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学習アドバイス

7月の学習アドバイス

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数学 寺田 英智

緻密かつ多角的な解説は徹底した問題分析に基づくもの。難解な入試問題も趣味のパズルのように解きほぐす。数学的背景へ常に目を向けながら、更に生徒の学習段階さえも意識して「自ら考え、自ら解ける」実力の養成を目指す。実戦的で明快な講義が君の前に立ちはだかる「高き壁」を乗り越える力になる。

中期的な目標設定で学習のペース作り

数学は、一度の学習、理解で実際に問題が解けるようになるとは限りません。学習した内容の定着度を、実際に問題を解くことで確認するとよいでしょう。自分で自分を日々テストする姿勢が大切です。夏休み前を目標に、この作業を済ませることで自分の学習状況を把握しましょう。

夏からは徐々に過去問演習を含む実践的な学習にシフトしていきます。日を追うごとに焦りが出てくると思いますが、まずは中期的な目標を明確にすること。すなわち、「7月中旬までに……の復習を終わらせる」など、目指す時期と行う内容を明確にすることが大切です。自分で明確な目標を立て、その達成に邁進することで、不安や焦りを払拭しましょう。勉強の不安は勉強でしか振り払うことはできません。どういう経緯で解答にたどりついたか、プロセスをちゃんと踏んで解答できたかが大事です。

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【高3生】

過去問に取り組む目的は、「出題内容、傾向などを知ること」「志望校とのギャップを把握し、日々の勉強の動機づけとすること」の2つに分類されます。前者を伺うのであれば分量をこなすことや緻密な復習が大切です。後者の動機づけが主な目的であれば、取り組む時期が大切です。志望校が定まっている人は、まずは一度,過去問に取り組んでみるとよいでしょう。出来の如何に関わらず、過去問演習を日々の学習の推進力に変えていくことが大切です。

日々、学習に集中できない人は,積極的にその環境を変えてみましょう。場所や時間などは勿論のこと、特にスマートフォンの誘惑に負けないように。集中する時間、休む時間をはっきりと分ける。意思が弱い自覚がある人は、勉強中に手元に置かない、通信機能を切ってしまう、など工夫が必要です。

【高1・2生】

テキストや問題集の空きスペースに解き始める癖がついている人がいます。数学では、別紙を用意して解くように改めましょう。解答までどの程度の考察が必要かわからないですし、復習の機会に書き込んだ内容がヒントになってしまうこともその理由です。

これから受験に向けての勉強を始めよう、という皆さんへ。勉強は質、量ともに一定のペースを保つ、保ちつつ質、量ともに向上させていくものです。これまで勉強してこなかった人が急に「1日10時間勉強!」と意気込んだところで長く持ちませんし、質も保てません。かといって、勉強を始めるきっかけは自分で作るしかありません。まずは、普段の生活の中で、「定期テストのためではない学習」を1つ、初めてみるのはどうでしょう。登下校中の時間でもよいですし、食事後や寝る前の10、20分でも構いません。確実に続けられる内容と時間、ここからスタートしてみましょう。

単元ごとの重要な問題を正しく理解

いつでも、1つの問題への正しい理解、正しい説明ができることを大事にしましょう。ノートを目で追っているだけだと内容を理解しているかどうかを自分で判断するのは難しい。自分で説明できるかどうか、少しの計算や簡単な証明でも「自分の手で書けるかどうか」にこだわって復習することで、理解の程度を判断できます。

復習するときは「何を、いつまでに行うか」を決めると勉強しやすいです。単元ごとの重要な問題をピックアップして、それらを正しく理解、正しく説明できるかどうか、丁寧に確認をしましょう。

記述模試の経験が少ない、あるいは初めての人は、細かい書き方にこだわりすぎる傾向があります。まずはしっかりと問題に向き合いましょう。理解していることを伝えるものが答案です。答えに至った根拠がわかる式や図を残すことから始めてみましょう。書き方は、必要に応じて修正していけばよいのです。

英語 大岩 秀樹

先生の情熱あふれる授業は、英語アレルギーの生徒でさえ英語好きに変え、英語を得意科目にしてくれる。また、『英文をカタマリで読み解く』『本物の基礎力にこだわった明るく楽しい』授業は、幅広いレベルの受験生から大好評! 「知らず知らずのうちにどんな問題にも通用する本物の力が身につく!」と評判の気鋭の講師。

