>
>
学習アドバイス
  • 東進タイムズ 2019年11月01号

11月の学習アドバイス

バックナンバー:

絞り込み検索:

英語 森田鉄也先生

TOEIC関連著書多数。TOEFLやIELTSなどの世界基準の英語を教授するため、日々研鑽。アメリカ・カナダ留学に加え、アメリカではビザ代行サービス会社で社長秘書として通訳等、海外で働く経験を重ね、予備校講師へ。世界に通ずる英語力、海外生活での体験から、見識を広めることができる講義は必見。発音にもとことんこだわる。TOEIC L&R 990点満点(70回)、TOEIC S&Wテスト各200点満点、英検1級、英単語検定1級、英語発音検定満点、TEAP満点、GTECCBT満点、国連英検特A級、ケンブリッジ英検CPE、通訳案内士(英語)、TOEFLiBT115、IELTS 8.0

過去問と向き合い客観的に見極めて学習を継続しよう

高3生はセンター試験まで100日を切り、焦っている人も多いのではないでしょうか? これが最後のセンター試験です。失敗するわけにはいきません。

まずは読解問題での失点を防ぎましょう。自分の志望校に受かるにはセンター試験でどのくらいの点が必要なのかと考えた時、読解パートの比重の大きさに気がつくはずです。まずはここで点数を落とさない確実な読解力を身につけましょう。その後、文法語法の知識を再確認し、発音アクセント問題も落とせない人は直前期でいいので取り組みましょう。センター試験は何と言っても時間との戦いですから、読解にきちんと時間が取れるように、どの大問から解答していくのが自分にとって最も効率が良いのかを過去問演習しながら研究しましょう。

この時期は志望校の過去問演習が学習の中心になっていると思います。そんな皆さんには過去問を演習する際に意識してほしいことがいくつかあります。①出題形式を確認。出題形式を知らずに受験するのは危険です。傾向と対策を把握しておきましょう。②時間配分の確認。どの大問・出題形式にどれだけ時間がかかるのかチェックしましょう。③解答根拠をハッキリさせておく。メモを取ったり、問題用紙に印をつけたり解答に至ったプロセスがわかるようにしておきます。④答え合わせは根拠の確認を。丸付けをして正答数や得点率ばかりに注目しがちですが、なぜ間違えたのか、どうすれば正解出来ていたのか解答の根拠をきちんとチェックすることを忘れないようにしましょう。④のプロセスをスムーズにするために③は不可欠です。

不安に押しつぶされそうになる時期ですが、きちんと過去問に向き合い、自分に何が欠けているのか、どうすればより点数を上げられるのか客観的に見極めて学習を継続していきましょう。

<以下WEB限定>

不安で学習が手につかない人は勉強のルーティンを作っておきましょう。通学中に英単語をやる・この時間に長文をやるといった、日々の行動と学習を紐付けしてルーティン化しておくと、やる気がないときでも勉強が出来るということがよくあります。英語に限らずぜひ実践してみてください。

どんな試験にも対応できる基礎力の育成が大事

高2生・高1生は、共通テストや4技能試験のことを心配している人も多いでしょう。しかし、どのような試験においても基礎力の育成が大事になります。単語を知らなければ、読むことも聞くこともできません。ましてや書いたり話したりすることができないのは言うまでもありません。まずは、単語を覚えてください。

ただし、4技能試験のために、使い方も覚えることを忘れないでください。日本語訳を記憶するだけでなく、その単語がどういった単語と一緒に用いられるのか(相性)も覚え、書くとき話すときに使えるようにしてください。つまり、フレーズも覚えるということです。フレーズ単位で読む、聞く、話す、書くことができるという力を養いましょう。

また、文法では単元別の学習をきちんと終わらせるよう心がけましょう。共通テストや4技能試験では文法知識自体を問う問題は少ないですが、書いたり話したりするためには文法知識は不可欠です。志望校によって細かい学習内容は変わって行きますが、英語は必須科目です。高2・高1の段階で(なるべく早めに)ひと通りの文法単元(時制・準動詞・関係詞など)の学習は終わらせましょう。

