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学習アドバイス
  • 東進タイムズ 2020年4月01号

4月の学習アドバイス

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英語 武藤一也先生

難関大を目指しているのに英語が伸び悩んでいる君!英語は勉強する時間の長さではありません、理解の深さです。英語をシンプルにとらえることで、最短距離で受験を突破するだけではなく、合格した後もずっと使える英語の知識を伝授します。君の英語の実力を伸ばし、英語を得点科目にしてみせます。任せてください。

授業を大切に、徹底した復習を

まずは授業を大切にすること!これが基本です。授業を受けた後は徹底的に復習しましょう。復習のタイミングですが、目安は各授業に対して3回の復習をすることです。1回目は授業終了の「直後」に、授業の内容が完璧に理解できているかをチェック。2回目は次の授業を受ける前日までにチェック。そして3回目は次の授業を受ける「直前」に5分程度で前回の授業の内容をチェックしましょう。復習のポイントは1回に多くの時間を割くよりも「回数」です。例えば1時間の復習をするのであれば、それを20分×3回に分けて別のタイミングで行う方が効果的で、記憶に定着しやすいです。時間は賢く使いましょう!

「大学入学共通テスト」ですが、リーディングはすべて読解問題になり、センター試験よりも1000語程度多くなるのではないかと予想されます。そうなると英文の処理をするスピードを上げる必要があります。全体の内容を把握するためのスキミングや、設問に答えるために読む必要がある箇所を素早く見つけるためのスキャニングというテクニックを使っていくことも求められます。また、リスニングですが、リスニングも後半はセンター試験と異なり、英文が1回しか読み上げられない問題が出題されると予想されます。リスニングは、どのように勉強すれば良いのかわからない生徒が多いです。その場合は、ぜひリスニング講座を活用してください。リスニング力をつけるためには伸ばし方があり、リスニング問題には解き方があるんです。

皆さんは、大学入試が大きく変わる新しい時代の先頭を走っています。共通テストは過去問が存在しないのでどのような問題が出題されるかは、まだ完全にはわかりません。だからこそ、英語を正しく勉強して、どのような問題が出ても対応できる力をつけましょう。

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東進生は、夏休み前までに、通期講座は完全に修了しましょう。もちろん、高速マスター基礎力養成講座も完全修得しましょう。そうすることで、夏から過去問演習に取り組め、志望校合格をぐっと引き寄せることができます。

講座ごとにある確認テストや講座修了判定テストは理解度を測る大切なテストです。「大学入試本番」のような気持ちで臨みましょう。それくらいの緊張感で臨んでください。満点が取れなかった場合は再度テキストを見返し必ず復習してください。

リーディングに向けては基本的な単語と基礎文法をなるべく早い段階で完成させ、長文を読む基礎力を付けましょう。また、設問に答える際には、何となく答えを選ぶのではなく、必ず解答根拠を見つけるようにしましょう。リスニングに関しては、きちんと英文を音読できるようにするのが基本です。英文を正しく読めれば、その英文は必ず聞き取れます。その上で、リスニング講座を活用し必要なテクニックを身に付けてください。

共通テストは新しいテストなので過去問が存在しません。ですので、必ず模試を受けましょう。模試を受けることで本番に近い環境で、本番を想定した問題に取り組むことができます。また、模試を受けることで、自分に足りない部分も明確になります。模試を受ける機会があるときは必ず毎回受けましょう!

勉強する環境に身を置き、勉強習慣を確立させる

高2生、高1生は勉強する習慣をつけることが大切です。勉強することが当たり前の生活にしていきましょう。

勉強を習慣づけるためには「やる気」だけではなく、勉強する環境に自分を置くことが大切です。東進生は毎日校舎に行き、「毎日登校・毎日受講」を習慣づけましょう。部活や学校行事もあると思いますが、そんな時こそ校舎に行き、日々の学習を重ねていきましょう。また、校舎に行くことで頑張っている同級生・先輩を見て刺激を受けることもできます。そうすると、自分一人では維持することが難しかったやる気に火がつき、勉強習慣を確立することができます。

中学時代に比べ、高校生になると学ぶ内容が大幅に増え、またその内容も深くなります。特に、いったん苦手科目や、わからない単元ができてしまうと、その部分を挽回するには大きな努力が必要です。ですから、大切なのは「苦手科目や苦手な単元」を作らないことなのです。

