Q.恋人はいらない、でもほしい、という矛盾した考えがすっきりしなくて困ってます。どう思いますか?
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1963年福岡県生まれ。 1986年筑波大学人間学類、1992年同大学院博士課程修了。英国イーストアングリア大学、米国トランスパーソナル心理学研究所客員研究員、千葉大学教育学部講師、助教授(11年)を経て、現在、明治大学文学部教授。教育学博士。 世界を変えるため、時代の精神(ニヒリズム)と 「格闘する思想家・心理療法家」(心理カウンセラー)。 日本トランスパーソナル学会会長、 日本カウンセリング学会理事 、日本カウンセリング学会認定カウンセラー会理事、日本教育カウンセラー協会理事。 教師を支える会代表、現場教師の作戦参謀。 臨床心理士、公認心理師、学会認定カウンセラー/スーパーヴァイザー、ガイダンスカウンセラー/スーパーヴァイザー、上級教育カウンセラー、学校心理士/スーパーヴァイザーなどの各資格を持つ。
このような悩みは、多くの高校生の女の子が抱えがちな悩みだと思います。高校生になったら恋愛の一つでもするのが当たり前、という同調圧力のようなものを感じてしまっているかもしれません。しかし、このような同調圧力、いわばプレッシャーは一時的なものです。そのため、「高校生だから恋愛デビューしなきゃ」という思いから大して恋愛をしたくないのに無理にしてしまったり、大して好きでもない人を無理して好きになったつもりになったりすると、振り返った時に気まずい思いをしてしまう可能性もあります。
自分の気持ちに正直に
恋愛というものは、高校生になったからという理由だけでするべきものではありません。好きな人ができて「本当に恋愛をしたい」、「この人と一緒に時間を過ごしたい」という思いになって初めてするものなので、そのような気持ちになるまで待つのが良いと思います。
好きな人がいないのは自然なことです。できる時は自然とできるし、できない時はできません。常に好きな人がいるなんて状態は逆に不自然なことだとは思いませんか?あなたが「好き」だと思える人に出会えていないのであれば、好きな人がいないのは当たり前のことなのです。