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千葉県 県立 千葉高等学校 卒
東京大学 理科一類

蜂巣 直暉さん

■共通テスト得点 799点/900点

■共通テスト得点選択科目 物理 化学 倫理,政治経済

前期試験得点
(自己採点)
  英語   数学   国語   物理   化学  
開示得点 72 25 49 45 21 =212/440点
自己採点 70 30 50 40 20 =210/440点

■受験した感触・・・ 数学0完で号泣。化学は爆死、英語も不安。でも、やれることはすべてやったので後悔はない。(自己採点は感触です)

  第1回(6月) 第2回(8月) 第3回(10月) 最終(1月)
東進ハイスクール
東大本番レベル模試
志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定
理科一類 A 理科一類 A 理科一類 B 理科一類 A

きっと、なんとかなる!

■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。

はじめに

 私は英語・国語が得意で数学が苦手という、どちらかといえば文系寄りの人間です。そのため、受験勉強の中でかなりの苦しみを味わいましたし、血のにじむような努力もしました。私の経験が、この合格体験記を読んでいる人にとって少しでも参考になったならば幸いです。

志望時期・動機

 私は高1の最初の時点で東京大学を志望していました。文系・理系問わず幅広い分野に興味がある自分にとって、2年の前期課程の中である程度自由に学ぶことができ、将来の選択肢も広い東京大学は、自分が本当にやりたいことを探すのに最適な環境だと思ったからです。前で説明したように、私は理系科目より文系科目の方が得意なのですが、理転より文転の方が簡単であることと、自分の数理科学への深い興味を考えて理科一類を志望することに決めました。この決断に後悔は全くありません。

学校生活について

 私は学校の授業の予習は欠かさずに行っていましたし、定期試験勉強にも手を抜きませんでした。部活動ではクイズ研究部の部長を務め、高3にして様々な大会に出てみたり、1月になっても部活に顔を出したりしていました(さすがにこれはやりすぎだと思いますが)。これだけ学校生活を充実させても合格することができたのは、オン・オフをしっかり切り替えて学習に取り組んでいたからだと思います。学校生活を切り捨てて受験勉強ばかりしている人がよくいますが、これは自らの余裕のなさをアピールするようなものです。どうかみなさんには学校生活を切り捨てることなく東京大学に合格してほしいと思います。だって、その方がカッコいいじゃないですか。

勉強法について

  • 共通テスト

高3の最初の時点でほとんど実力はついていたので、本番2週間前くらいから重点的に演習して全体の見直しを行いました。ただし、不安のあった倫理、政治・経済のみ冬休みから暗記事項の確認と演習を行いました。実際に本番では倫理、政治・経済が今までの最高得点だったのでこのやり方でよかったと思います。

  • 二次試験

基本的に他の参考書は使わず、過去問演習講座・志望校別単元ジャンル演習・通期講座のみで勉強していました。講座は7月下旬にいったん切り上げ、過去問演習講座に着手、解説講座を利用して復習しながら進めていき、9月下旬に1周目が終わりました。その後は早稲田大学の過去問演習講座に取り組み、終わり次第これらの過去問を解いていく中で苦手だと思った部分を志望校別単元ジャンル演習で徹底的に潰していきました。すでに英語・国語はある程度完成していたので、数学と理科のみを重点的に演習しました。共通テスト終了後は理系科目のみ過去問演習講座の2周目を行い、終わり次第過去問などを使ってさらに古い年度の問題を解いてみたりしました。本番2週間前くらいから英語・国語の調整も並行して行いました。

  • 振り返って

過去問演習講座の1周目終了と同時に志望校別単元ジャンル演習で苦手科目を徹底的に潰したことで自分の実力が大きく上がったと感じています。この結果、理科の点数が非常に安定するようになりました。一方で、最大の苦手科目である数学に関しては、かけたエネルギーに対して点数の上昇が少なかったように思います。私は全教科を高くまとめようとしたのですが、ある程度の段階で数学に見切りをつけ、他の科目の得点の安定にエネルギーをかけてもよかったかもしれません。理系科目が苦手だという人は参考にしてみてください。

■東進東大特進コースについて

東進衛星予備校と、東進のコンテンツの活用の仕方(自己流)

 以下の内容は、あくまで私自身が最もやりやすいと思ったやり方です。みなさんが自分にピッタリの勉強スタイルを構築していく上で参考にしていただければと思います。

 私は東進衛星予備校の人間ですが、毎日登校するのが一番重要なことだと思います(釈迦に説法?)。行ってしまいさえすればどうせ勉強しますし、頼れる担任の先生や担任助手もいるので。私の勉強スタイルは、先に帰る時間を決めてしまってから、限られた時間の中で全力で勉強して、終わったら全力で休むというものでした。集中力のない人におすすめです。先に述べた通り、東進での私の学習は過去問演習講座・志望校別単元ジャンル演習・通期講座が主でした。講座の受講のペースについてですが、平日は学校の予習・復習が結構きつかったこともあり、講座は休日に重点的に受講していました。過去問演習講座を始めてからは、休日に演習、平日は解説授業の受講というサイクルを確立していました。志望校別単元ジャンル演習は最初、帰宅設定時間と過去問演習の終了時間の差を埋める形で使っていましたが、過去問演習の1周目が終了してからは1日すべて志望校別単元ジャンル演習に打ち込む日もありました。受験直前は点数を上げることよりも形式に慣れることを重視し、復習を削って1日中過去問演習をしていました。みなさんの中には東大本番レベル模試の結果を気にする人も多いと思いますが、私は参考にする程度でちょうど良いと思います。

 最後に、受けておいてよかった講座をまとめて紹介したいと思います。
  • 東大対策国語・現代文編(林修先生)…… 東大の国語の問題を解くにあたって、どのように解答作成をすればよいかという基礎の部分をはっきり教えてくれます。
  • ハイレベル物理(苑田尚之先生)…… これを完全に理解すれば、大概の問題は普通に解けます。私が物理を好きになれたのは完全に苑田先生のおかげだと思います。
  • ハイレベル化学(鎌田真彰先生)…… 授業がわかりやすいだけでなく、教科書も使いやすいです。受験会場にこの教科書を持ち込んでいる人もいました。

■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。

 私は1日目の数学で大失敗し、帰りの電車で号泣しました。2日目の理科でも、化学が全然わからず心が折れそうになりました。何度も受験会場から逃げたいと思いました。それでも今自分がこうして合格体験記を書くことができているのは、最後まで勝負を投げずにあがき続けたからだと思います。今年の東大の問題は難化したと言われました。東大合格に向けて努力し続けたみなさんのようなレベルの人が難しいと思った問題は、周りの人にとっても難しいはずです。1科目失敗したからといって、簡単にあきらめないでください。心が折れそうになったら、「きっと、なんとかなる!」と自分に言い聞かせてください。そうすれば、本当になんとかなります。
 皆さん全員の合格をお祈りしています。拙い文章ですみませんでした。