英語はまず単語です。「高速マスター基礎力養成講座」を使って単語をしっかりと覚えましょう。その際は、必ず発音と例文を確認してください。共通テストではリスニングの配点が高くなりますが、リスニングの基本は、単語を正しく読めることです。正しく読める単語は必ず聞き取れます。ですが、多くの高校生が単語を適当にローマ字読みをして覚えてしまいます。そうではなく、必ず音を活用しながら単語を覚えましょう。また、例文の活用についてですが、例文をきちんと押さえることはリーディング対策として有効です。共通テストのリーディングでは処理するべき英文の量が増えますが、単語を覚える際に例文をおさえることで、単語の使い方やよく結び つく別の単語(コロケーション)を理解することができ、結果として英文を速く処理できるようになっていきます。

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しっかりと授業を活用しましょう。東進の授業をしっかり受け、復習をしていけば苦手科目や、苦手な単元ができるということはありません。また、既に苦手な教科や科目がある生徒こそ、東進の授業を活用しましょう。苦手な箇所を克服するには多くの時間とエネルギーを必要とするので、自分一人で取り組むよりも、授業をしっかりと活用したほうが効率的で理解も深まります。高校2年生・1年生は、部活、学校行事、また友達と遊ぶことにも全力で、最大限に高校生活を楽しんでほしいと思います。高校生活は人生の貴重な時間です。勉強だけではなく、将来に向けた視野を広げるためにも色々な活動に積極的に取り組んでください。とはいっても、勉強に手を抜くわけにはいきません。ですので、勉強にも全力で取り組みましょう!是非、東進の授業を受けてください。目からうろこの授業が待っています。Good luck!

数学 寺田英智先生

緻密かつ多角的な解説は徹底した問題分析に基づくもの。難解な入試問題も趣味のパズルのように解きほぐす。数学的背景へ常に目を向けながら、更に生徒の学習段階さえも意識して「自ら考え、自ら解ける」実力の養成を目指す。実戦的で明快な講義が君の前に立ちはだかる「高き壁」を乗り越える力になる。

確固たる数学の学力を身に付ける

皆さんは入試の転換期に受験生となったことをどう思いますか。問題ないという人、あまり考えていないという人、あるいは 「不運だ、対策ができないじゃないか」と嘆いている人もいるかもしれません。

まず、何より知っておいてほしいことは、数学のしっかりとした学力があれば、旧来のセンター試験であろうと、大学入学共通テストであろうと、高得点は十分に可能だということです。まずは共通テストだけに照準を合わせず、確固たる数学の学力を身につけていきましょう。

受験勉強を進めるにあたって、まずは極端に苦手な単元や分野を洗い出し、その単元・分野の基本的な勉強を行うことが最優先です。特に基本事項の理解が不十分であれば、一度でもよいので教科書や、基本的な講座の学習内容に戻って理解の程度を確認しておきましょう。無理せずに、少しずつ取り組む問題のレベルを上げていくとよいでしょう。

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講座の受講が進むと、「こなすこと」そのものが目的になってしまうことがあるようです。講座で指示された予習や復習を行っているか、前の講やその前の講の内容は定着しているのか。自身の理解の度合いを把握し、学習ペースや学習サイクルを制御することが大切です。小学校や中学校とは異なり、自分のコントロールを自分自身で行うことが求められているのです。

東進の確認テストや講座終了判定テストは、上記のような理解の抜けを確認させてくれるよいツールです。しかし、理解は不十分なのに答えは合ってしまう、ということもあるのではないですか。これらのテストで高得点を取るのは、いわば必要条件であって十分条件ではありません。テストの出来に左右されず、自分の変化を自分で感じ取る感性を養おう。

共通テストについて補足すると、記述問題の有無、あるいは複数選択問題の有無など出題内容に関しては右往左往しており、問題の形式がどのようになるか定まっていません。数学に関しては、①数学ⅠAの試験時間の増加(60→70分)、②実生活、実社会の問題に即した出題の増加、③会話や思考過程を追うような出題の増加、という点は変わらないようです。まず、平成29年度、30年度に行われた試行調査(プレテスト)の問題は参考にすべきでしょう。共通テスト実施時点と、現時点でも既に方針は変わっているのですが、それでも最初に確認すべきです。大学入試センターのウェブサイトで誰でも確認できるので、問題集や参考書に飛びつく前に、まず一度解いておくとよいでしょう。

