同年4月20日から朝日新聞に連載されていた夏目漱石の小説『こころ』が完結する。
この日はどんな日?

1914年の8月11日

夏目漱石の『こころ』は教科書にも載っているから知っていますよね。『こころ』は「先生と私」「両親と私」「先生と遺書」の3つの部分からなり、教科書に載っているのは「先生と遺書」の一部です。「先生」の遺書の内容を主人公の「私」が語るという少し込み入った作りになっています。大学を卒業した「私」のもとに届いた「先生」の遺書には、学生時代の「先生」が親友Kを裏切った事件が書かれていました。「先生」は罪の意識に苦しみ、明治天皇の崩御と乃木大将の殉死の報に接し自殺を決意するという中編小説です。恋愛や友情の問題、もしくは時代の精神の問題として読んでもいいでしょう。いろいろな読み方が可能です。当時の新聞小説だったわけですから、社会的な事件と絡めて読むと新しい発見があるのではないでしょうか。漱石はこの他にも『虞美人草』『三四郎』『明暗』など作品の多くを新聞小説として発表しています。

この日が誕生日の有名人

松村邦洋
(タレント・1967年)
槙原寛己
(プロ野球解説者・1963年)
吉田戦車
(漫画家・1963年)
孫正義
(ソフトバンク社長・1957年)
中尾彬
(俳優・1942年)
岸恵子
(女優・1932年)
古関裕而
(作曲家・1909年)
吉川英治
(小説家・1892年)

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