学習計画を立てるときに前述のことを意識するのももちろんですが、英検やGTECといった4技能試験の出題形式を実際に受験をして把握しておく必要があります。高3になっていきなり本番に臨むのではなく、高2・高1の段階から受けておき、試験慣れをしておきましょう。

入試が変わる最初の学年ということで不安を抱えている人も多いですね。特にスピーキングの勉強をやらなければいけないことを嘆いている人が多いです。しかし、今まで話し方を習わず、適切な訓練をしてこなかっただけなんです。きちんと学習していけばきちんと力はつきます。

<以下WEB限定>

英語を話せるに越したことはありません。旅行や研究発表など学生段階でも英語が話せれば得する場面が多々あります。はじめから自分には出来ないと諦めるのではなく、はじめの一歩を踏み出してほしいです。

数学 寺田英智先生

緻密かつ多角的な解説は徹底した問題分析に基づくもの。難解な入試問題も趣味のパズルのように解きほぐす。数学的背景へ常に目を向けながら、更に生徒の学習段階さえも意識して「自ら考え、自ら解ける」実力の養成を目指す。実戦的で明快な講義が君の前に立ちはだかる「高き壁」を乗り越える力になる。

思い切って過去問に向き合い少しずつでも進んでいこう

過去問演習の目的は、「現時点での実力と志望校との距離をはかること」「出題形式に慣れること」「モチベーションの維持」です。

まだまだ過去問を解く実力が……などと言っていると、あっという間に本番間近になってしまいます。思い切って実際の入試問題と向き合うことが大切です。

過去問に取り組む際、まずは試験本番の制限時間で取り組みましょう。時間内にすべて解き切れることは少ないと思います。そこで、制限時間が過ぎた後も、引き続いて取り組みましょう。時間があれば解けたこと(短時間で解けるよう訓練が必要なこと)と時間無制限でも解けないこと(解くための技術、知識が単純に不足していること)の区別は、復習のうえで非常に大切です。これは、模試の復習などでも同じです。

焦っても、不安でも、その中で勉強はしなくてはなりません。不安は仕方ない、日々少しずつ進もう、という気持ちを持ち続けましょう。

<以下WEB限定>

記述式となると身構え、何を書いてよいのやらと身構えてしまう人が多いと思います。「とにかく何か書いてみよう!」「もっと説明を書こう!」「日本語がないぞ!」などと言われたことがあるかもしれません。

数学の答案は、「仮定Pより、P⇒Q⇒Rと結論Rが導かれるので、P⇒Rである」というよう、何から何が導かれるかが明瞭に書かれていること、これが重要です。これだけ、と言ってもよいでしょう。字や図の美しさ、文字数を競っているわけではないのです。自分の書いている事柄が何から導かれているかがはっきりと答案で示されているか?常に意識してみよう。

秋から冬にかけてのセンター試験対策は、「試験形式に即した演習」と「単元別演習」の行き来が重要です。

時間をはかり、マークシートを用意して行う試験形式の演習は、形式に慣れ、制限時間の厳しさを把握する為に非常に重要です。過去問演習と同様に、制限時間内に解ける部分、制限時間をオーバーして解ける部分を把握し、結果に応じた復習を丁寧に行います。

ここで、どうしても得点が伸びない単元があれば、その単元のみをセンター形式の問題を用いて集中的に訓練するとよいでしょう。苦手な単元が数列であれば、数列の問題のみ何回分か解き、これを復習していきます。

2種類の演習を通じて、得点力の向上と安定を目指しましょう。

形式にとらわれない揺るがぬ力を身につけよう

数学の学習では、受験で必要な内容の基礎を早期に固めましょう。数学Ⅱ・Bまでにせよ、数学Ⅲにせよ、いったんは最後まで学習することです。数学の入試問題は、いくつかの単元の内容を理解していないと解けない問題が多く、すべての単元を学んでいないと本格的な入試対策には進めません。

また、「数と式」「2次関数」は数学におけるすべての単元を学習する基礎となるものです。この2単元を漏れなく学習することが、スムーズに勉強を進めるために大切です。

大学入学共通テストでは、出題形式の変更、一部記述問題の導入など真新しさにばかり目が行きますが、これまでのセンター試験と同様、揺るがぬ数学の力があれば、形式に関わらずある程度の結果は出せるものです。すなわち、一番の対策は、一にも二にも数学の実力を上げることです。不安になるのはわかりますが、まずは今進めている勉強に向き合うことです。