受験生となった高3生の皆さん、まだまだ受験勉強を行う時間は十分にあると考えていませんか。共通テストは1月、また、多くの大学は、入学試験を2月中に行います。すなわち、もう1年は残っていないのです。

 まだ勉強に本腰が入っていないという人、今日、今すぐに勉強を始めよう。始めるまでは腰が重いものですが、最初は少しでも手をつけ、習慣にしてしまえば続くものですよ。もう本格的に勉強している!という皆さん、しっかり、今のペースを保つことが大切です。5月、6月と時が経てば、決意当初の新鮮な気持ちは失われていくものです。その日、そのときの気分に左右されず、勝負の日まで粛々とすべきことを遂行していきましょう。

正しく読み、正しく考え、正しく示す

高校生活は勉強以外にも学校行事、部活と盛りだくさんのはずです。高校での学習では、腰を据えて勉強するもののほかに、短い時間でもできる勉強を用意しておくことが大切です。机に向かわずとも、毎日できることを探してみましょう。登下校中の時間などを上手に活用できるといいですね。時間は全員に同じだけ与えられています。それをどう使うかは自分自身で決めることです。自発的に学習するものを一つでも作れると、学習のリズムができてきます。

数学では、中学までの学習以上に、自分が何を理解していて、何を理解していないかを把握することを意識しましょう。問題が解けるに越したことはないのですが、正解を得ることのみを目標にしてしまうと、理解が疎かになります。1つ理解が不十分な箇所があれば、その上に新たなものは積み上げられません。正しく読み、正しく考え、正しく示す。これが数学の学習の基本であり、すべてです。

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東進に入って講座を受講し始めたばかりだという皆さん。まず、最初の一歩を踏み出すだけでも進歩です。今の新鮮な気持ちを忘れずに勉強を続けましょうね。

授業を受けることがゴールではありません。でも、スタートでもないのです。講座を勉強のペースメーカーとしましょう。テキストごとに形式は異なるでしょうが、しっかりと予習すべき問題は予習し、また、復習をすること。そして、予習、復習と終えても、その後に学習した内容が定着しているのか、自分自身で変化を感じ取ることが大切です。

早い段階から共通テストの対策を考える必要はありません。何しろ、現時点では何が、どう出題されるのか定まっておらず、明確な対策の打ちようがありません。勿論、出題形式を知っておく、慣れることも大切ではありますが、それは受験生になってからでよいでしょう。それよりも、まだ時間はあるのです。何を、どのように出題されても困らない、確固たる数学の学力をつけることを目指しましょう。揺ぎ無い学力があれば、多少の軌道修正は容易なのです。

漢文 寺師貴憲先生

とにかく正攻法。でもときにテクニカル。そして高尚にして軽快。みんなを「わかった」に導く。歴史的な背景を基に明解な具体例を駆使した緩急自在の講義を聴けば、きっと漢文が身近になる。そして漢文に感動する!「どうせ取るなら満点、合格するなら首席」を合い言葉に、圧倒的な読解力を養成し、キミのポテンシャルをフルに引き出す。

早期の対策で漢文をアドバンテージに

国語対策は漢文から!点数を上げるのが容易で、配点も高く、そのうえ多くの高3生がまだ漢文に手をつけていないからです。この記事を読んだ後でさえ、漢文の優先順位を最下位にしたままの人がいますから、ここで考えを変えれば大チャンスです。

漢文の点数を上げるにはとにかく基礎固め。句形を覚え、語彙力を高めます。句形をひととおり学び、漢文の問題は「読解ではなく知識で解く」と意識を変えるだけで点数はぐんと上がります。本文を見れば、なんとなく意味がわかるので、つい「読解(文脈)で解く」と称して基礎をおろそかにしがちですが、さっさと基礎を固めて知識で解けるようになりましょう。講座では「基礎から学ぶ漢文」、参考書では『寺師の漢文をはじめからていねいに』(東進ブックス)がオススメ。目標とする模試に合わせて句形を学び終え、アドバンテージとしましょう!

