株式会社 東京証券取引所

日本最大の証券流通市場。世界三大市場のひとつ。毎日数千億〜一兆円規模の株式や債権など様々な証券が取引されている。TVニュースの株コーナーで、取引風景が映し出されるところだ。日本には、東京、大阪、名古屋、福岡、札幌に5つの証券取引所があるが、東京証券取引所は日本中の大手企業株が集まり、現物株取引で圧倒的な占有率を持つ。
上野陽子さん(23)
株式会社東京証券取引所勤務
慶應義塾大学総合政策学部卒業 (千葉県立千葉東高校出身)

日本市場はもちろん、世界の市場にも発信される株式情報
数字に関するミスは絶対に許されません


普段、私は「東証アローズ」という建物にあるガラスばりのブースの中で仕事をしています。ニュース番組の「円と株価」情報のコーナーで、あのブース内で仕事している人の映像を見たことがある方もいると思います。時々私も無意識のうちに映しだされているんですよ(苦笑)。私は、主にどのような先物・オプション取引(*
が行われているのか、不正な取引がないかどうかをモニタリングする業務にたずさわっています。

当社で発表する数字や情報は、日本の市場だけでなく、世界の市場にも発信されますので、ミスは絶対に許されません。数字に対する正確性が要求されます。自分が計算した数字を、さらに他の担当者がダブルチェック、トリプルチェックすることも当たり前のように行われます。

*先物・オプション取引・・・先物取引とは、ある商品を将来の一定の期日に現在の時点で取り決めた価格で取引することを約束する契約のこと。オプション契約とは、ある商品を一定の期間内にあらかじめ取り決めていた価格で売り買いする権利を約束する契約のこと。



海外投資家からのメールを
英語で返信することも日常茶飯事


高校の頃は、漠然と外国語を勉強できる学部に進みたいと思っていました。東進であれだけ英語を勉強できたことは、今でも大きな財産になっていますよ。

大学に進んでからは、さらに一歩踏み込んで、自分に「外国語を使ってどういう仕事ができるか」という問いかけをするようになりました。そこで英語はもちろん、「金融工学」というファイナンスに関する講義に興味を持ち始めたんです。それからですね。銀行や証券の道に進みたい、と具体的な将来像を描けるようになったのは。

最近では、海外の投資家の方からメールで質問をいただく機会も多く、自分の仕事が世界規模で動いていることを改めて実感しています。現在も英語の勉強は続けていて、TOEICを定期的に受験するようにしています(注:現在、上野さんのTOEICスコアは815点)。また、今や株の取引にコンピュータは欠かせません。通信教育でシステムアドミニストレータ(シスアド)上級試験に関する勉強も進めています。

現在、中国・上海の経済活動が世界的に注目されています。将来の夢は、日本の東証が調整役となって、日本や中国、シンガポールなどアジア諸国が発信する世界市場の開発プロジェクトに携わりたいですね。

安河内先生の「やれ!!」という言葉、金谷先生の「報われない努力はない」という言葉に励まされました。東進での勉強は、本当に大きな財産になっています。



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