<以下WEB限定>

学習計画はガチガチに固めて達成できる人もいますが、締め付けが却って自分を苦しめる人もいます。あまり学習計画を立てることにこだわりすぎない方が良いでしょう。

多くの人に勧めたい方法として、「~月までに…を終わらせよう」という程度の、中期的な目標を立てること、そして、「今日は~を理解した、…を解いた」と、一日で達成したことを確認することです。成長を日々積み重ねること、それが目標達成の道です。

学習計画は細かく、気合を入れて作ったのに、いざ達成したのは最初の数日だけ、などという例は数え切れません。計画を立てている時間は勉強している時間ではありません。部屋の掃除と同じで、勉強からの逃避になりかねない。早く、今すぐに勉強を始めよう!

これまで、学校の課題やテスト,東進で受講している講座に合わせて勉強をすることが多いと思います。これから受験に向けての勉強をすすめるということで、プラスアルファして、自分が主体、主役になる勉強をまずひとつ、始めてみませんか。数学以外の科目、例えば単語の暗記などでもいいでしょう。登下校中の電車の中や寝る前など、生活に溶け込み、無理のない範囲で止めずに続けられるものを見つけましょう。1つ出来たら2つ、2つできたら3つ、少しずつ積み重ねることが受験勉強の基礎になりますよ。

学校行事,部活など,高校生は受験に向けての勉強を増やす余裕はそうそうない。しかし、高3生になってから、周りの人より多く勉強しよう、というのは無理なのです。その頃には皆が殆どの時間を勉強に充てています。希望の大学に入りたい、高校受験は失敗したので大学受験こそ結果を出したい、という強い意志があるなら、今、高2、高1のうちに受験に向けての勉強を始めることは必須、必要条件です。今すぐに、ほんの些細なことからでも構わないので、勉強を始めてみよう。

何事も、最初の1歩を踏み出すことが最も大変で、勇気のいることです。まずは1一歩、足を出してみよう。

古文 伊東潤先生

古文を堅苦しくなく、現代感覚で解説する。基礎に何度でも立ち返りながら進んでいくその指導方法は、圧倒的な支持を得る。何もわからないという最初の一歩から完璧な基礎作り、そして難問解法まで本番で役立つ実力を養成する。落ちついた口調に熱さを秘めた授業を展開する。

一字でも多く読むこと!

単語や文法の知識は重要ですが、文章で触れなければ実践的なものとはなりません。ですから、一字でも多く文章を読むことです! 単語や文法の復習も、読みながら出て来るたびにすればよいのです。過去問演習や模試の復習でも、答えの正否確認だけでなく、本文の理解も目指してください。たくさん読むと、古典世界の常識に理解が深まり、初めて読む文章でも展開が見えてくることがありますよ。センター試験は本文が長くて読むのが大変に見えますが、基礎単語・文法を踏まえた読解力があれば解ける問題ですから、この勉強法が大いに役立ちます。

記述問題が出る大学を受験する人は、とにかく実際に自分で書くこと! そして模範解答と比べて足りていない点を確認しましょう。同じ問題で何回も書いてみるのもいい。書く練習をしない人は、試験当日、考えていることがうまく表現できず、慌てることになりますよ。

<以下WEB限定>

東進模試なら詳しい通釈が付いていますから、それを参考にしながら内容理解を進めることができます。また、記述の問題については、十分に練られた模範解答が付いていますから、よりよい解答作りの手本となり、書く練習に役立ちます。東進のテキストや模試の文章では、おもしろい古典世界がたくさん展開していますから、ぜひ興味を持って、楽しみながら読んでいってほしいと思います。

読むことを楽しもう!

古文は学年ごとに学ぶことが大きくレベルアップする科目ではありません。入試で必要な単語と文法の多くは一年生で学びますし、高2生・高1生がテキストや模試で読む文章は入試でも出題されるものなのです。君たちはすでに受験勉強を始めているのです!