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(1)予習・復習のしかた

「成功とは、情熱を失うことなく、失敗に失敗を重ねられる能力である」とは、チャーチルの言葉です。失敗を繰り返し、そこから学ぶことは、学習の本質であり、成功に至る道です。

予習は失敗するためにする──と考えましょう。もちろん、予習の場合、まだ学ぶ前に問題に当たるわけですから、わけがわからず、そんな状態で問題を解いても無駄だと感じたりするでしょう。でも大事なのは、わからないことがわかることです。いきなり解説を聞くより、わからないという暗闇に放り出されたあと、解説という光明を与えられたほうが、喜びも大きいですし、それだけ頭に残ります。痛みなくして成長なし。まずは苦しむことが大事です。

予習のときはすぐ答えを見たりネットで調べたり巻末の通釈を見たりしないように。わからないことに耐えられず、すぐ答えを見てしまう人は多いですが、それではわかった気になるだけです。その答えを出すまでのプロセスを学ばなければ、次には活きません。自分の力だけで問題に挑み、問題を解けずに絶望したり、解けたと思ったら見当違いの答えだったり、といった失敗を重ね、一歩ずつ学んでいきましょう。

復習の重要性は言うまでもありませんね。面白いのは、復習のタイミングは早すぎてはいけないという点です。授業を受けた直後に、忘れないうちに復習しておこうと考えるのは、意欲としてはすばらしいですが、復習のタイミングとしては最善ではありません。理由は、まだ忘れていないからです。受験生としては、忘れてはいけないと考えがちですが、復習を効率よく進めるためには、いったん忘れる必要があります。記憶→忘れる→記憶→忘れる→記憶→……の繰り返しによって記憶は定着します。一度覚えたら二度と忘れてはいけない、と考えるのは誤りですし、そもそも無理。忘却と記憶の繰り返しが重要です。繰り返せば繰り返すほど、忘却までの時間は短くなり、記憶に要する時間も短くなります。計画的に忘却&記憶しましょう。たとえば、授業の1日後、1週間後、3週間後、3ヶ月後といった形で復習機会を作れば、うまく記憶は定着していきます。

東進の確認テストは、講義を真剣に聞く動機づけに利用するといいです。やりがちなのが、椅子に座り、講義をただ流しただけで、学んだことにしてしまう、というものです。人間の記録力はさほど優秀ではなく、人の話の7割は忘れます。聞いていないのではなく、ちゃんと聞いていても、です。よほど印象的な話でない限り、脳はそれを記憶してはくれません。講義のうち印象的な余談が2つくらいあると、余談以外は何も思い出せないなんてことはよく起きます。しかも、その話を聞いたこと自体を覚えていないので、忘れていることにも気づきません。というわけで、確認テストで満点を取ることを目標に、予習をしっかりとし、講義を真剣に聞きましょう。常に、確認テストで問われるかも、と意識しながら講義を受けるのがコツです。

(2)夏休み前に基礎を完成させるために

漢文の場合、基礎は句形と語彙力で、英語でいえば、構文、イディオム、単語に当たります。馴染みのある漢字で書いてあるので、なんとなくパッと見、読めるような気がしてしまいますが、基礎がなければ正確に読むことはできません。古文なんて、ほとんど平仮名で書いてあるのに、なぜか読めないのと同じです。

漢文に苦手意識がある人は、基礎固めを避けていることが多いので、とりあえず黙されたと思って、句形を覚えてみましょう。講座では「基礎から漢文(句法編)」、参考書では『寺師の漢文をはじめからていねいに』(東進ブックス)がオススメです。句形を4月中にひととおり学び、目標とする模試に合わせて、1度(1週間後)2度(1ヶ月後)と復習するのが理想です。国語の点数が伸び悩んでいる人ほど、漢文からはじめるといいですよ。覚える項目が少ない割に配点は高く、しかも漢文を後回しにしている人が多いので、アドバンテージになります。

基礎の定着を図るには、ドリルが必要です。教科書を読み直したり、ノートを漫然と見返したりするのはほぼ無意味です。問題を解き、まちがえて、正しい知識を手に入れる。それの繰り返しです。ノートを見返したら、いろいろ思い出して復習になった気分にはなりますが、それはノートがあるから思い出せただけであって、ノートがなければ何を覚えたかすら思い出せません。テストにノートを持ちこめない以上、それでは無意味です。しっかり問題を解いて、まちがえましょう。まちがえればまちがえるほど、記憶に定着します。

(3)大学入学共通テストにかんして

漢文の場合、センター試験と共通テストとのちがいはあまり多くありません。2度の試行テストを見る限り、問1から問4までは、従来どおり、漢字の読みや意味、返り点、書き下し、解釈が問われています。

