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2014年05月01日号 1面
  • 東進タイムズ 2014年05月01日号 1面

難関大現役合格者、学校以外での勉強時間平均6時間3分!!

受験勉強を進める皆さんにとって、「どのくらい勉強すれば合格できるのか」は気になることだろう。

学力の向上、および合格するか否かは学習の「質×量」で決まる。これは間違いなくすべての受験生にとって等しくいえることであろう。
ここでは、前号でも紹介した「合格発表会場アンケート」から、合格者と不合格者の学習量を分析した結果を紹介する。

難関大受験者高3時学習時間の差はわずか

さっそくだが資料1を見てほしい。難関大(欄外参照)に現役合格した受験生の、高3時の学習時間(学校の授業を除く)は、1日あたり平均6時間3分という結果が出た。「学校の授業以外にそんなに勉強しているの?」と驚く人もいるかもしれない。しかし、土日・祝日を含めれば平均でこのくらいの学習時間は十分確保できる。


資料1

一方、不合格者の平均は5時間55分。合格者との差は1日たったの8分。これは、高3になれば誰もが真剣に受験勉強をするので、学習時間に差がつきにくかったと考えられる。ちなみに、難関大現役合格者のうち部活生は79.3%を占め、平均学習時間は5時間45分であった。このことから、部活生は限られた時間を工夫して学習にあてていたと考えることができる。

志望校合格の目安は早期スタートと高校3年間の学習の質と量

次に、資料2を見てほしい。これは、難関大現役合格者と不合格者の高校3年間の総学習時間を比較したグラフである。


資料2

双方を比較すると、現役合格者のほうが不合格者よりも高1時は15時間、高2時は46時間、高3時は45時間多く、高校3年間トータルで106時間の差であった。しかし、合格者も不合格者も、学校以外で4000時間前後の学習時間を確保しており、学習の総量はほとんど変わらないとも言える。難関大を受験生する生徒は、もはや学習の量を十分に確保することは当たり前で、いかに質の高い学習を行ったかが、合否を分ける最大のポイントになったのだろうと推測できる。例えば、高1の早い段階から、基礎学力の土台づくりを始めていれば、その後の学習が無理なく効率よく積み上がっていく。そして、高3の夏までに入試全範囲を修了させ、その後は徹底的な志望校対策の時間とする。このような順番をたどり、質の高い学習をした生徒とそうでない生徒では、同じ1時間の学習でも格段に成果が変わってくる。

いずれにしても難関大を目指すなら、早期スタートと、高校3年間のトータルの学習時間を確保することは必須条件である。高2生・高1生は早めのスタートを、そして今まで思うように学習時間を確保できなかった高3生は、高2・高1時の分まで挽回すべく、今号の記事を参考にして、しっかりと質の高い勉強を始めてほしい。

このアンケートについて

<調査方法>
各大学の合格発表会場、インターネット上で実施。また、東大など、掲示板による合格発表を行わない大学については合格発表直後に個別にアンケートを実施。
<調査大学および分類方法>
[難関大学]
(1)国立大学:東京大学、京都大学、北海道大学、東北大学、名古屋大学、大阪大学、九州大学、東京医科歯科大学、東京工業大学、一橋大学、東京外国語大学 
(2)私立大学:早稲田大学、慶應義塾大学
[分類方法] (1)サンプル数723件 有効回答数691件 
(2)数字はすべて、無回答を除く100%表示とした。

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