鴨長明が62歳で没す。

「方丈記」を書いた鎌倉時代初期の歌人・随筆家。冒頭の文章、覚えてますか?
この日はどんな日?

1216年の6月24日

「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。」ですね。方丈記は、鴨長明が書いた随筆文学です。400字詰原稿用紙25枚程度の短編で、枕草子・徒然草とならんで日本古典文学の三大随筆にあげられています。鴨長明は、下鴨神社の神官の生まれで、歌人として当時活躍していましたが、出世の道が断たれたことなどをきっかけに出家。世間から離れて日野(京都郊外)に引きこもり、隠遁生活を送りました。その日野の“方丈”の庵、即ち1丈四方(=5.5畳)程度のわびしい住まいの中で執筆されたのが、この方丈記です。方丈記に流れているのは「無常観」という思想です。実際に起こった大火事・地震・飢饉などを描写し、人の命や人生・社会のはかなさ、不安定さ、うつろいやすさを説き、その苦悩を漢文をベースにした力強い文章で訴えています。その苦悩から逃れるために世間から離れるのが隠遁生活であり、そうした生活を送る人は隠者・世捨て人などと呼ばれます。

この日が誕生日の有名人

野々村真
(タレント・1964年)
清水圭
(タレント・1961年)
ジェフ・ベック
(ギタリスト・1944年)
加藤清正
(戦国武将・1562年)

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