特徴的なのは、問5以降、複数テキストを比較しながら読解をする技能を問われている点で、高い情報処理能力を求められています。この点については、現在のところ、教材(教科書・参考書・問題集)が整備されておらず、複数テキストを比較して相違点・共通点を読み取ったり、相互を関連させて新たな情報を生んだり、相互の矛盾を見つけて誤りを指摘したりする訓練はできません。したがって、①センター試験対策用の講座や参考書で問1から問4の対策をしつつ、②「共通テスト本番レベル模試」で複数テキスト問題(共通テストならではの新傾向問題)の対策をするのが最善だと思います。得難い機会なので、共通テスト本番レベル模試はできる限り受けて経験を積んでいきましょう。

(4)高3生へメッセージ

まずは漢文から! 特に漢文に苦手意識があって、避けたくなる人ほど、漢文から手をつけるのがオススメ。漢文を避けている人が多い今こそ、漢文で高得点をゲットし、国語全体の点数を底上げして、ライバルを置き去りにする絶好のチャンスです。さあ、漢文でスタートダッシュだ。

目的意識を持った学習を意識する

高校の学習は目的意識が大事。直近の目的は第一志望校合格なので、すぐ志望大学を決め、両親や友人に「自分は〇〇大学に入る」と宣言し、スマホの待受画面をその大学の写真に変えましょう。

次の目標は「模試で判定を1段階上げる」です。そのためにはどうすればいいかと目的意識を持って日々の学習を進めましょう。漢文の場合は、まず基礎固め。句形を学ぶことからはじめます。受験生同様、講座では「基礎から学ぶ漢文」、参考書では『寺師の漢文をはじめからていねいに』(東進ブックス)がオススメ。句形を学び、知識を生かして問題を解けるようになれば、模試で8割得点はすぐです。多くの高2生・高1生はまだ漢文に手をつけていないので、いますぐ漢文に手をつければ、次の模試で高得点も夢ではありません。5月までには句形を学び、繰り返し演習をして、夏までには定着させておきましょう。

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(1)予習・復習のしかた

予習をしなければ、授業や講義の効果が7割消える、とまず実感することが大事です。予習って、明日先生から習うことを今日自分で学ぶ行為なので、二度手間で効率が悪い感じがするんですが、逆です。授業や講義では1コマ50分から90分も費やし、一日の大部分を教室で過ごします。だからこそ、この時間を最大限有効に活用しなければなりません。授業をテキトーに聞き流して(居眠りしたりノートにイラスト書いたり)、あとで復習に時間をかけるのが、いちばん無駄で効率が悪いです。ほとんど自学自習と変わりません。

授業・講義を最大限活かすにはどうすればよいか、という視点で常に考えてください。

漢文の場合、予習では本文をしっかり読み、解釈を考えます。ノートに自分なりの解釈を書きこむのも効果的です。なお、書き下し文をノートに書いてから解釈する行為は、無益どころか有害なので、やめましょう。書き下し文にすると、思い切り日本語になるので(古臭いけど)、読みやすくはなります。でも本番では、書き下し文ではなく、返り点・送り仮名つきの漢字メインのあの漢文を高速で読まなければならないので、こちらに慣れておく必要があります。それに、語順がわからなくなるのも問題です。たとえば、「間髪入れずに〇〇する」の「間髪を容れず」って、どういう意味ですか? 特に「間髪」って何? 実はこれ、書き下す前は「間 不 容 髪」の語順になっていて,「間、髪を容れず」=「隙間は髪の毛一本をも容れられない(ほど狭い)」という意味です。「間髪」という漢語はありません。このように、書き下すと、語順を無視しがちなので、教科書や教材の漢文を見ながら解釈しましょう。

話を戻します。授業・講義では、自分の解答・解釈と先生の解答・解釈を比べながら調整していきます。解答では、答えを出すまでのプロセスを特に注意して聞きます。プロセス自体がまちがっていたのか、プロセスはあっていたけど答えだけまちがっていたのかで、対処は変わります。また解釈では、文字面を見てテキトーに想像した解釈になっていないか、ほとんど直訳しただけの意味不明な浅い解釈になっていないか、深読みしすぎて本文に書いていないことまで読み取っていないか(本文の前半と後半とで矛盾する解釈を平気でする人もいます)を重点的に確認します。あとは修正して次の予習に活かしていきます。

