。高3から始めてしまうと、「覚えること」を優先してしまい、じっくりと「考える」ことに時間を割くことが難しくなる可能性が高くなります。

 たとえば室町幕府と江戸幕府を比較し、支配のあり方、経済基盤などの共通点と相違点、それは何が原因なのかなど、早い段階から考察してみてください。それは単純な丸暗記よりずっと記憶に残りやすく、論述問題への取り組みにもなります。細かい出来事を覚えていくのは高3からでも大丈夫です。今の時期は、まず教科書、用語集、図説資料集などを揃え、教科書の太字に注目しながら教科書を通読したり、図説資料集を開いて興味のある絵画・建築を眺めたりして歴史を大きくとらえ、日本史に親しみ理解しようとする習慣を身につけてほしいと思います。

日々飛び込んでくるニュースに興味がもてないとすれば、解説が難しすぎたり、背景知識がなかったりすることが原因だと考えられます。今日では、ネット上にキッズ向けのニュースサイトがあります。高校生にもぜひ読んでほしい内容です。スマホなどでニュースを見られる環境にあるならば、ぜひ毎日のニュースサイトなどを見ることを習慣化させましょう。最初は「受験に関係ない」と考えられるものでも構いません。まずは自分に身近なニュース(たとえばテニス部に所属していれば、テニスに関する最新の情報など)を確認する習慣をつけて、次第に受験に関係ある情報へと変化させていくのがおススメです。日常生活で興味深く感じていることを、受験日本史の側面から考えていけば、しだいに日本史にも興味がもてるようになるかもしれません。

生物 飯田高明先生

基礎から東大レベルまで、多くの教材を手掛け、全国模試のチーフを担当。また、授業でも全国レベルで受験生指導に情熱を傾けてきた。この豊富な経験に基づく抜群の指導力と温かい人間性が、絶妙のハーモニーを奏でている。“いきもの”をこよなく愛する心が君の好奇心と探究心を引き出し、知的興奮をじわじわ高めていく。

解いた問題を じっくりと分析

既に「生物基礎」と「生物」が修了している生徒は、「生物」の範囲を中心に、苦手な箇所を埋めていってください。特に、教科書でも最後の方に出てくる「生態」や「進化」の分野は、入試で出題される頻度が非常に高いにも関わらず、多くの受験生が手薄になりがちです。「進化」の分野は知識量が膨大ですから、コツコツと積み重ねてしっかり強化しておきましょう。

東進は毎月模試があるので、是非活用して欲しいですね。模試や大学の過去問は「結果を見て終わり」ではその先伸びません。解答解説をしっかり読み、解けなかった原因を明らかにし、自分で解けるようになるまで何度も繰り返す。これが大切です。8月の時期であれば、この作業にまだ時間を割くことができると思います。本番が近づくにつれて、そんな時間はなくなってきますからね。今は、「冷静に模試を分析する時期」と考え、臨みましょう。

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 センター試験の過去問は、まず1年分を解いてみて、実際に太刀打ちできるのか、また苦手な箇所はどこなのかをきちんと分析すること。また、何年分も連続してひたすら過去問を解く人がいますが、それでは過去問を有効活用できません。1年分解いたら、分析→苦手克服→もう1年分、というように、間をあけて実力をつけてから取り組むようにしましょう。

 長い夏休みも、ボーっとしていては、すぐに終わってしまいます。朝から晩まで1日中勉強もできますし、安眠もできます。勉強のスタイルを確立する良い時期なので、有意義に過ごしてくださいね。

世の中には学習の 素材があふれている

部活や他科目の勉強もあると生物ばかりに時間をかけられないかもしれませんが、「生物基礎」のなかでも「遺伝子」の分野は生物学習の土台となりますので、しっかり理解しておいてください。「生物(4単位)」の大半も「遺伝子」が絡んでいるので、とても重要な分野なんですよ。

最近、生物の入試では時事問題がよく出題されています。教科書も「分子生物学」が中心に変わり、内容もとても興味深くなりました。目の前にあるものが生物の勉強に直結していますので、世の中の問題にも関心を持つようにしましょう。ニュースで何か生物に関するトピックが出たら、ぜひ目を通してみてください。また、高1生、高2生のうちに動物園や水族館へ足を運び、じっくり観察するのもいいですね。動物園や水族館は単にショーを見せているだけではなく、研究機関でもありますので、飼育員さんに色々話を聞いてみると面白いことが聞けますよ。

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 「生物基礎」の用語も、きちんと覚えておきましょう。量は膨大ですが、1日で多くのことを覚えようとすると嫌になるし、とても効率が悪いです。例えば世界史や日本史でも、一夜漬けで用語や人物名を覚えたところで、大事な流れや理由まではおさえきれませんよね。範囲が限られる定期試験では何とかなっても、受験本番ではうまくいきません。1日5~10分でもよいので、毎日少しずつ覚えていきましょう。コツコツ積み重ねていけば、必ず得点につながりますし、勉強の習慣もつきますよ。

 また、高1生、高2生も今の自分の実力をはかるために、ぜひ模試を受験してください。結果が出なくてもショックを受ける必要はありません。模試を出発点として、少しずつ実力が上がっていくのを楽しんでくださいね。

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