カフカがウィーン郊外のサナトリウムで病没。

40歳。あなたも明日起きたら虫になっているかも?
この日はどんな日?

1924年の6月3日

「ある朝目ざめると青年ザムザは自分が一匹の毒虫に変っていることに気づいた・・・」カフカの小説『変身』はこのように始まります。フランツ・カフカは1883年7月3日にプラハでユダヤ人の両親のもとに生まれました。2人の弟と3人の妹がいましたが、弟たちは幼くして亡くなり、妹たちはやがてナチスの強制収容所に入れられてしまいます。彼自身はプラハ大学で法学を学び、やがて労働者傷害保険協会に勤めるという人生を送りました。日中は真面目に勤務をし、夜は専ら小説を書いていました。しかし終生無名で、結核を患い離職した後ウィーン近郊のキーアリングにあるサナトリウム(療養所)で1924年6月3日短い人生を終えました。生前の彼に対する評価は評論家のごく一部の人に限られており、発表された作品もごく一部でした。カフカは死に際し友人マックス・ブロートに、自らの作品類を一切焼却してくれと頼みましたが、ブロートは遺稿を編纂し世に発表しました。「変身」の他には「城」「審判」などが有名です。彼の作品は「実存主義文学の先駆」という肩書きで呼ばれますが、それ以上に奥深く、不思議で楽しい小説です。

この日が誕生日の有名人

唐沢寿明
(俳優・1963年)
佐野稔
(プロスケート・1955年)
和田勉
(演出家・1930年)
佐々木信綱
(歌人・1872年)
坂田三吉
(棋士・1870年)

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