最後に復習は、知識部分=基礎の定着を目的にします。漢文の場合、基礎は句形・語彙力なので、それらを確認するドリルを利用するのがオススメです。教科書を読み直したり、ノートを漫然と見返したりするのはほぼ無意味です。ドリル=問題集を利用し、実際に手を動かして、頭に叩き込んでください。

(2)勉強の習慣付け

勉強の習慣づけとして必要なのは、ルーティン化と動機づけです。たとえば、朝5時に起きて近所の公園を30分ジョギングし、家に戻ってシャワーを浴びたあと、6時から1時間問題集を15ページ進めるというのをルーティン化します。前日、夜ふかししてしまって朝起きるのが辛くても、とりあえず寝惚けたままジョギングに出てしまうのがコツです。ルーティン化してしまうと、やめられなくなるので、それまでは鉄の意志でつづけます。ルーティン化するまでの2週間が勝負どころです。1時間が辛ければ、6時に起き、とりあえずベッドの上で柔軟をしたあと、15分間だけ参考書を開く、でもいいです。続けることが大事なので、10分、15分でかまいません。必ず毎日することを決めましょう。

勉強する動機は、第一志望合格です。第一志望が定まっていないと、そもそも動機づけができないので、とりあえず志望大学を決めます。学部は後でいいです。そこで、たとえば、「自分はスタンフォード大学に入る」と決めたら、次は宣言します。両親や友人に告げ、勉強机の前にスタンフォード大学の写真を貼り、スマホの待ち受けにして、日々目標を確認できるようにします。このとき「自分はスタンフォードしか受けるつもりはない」と宣言するのがコツです。「スタンフォードに入りたい」じゃダメです。「入る」と言い切ります。あとは両親や友人がそれを信じるかにかかっています。もし周りが「君ならできる」と期待してくれれば、夢はかないます。もし期待してくれないようであれば、「こいつ、本当にスタンフォードに入るかも」と思わせるのが最初の目標になります。模試で判定を1つか2つ上げれば(E判定→C判定なら十分です)、この目標は達成できるでしょう。

高校の学習では、この目標(志望大学)と目的(第一志望合格)を常に意識します。中間テストでクラストップを狙うのも、第一志望合格のためです。ここが中学時代と大きく異なるところでしょう。常に受験を意識しましょう。そう。受験勉強は、これを読んだ今、スタートです。

(3)大学入学共通テストにかんして

漢文の場合、特に意識する必要はありません。とにかく漢文の基礎を地道に固めていきましょう。具体的には、句形を身につけます。講座では「基礎から漢文(句法編)」、参考書では『寺師の漢文をはじめからていねいに』(東進ブックス)がオススメです。共通テスト対策は、まだ教材が整備されていないので、来年以降まで待ちです。それまでは、学校のテストや模試で点数が取れるようにしておけばいいです。

(4)メッセージ

国語対策はまず漢文から!国語の中で配点が高い割に難易度が低い漢文は、正直、稼ぎどころです。特に高1模試では、 漢文に手をつけていない受験生がここで恐るべき低得点を叩き出すので、さっさと漢文を学んで30点くらい先を行きたいところ。偏差値もぐっとアップして自信もつきます。国語の成績を上げるなら、まだ多くの高2生・高1生が漢文に手をつけていない今がチャンスです。

生物 緒方隼平先生

学生時代から努力と経験を重ね続けてきた気鋭の講師。生物学は現在の自然現象を基盤に進化の可能性を探求する学問であると解し、常に生徒に考えさせることを追求する。暗記と無縁の講義は、いわばリスナー参加型の一つの物語となるだろう。

夏期までにすべきこと

受験科目が「生物基礎+生物」である人は、まず「生物の特徴(生物基礎)」と「遺伝子とそのはたらき(生物基礎)」を学習してから、「生命現象と物質(生物)」を学習しましょう。最初に概要を学ぶことで、単元の全体像が把握しやすくなり、その後に学ぶ詳細な知識も整理しやすくなるはずです。また、「遺伝子」を得意分野にしましょう。現行の教育課程において、「遺伝子を制するものは受験生物を制する」、と言っても過言ではありません。

共通テスト(生物)とセンター試験の相違点として、①分野横断的な問題が出題される、②知識を直接問うような問題が少ない、などが挙げられます。「共通テスト本番レベル模試」では、試行調査の問題などから共通テストの傾向を分析し、その特徴を最大限に反映しています。夏期までは、点数を気にするよりも、できなかった問題をしっかりと復習することが大切です。

