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2020年02月01日号 1面
  • 東進タイムズ 2020年02月01日号 1面

入試までの伸び 早期の基礎力習得で31.5点差!

入試本番真っ只中。受験生は、今まで培ってきたを出し切るときだ。また新高3生にとっては、受験生としての1年がすでに始まっている。今号では、新高3生のために基礎力の大切さとその基礎力が入試に及ぼす影響をデータによって明らかにする。

受験勉強を最初に開始した科目、半数以上が英語

新年度を目前に控え、受験への意識は高まっているだろうか。

資料1では大学受験を意識して受験勉強に最初に取り組み始めた科目のランキング上位を示している。1位は群を抜いて「英語」。文理を問わずほとんどの大学で試験科目として課される英語の対策は必須だ。2位は「数学Ⅰ・A」、それ以降は僅差で「数学Ⅲ」「数学Ⅱ・B」「世界史」「物理」と続いた。数学を合計すると22.8%で、英数科目で8割以上を占める結果となった。

資料1

もちろん、英語や数学の対策だけをすればいいのではない。本番から逆算して入試に必要な科目の計画をバランスよく立てることが重要だ。多くの受験生が意識する英語の対策を早期に終わらせることで、他の科目にも力を注ぐことができる。では、英語の対策はいつまでに何を目標にしたらいいだろうか。

基礎力があるほど本番で差がつく!

次の資料2では英語の「基礎力」を単語・熟語・文法・例文とし、修得状況別に2019年のセンター試験本番の得点を大学入学共通テストの配点(リーディング、リスリングともに100点)に換算して得点を比較した。

資料1

すると、高2のうちに単語・熟語・文法・例文すべて完全修得したグループ⑤と、単語・熟語・文法・例文すべて未修得だったグループ①では、31.5点も差があった。そのうちリスニングの伸びのほうが筆記(リーディング)よりも小さかったことも注目だ。基礎力とは、各教科を理解するために欠かせない知識であり、その本質を正しく理解し、応用力を身につけるための力である。そのため、基礎=土台がしっかりしているほど、その後の学習効率が飛躍的に高まる。新高3生は、遅くとも今年の3月末までには万全な基礎固めをしておきたい。

まずは、現時点で共通テストがどのような形式で、自分の基礎力がどれくらいなのかを確認するために、2月24日(月・休)に実施される「共通テスト本番レベル模試」を受験しよう。リスニングの比重が大きくなることにも着目して、今後の学習計画を立てて実行してほしい。

【データについて】

[資料1]
2019年東進タイムズ編集部アンケートより。難関大は東京大学、京都大学、北海道大学、東北大学、名古屋大学、大阪大学、九州大学、東京工業大学、一橋大学、東京医科歯科大学、東京外国語大学、早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、東京理科大学、明治大学、青山学院大学、立教大学、法政大学、中央大学、関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学。

[資料2]
2019年センター試験を受験した東進生の結果を集計。筆記200点、リスニング50点を共通テストの配点である100点ずつに換算して算出。
東進の「高速マスター基礎力養成講座」の「共通テスト対応英単語1800」「共通テスト対応英熟語750」「英文法750」「基本例文300」それぞれについて、高2の3月までに完全修得した場合を○、完全修得しなかった場合を×とした。

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