大事なのは、一字でも多く文章を読むことです!単語と文法も、読みながら学習すればよいのです。読めば読むほど、古典世界への理解が深まり、読むことが楽しくなってきますよ。「大学入学共通テスト」も、新しい問い方のものがありますが、単語・文法を踏まえた読解力があれば解ける問題です。

古文の世界には、興味深い恋愛の話や、お笑いのネタにも負けないおかしい話や、人生の教訓として身にしみる話など、おもしろい話が山ほどあります。それらを楽しむことができていれば、読めているということです! さあ一刻も早く、古文を読み、古文の世界を楽しみましょう。

<以下WEB限定>

模試の復習でも、答えの正否確認だけでなく、本文の理解を目指してください。東進模試なら詳しい通釈が付いていますから、それを参考にしながら内容理解を進めることができます。東進のテキストや模試の文章では、おもしろい古典世界がたくさん展開していますから、ぜひ興味を持って、楽しみながら読んでいってほしいと思います。

生物 飯田高明先生

基礎から東大レベルまで、多くの教材を手掛け、全国模試のチーフを担当。また、授業でも全国レベルで受験生指導に情熱を傾けてきた。この豊富な経験に基づく抜群の指導力と温かい人間性が、絶妙のハーモニーを奏でている。“いきもの”をこよなく愛する心が君の好奇心と探究心を引き出し、知的興奮をじわじわ高めていく。

周辺知識のチェックでミスを無くそう

過去問は、解いて解答や解説を見て終わりではなく、解けなかった箇所の周辺知識を教科書やテキストでチェックしてください。ここをサボると、同じような間違いを何度もしてしまいます。

また、論述問題がある場合、必ず対策を。自分では理解できていると思っても、採点者には伝わらない……これではもったいない。まずは、自身の答案を「人に見せて通じるのか?」が大事なのです。友人、先生、東進のスタッフ、とにかく見てもらい、チェックを受けてください。

これまで本当に勉強をがんばってきたと思います。でも、入試が迫ってくると疑心暗鬼になって、何から手をつけていいかすらわからなくなるものです。でも、それは君だけじゃない。他の受験生も同じです。とりあえずテキストや教科書を開いて、気楽に用語の確認でもやりましょうか。けっこうスラスラできている自分に気づいて、心が落ち着いてきますよ。

<以下WEB限定>

さて、いよいよセンター試験ですが、11月の終わりまでは、センター対策は必要ありません。生物基礎・生物の知識を積み上げてください。12月になったら、センター試験に集中しましょう。御法度なのが、「新しい問題集などに手をつける」ことです。どうしても時間がかかり、非効率になります。これまでの復習で十分です。一度解いたものを何回も解くことで知識や考え方が定着し、脳の処理速度が上がってきます。

受験の時期に入ってしまうと、私は祈るくらいしかできません。でも、必要な知識や考え方は十分過ぎるほど伝えています。東進生は受験に強いです。それを信じて合格まであと少し。希望はもう目の前にあります。がんばってください。

生物の要「遺伝子」を確実に押さえよう

学習計画や意識の持ち方で学力に大きな差が出ます。しかし、「睡眠時間を削ってでも勉強するぞ」はよくありません。脳の記憶を司る海馬が委縮して非効率です。記憶は睡眠中に定着します。

では、どうすればいいか?まずは生物基礎からはじめましょうか。特に「遺伝子」は、生物の要とも言うべき内容です。生物(4単位)の「遺伝子」とセットで学習すると効率がいいです。「遺伝子」を押さえてから、他の分野に取り組んでください。

生物は用語が膨大です。電車の中でも学習できるので、少しずつ覚えて、確実に定着させてください。ただし、必ず毎日10分で構わないので、生物の教科書やテキストに接してください。

早めに「受験生」になったら、ゆっくり、着実に学習ができます。だったら楽しく勉強しましょうか。生物学の面白さを楽しみながら、学力を少しずつ上げていき、楽に志望大学を合格していきましょう。

<以下WEB限定>

さて、幸か不幸か、君たちが共通テストを受ける最初の生徒になります。当然、どうすればいいんだろうとか疑心暗鬼になりがちです。これまでのセンター試験は平均点が60点になるように設定してありましたが、共通テストでは50点になり、難易度が上がります。また、知識を直接問う問題が皆無になった反面、しっかりした知識がないと解けない問題、実験考察問題が主体となる問題が主体になりました。