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みなさん、新学年のスタートですね。今回は、受験科目が「生物基礎+生物」である人(主に理系)と,「生物基礎のみ」である人(主に文系)に分けて、夏期までの期間(4月〜6月)にすべきことをアドバイスしたいと思います。

受験科目が「生物基礎+生物」である人は、「生物の特徴(生物基礎)」と「遺伝子とそのはたらき(生物基礎)」を学習してから、「生命現象と物質(生物)」を学習しましょう。上記の単元は名称こそ異なるのですが、一部の学習内容は被っており、生物基礎ではその概要を、生物ではその詳細を学びます。最初に概要を学ぶことで、単元の全体像が把握しやすくなり、その後に学ぶ詳細な知識も整理しやすくなるはずです。また、「遺伝子」を得意分野にしましょう。現行の教育課程において、「遺伝子を制するものは受験生物を制する」、と言っても過言ではありません。ほとんどの単元に遺伝子が関わってきますので、遺伝子への理解が進むと、他の単元の理解も深まります。さらに、共通テスト対策として、模試を有効に活用しましょう。共通テスト(生物)とセンター試験の相違点として、①分野横断的な問題が出題されること、②知識を直接問うような問題が少ないこと、などがあげられます。共通テスト本番レベル模試では、試行調査の問題などから共通テストの傾向を分析し、その特徴を最大限に反映しています。夏期までの期間は、模試の点数など気にする必要は一切ありません。次の模試、そしてその先の入試本番へ向けて、できなかった問題をしっかりと復習することが大切です。

受験科目が「生物基礎のみ」である学生は、共通テスト対策講座などを積極的に受講し、できる限り全ての単元の学習を終えましょう。4月は共通テスト第1問に相当する「生物の特徴」と「遺伝子とそのはたらき」、5月は第2問に相当する「生物の体内環境の維持」、6月は第3問に相当する「生物の多様性と生態系」を学習進度の目安としてください。また、生物基礎の場合、共通テストの出題傾向は従来のセンター試験と大きく変化しないため、その対策としてセンター試験の過去問を利用することはとても有効です。したがって、各月で設定している予定範囲の学習が終わり次第、習熟度を測る指標として、センター試験の過去問を解きましょう。具体的に言うと、4月の学習範囲が修了し次第、第1問のみ数年分(できれば2015年度以降の全ての問題)の過去問を解いてみる、というように学習を進めていくと良いでしょう。

最後に一言。新学年は受験学年であると同時に、高校生として最後の学年でもあります。部活の大会や体育祭、学園祭など、いろいろな行事が高校生活最後になるでしょう。そのような行事には、是非とも全力で取り組んでください。中途半端な気持ちで取り組むと、勉強も含めて全てが中途半端に終わります。全力で何かに取り組んだ素敵な思い出は、必ずや勉強の励みとなり、活力となるはずです。

「考える学習」への切り替えを!

用語を暗記し、知識量を増やすことは大切です。一方で、共通テストでは、細かい用語を直接的に問う問題が少なくなると考えられており、「用語をどれだけ理解しているのか」という能力が求められています。この能力は一朝一夕で身につくものではありません。今すぐ、「知識を詰め込む学習」から「考える学習」へと切り替えましょう。

これから勉強を始める人は、「生物の特徴 (生物基礎)」・「遺伝子とそのはたらき(生物基礎)」・「生命現象と物質(生物)」の順に学習してください。右記の単元で学ぶ細胞・代謝・遺伝子は、生物学の土台となる分野であり、今の時点でしっかりと理解しておくことは、今後の学習に多いに役立つはずです。

生物学はまだまだ「若い」学問です。だからこそ、夢があり、希望に溢れたものだと思います。少しでも多くの高校生が興味を持ち、積極的に学んでくれることを期待しています。

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高2生・高1生のみなさん、今は用語の詰め込みに走る時期ではありません。もちろん用語を暗記し、知識量を増やすことは大切です。一方で、今年度から始まる共通テストでは、細かい用語を直接的に問う問題が少なくなると考えられており、「用語をどれだけ覚えているのか」ではなく、「用語をどれだけ理解しているのか」という能力が求められています。この能力は一朝一夕で身につくものではありません。今すぐ、「知識を詰め込む学習」から「考える学習」へと切り替えましょう。たとえば、ミトコンドリアはDNAをもつ、という文章を丸暗記しても、その先の発展性は全くありません。一方で、「なぜ」ミトコンドリアはDNAをもつのか、と一歩踏み込んで考えてみると,ミトコンドリアは元々独立した生物が細胞の内部に入り込んで生じたものである、という内容まで合わせて理解することができます。教科書に書かれている用語に対し、常に「なぜ」を意識した学習をすることで、暗記の負担は大幅に軽減され、いわば暴力的な知識の詰め込みを回避することができます。

また、これから生物(生物基礎)の勉強を始める学生は、「生物の特徴(生物基礎)」・「遺伝子とそのはたらき(生物基礎)」・「生命現象と物質(生物)」の順に学習してください。上記の単元で学ぶ細胞・代謝・遺伝子は、生物学の土台となる分野であり、これらの内容を今の時点でしっかりと理解しておくことは、今後の学習に多いに役立つはずです。

最後に一言。1953年、二人の若い研究者によってDNAの二重らせん構造が解明されてから、まだ100年も経っていません。生物学はまだまだ「若い」学問です。だからこそ、夢があり、希望に溢れたものだと思います。少しでも多くの学生が生物に興味を持ち、積極的に学んでくれることを期待しています。

公民 執行康弘先生

変化の激しい時代の先を捉え、そのポイントを的確に反映する授業センスは抜群。心地よいテンポの語りと流れるような板書で、重要事項が一目でスッキリと整理される。受験の範囲に留まらず、社会人対象の講座を担当することもあり、教科に対する群を抜く専門性に裏打ちされた授業は必見。自ら努力することをいとわない先生の姿勢は、キミの人生も豊かにするだろう。

国際政治・経済分野の学習を進めよう

国際分野を扱うのは、学校にもよりますが、最後になることが多いようです。ですが、学ぶ範囲が広く、特に国際経済は、一つひとつを丁寧に学習していかないとなかなか理解できない分野ですので、なるべく早くから学習を進めていきましょう。

共通テストでも必要な知識はセンター試験と変わらないと予想されます。過去問はありませんので、教科書をしっかりと読み込み、知識の定着はセンター試験の過去問で行いましょう。また教科書を読み込むだけでなく、資料集を活用し、実際のデータにも触れるようにしてください。

試行調査では、センター試験とは異なり、単純な正誤問題が減少し、統計グラフや判例の抜粋など、さまざまな資料の中からその資料を正確に読み取り、正誤を判断する問題が出題されました。これらに対処するためには、常日頃から、「考える力」を養っていくことが必要だと思います。

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本紙で高2生・高1生のアドバイスでも書きましたが、政治経済や現代社会は「現在、起こっていること」を扱います。そのため、新聞やニュースなどに注目し、情報の収集につとめてください。ただし、その時に注意してもらいたいのは、「原因」や「理由」、そして「自分であればどうするか」などを考えることです。情報の暗記だけでは、「共通テスト」には対応できないと思います。「覚えること」から「自分で考えること」を意識して、学習を進めてくれればと思います。

中学公民の内容をしっかりと押さえる

中学公民の内容を理解しておくことが、高校公民には不可欠です。中学公民は基礎中の基礎です。中学公民で自由権や社会権などの基本的人権を学んだと思いますが、高校ではこれらの内容をもとに、判例ではどうなっているかなどの枝葉をつけていくことになります。いわば中学公民はその幹にあたる重要な部分ですので、まずは中学公民の内容の復習をおススメします。

受験生にも同じことが言えますが、政治経済や現代社会は「現在、起こっていること」を扱います。そのため、新聞やニュースなどに注目し、情報の収集に努めましょう。ただし、その時に注意してもらいたいのは、「原因」や「理由」、そして「自分であればどうするか」を考えることです。情報の暗記だけでは、「共通テスト」には対応できません。「覚えること」から「自分で考えること」を意識して、学習を進めていきましょう。

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教科書をしっかりと読み込む。これが最も重要だと思います。ただし、公民は言葉が難しいところがあります。その場合、まずは授業をよく聞いて、それから教科書で読んで確認するのも良いかと思います。地理や歴史と違い、最初の一歩を踏みだしにくい教科かも知れませんが、踏み出してしまえば、この教科がいかに重要なのかがわかり、学習がより進むと思います。

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