「合格するためにすること」にしっかり時間を使う

夏休み直前の学習ポイントには、個人の進度によって過去問演習に挑戦する、復習を徹底的にするなどの選択肢がありますね。夏休みはセンター試験対策を終え、9月からは志望校対策が始まりますから、逆算すると、基礎である単語や基本例文は「高速マスター基礎力養成講座」などを活用して一日も早く終わらせるべきです。それが済んだら長文読解。基礎事項をきちんと理解して解答できるようにしておきましょう。テキストを繰り返し演習する場合は、一冊のテキストの中に不安な点を残さないように心がけてください。

部活を引退した人の中には、すぐに気持ちの切り替えが難しい人もいると思います。対策は、ひたすら勉強時間を作ってしまうこと。部活にあてていた時間がこれからは勉強に使えます。ウォーミングアップや終わったあとのストレッチなどと同じで、学習にもメリハリをつけ、今自分が優先すべきことに時間を使うように意識してください。「合格するためにすること」にしっかり時間を使えるようにスケジューリングしましょう。

まだ部活を続けている人は、勉強できる時間の長さによってやることを変えてみましょう。考えて解く英語の長文読解など、時間のかかるものはまとまった時間があるときに、数分程度の時間なら単語などを少しずつやっていきます。やるべきことはたくさんありますが、確保できる時間の長さによってやることを変えましょう。

7月22日(日)の「難関大/有名大本番レベル記述模試」では、難関大・有名大といわれる大学の記述入試の頻出形式や、書くという行為でどれだけ時間がかかるのか、などを総合的に体験する絶好の機会ですので、積極的に受験してください。夏休みが始まるタイミングで自分の強化ポイントを正確に把握し、志望校合格に大きく近づく夏休みにしましょう。

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【高3生】

「入試が難化していく」「英語の学習は実用性がより求められる」など、さまざまな情報が飛び交い、心配に思う人もいるでしょう。でも、受験は合格点さえ取れれば合格できる制度です。目の前の課題にしっかり取り組んでください。志望校をどこにするか固まっていない人が、現在の学力よりレベルの高い大学を目指し、努力していくのは問題ありません。ただ、「難しそうだから」と志望校のレベルを下げると、実際の学力はそれより下になってしまいます。私大、国立などの区別をして対策をするよりも、この時期は土台となるセンター試験対策を優先しましょう。

【高1・2生】

新テストについて心配する声も多く聞こえます。でも、東進は英語力をつけるという視点で授業を展開しており、もともと4技能の要素が含まれています。スピーキングのトレーニングは、試験対策のための学習量が増えるかもしれませんが、これまでと大きな変化はないでしょう。やることが増えてきましたが、だからこそ自分は何からやるべきか、優先順位をハッキリさせておく必要があります。担任の先生と相談してしっかり進めていきましょう。

新テスト対策と従来の基礎学習を並行して行う

現在の高2生は、受験学年の大学入試センター試験で、その翌年から導入される「新テスト」を踏まえた問題が出される可能性があります。新テストを受験する高1生と同様の学習を取り入れましょう。要求されるのは「英語運用能力」。つまり読む速度を上げ、単語・熟語、基本的な文法などを「修得」ではなく「習熟・熟練」まで仕上げていくことです。そのためには、夏休み前、夏休み中、夏休みの終わりと、とにかく繰り返し音読。そして、今やっていることは、極力前倒しで終わらせましょう。

入試改革では外部試験のスピーキングも評価されます。変化に不安もあると思いますが、スピーキングは基本的にライティングやリーディングより語彙レベルが低い。試験では基礎語彙の運用能力が重視されるので、まずはハイレベルな単語よりも、何回も聞いた単語をサッと使えることが大事です。

また、並行して従来の試験に向けた基礎固めの学習も続けましょう。やることが増えるので不利に感じるかもしれませんが、全体的に見れば基礎の徹底反復が増える程度。特に高1生は今やっていることを土台として、前倒しで仕上げる気持ちで臨んでください。土台作りには音読の習慣が欠かせません。英語を英語として使うには、口から音を出すという作業が必要。音源を使ってしっかり音読をしてください。

この時期に模試を受ける人は受験への意識が高いと思いますが、点数で一喜一憂しがちです。でも、模試は受験ではありません。点数よりも、きちんと理解して解答できたかを重視してください。わからなかった問題はもちろん、なんとなく当たったというあやふやな問題、時間がかかった問題もすべて復習しましょう。どういう経緯で解答にたどりついたか、プロセスをちゃんと踏んで解答できたかが大事です。

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