 でも安心してください。当然、こちらもあの手この手で対策します。東進は、年に6回の共通テストの模試を実施しますから、受けるたびに慣れてきます。共通テストで高得点を狙いましょう。

公民 執行康弘先生

変化の激しい時代の先を捉え、そのポイントを的確に反映する授業センスは抜群。心地よいテンポの語りと流れるような板書で、重要事項が一目でスッキリと整理される。受験の範囲に留まらず、社会人対象の講座を担当することもあり、教科に対する群を抜く専門性に裏打ちされた授業は必見。自ら努力することをいとわない先生の姿勢は、キミの人生も豊かにするだろう。

リード文をしっかりと読んで知識を蓄えよう

過去問を解くことで出題傾向を把握し、間違えた問題を徹底的に復習することで苦手分野を克服することが最も重要です。しかし今後は、リード文を読むことを付け加えてください。政治経済の問題は、リード文を読まなくても解けるものが多いのですが、リード文の中には経済政策や労働政策の変遷など受験生が苦手とする分野について、わかりやすく書かれているものもあり、そこから得られる知識は貴重なものばかりです。

過去問を解くのに受験生の中にはまだ早いとか、基礎を固めてからとか言っている人もいますが、それは過去問に手も足もでない自分が嫌なだけだと思います。基礎が固まるのはいつなのでしょうか? 過去問が解けない自分を正当化するのはやめましょう。過去問をどんどん解いて、出題傾向を把握し、知識を蓄える。これを行わないと合格するのは難しいです。気持ちで負けていてはダメです。

<以下WEB限定>

記述にとって必要なことは、①知識。②何を問いているのかを把握すること(意義なのか、その内容なのかなど)。③書いた文章が日本語になっているかどうか(主語・述語の関係など)だと思います。知識があっても問われていることが理解できなければ点数になりませんし、また文章が自分にしか伝わらないものであれば、採点の対象外となるかと思います。まずは教科書・用語集・資料集など活用して知識を蓄え答案を書いてみる。それを読み返した上で添削してもらう。それを繰り返せば、やがて合格点が取れる答案になるかと思います。大変かと思いますが、是非、やってみてください。

また、過去問演習は、自分が受験する大学の学部だけでなく、他学部も必ず行ってください。そうすればより一層、その大学の出題傾向をつかめると思います。こちらも是非、実践してください。

センター試験に関しては、自己採点をしている時に、「わかっていたのに間違えた」と思うことがあるかもしれません。選択肢を自分の都合のよいように解釈した結果、「わかっていたのに間違えた」ことになることが多いようです。1点を争うセンター試験でそれは致命的です。センター試験は早く解くことが重要ではなく、一つ一つの選択肢を吟味し、高得点を取ることが求められます。一つ一つの選択肢に真摯に向き合いましょう。

中学公民で基礎固めを行おう

高校の政治経済の学習は中学公民が基礎となります。この基礎がしっかりしていないと、勉強を進めても「ただなんとなく」で終わってしまう可能性があります。そうならないためにも、思い切って中学公民からやり直してください。

中学公民を学べば、政治経済の基礎は固まると思います。そのうえで、教科書を中心とした学習を進めれば政治経済は得意科目になっていくと思います。ただし、国際分野は中学校ではほぼ扱わないため、苦手とする受験生が多いように思えます。比較的取り組みやすい国際政治から勉強するのも一つの方法です。

大学入学共通テストの試行調査を見る限りですが、従来のセンター試験と異なり、知識を前提としたうえでの思考問題が多いように思われます。自分で何かを考え、解くためにはまずは正しい知識が必要です。確実な知識を得ることから始めていきましょう。

<以下WEB限定>

政治経済は「現在を知り、現在の問題点を改善し、未来を創造していく教科」だと思います。そのため、われわれが生活している世の中に関心を持つことからはじめてください。何気ない日常などなく、世の中は非常に動的です。皆さんの心構えしだいで世の中の見え方は異なると思います。多様な意見に耳を傾け、その上で自分の意見を述べることができるよう努力してください。皆さんにお会いすることを楽しみにしています。

バックナンバー:

絞り込み検索: