ページを更新する ページを更新する
メインビジュアル

千葉県 県立 東葛飾高等学校 卒
東京大学 理科一類

福岡 愛さん

■共通テスト得点 774点/900点

■共通テスト得点選択科目 物理 化学 地理

前期試験得点
(自己採点)
会員専用コンテンツです

■受験した感触・・・ 英語は得意だから結構できたけど数学が答えあってるか全然わかんない……

■東進東大特進コースについて

勉強面での活用

 過去問演習講座25年分や東大本番レベル模試を東大対策に活用しました。どちらも東大の問題形式に慣れるのに役立ちました。過去問演習講座は自分の答案がデータとして保存されるので、数年分解いてみて自分の答案の間違いをノートに書きだしてみる、などしてみると自分の失点の傾向が見えてきます。その際添削して頂いた際の赤字のアドバイスを参考にしたりもしました。

メンタル面で支えになったこと

 受験期の私はすごくイライラしていて、例えば、自習室でペンの音やカバンを置く音、鼻をすする音にすごくイライラしたり、学校で騒いでいる人に無性に腹が立ったり、学校に対してもイライラして、しまいには電車で参考書を読んでいるとき近くの人が足を組むとイライラしてしまい、時に物にあたることもありました。常にイライラしている自分に自己嫌悪に陥ることもあって、秋には精神科に行ったほどでした。こんなことを全てここに書くのは、同じようなことでイライラする人がいるなら少しでもその人に共感したいという気持ちからです。そんな状況が続いて模試では過剰に周りの人が意識に入りいイライラして集中できないという事態に。そこで秋口、別室受験を検討するようになりますが担当の先生に相談するとすでに募集を締め切っていると言われ親にも普通に受験をするよう説得され、一度納得。しかし直前になり不安が激昂し自分一人の足で受験2日前に会場となる大学の事務の方に別室受験の申請をしに行きました。本番1日目はなんと部屋に私一人、もっといえばフロアに私一人しかいない部屋でした。静かすぎて気味が悪く申請しなければよかったかもしれない、という不安が頭を占めました。二人の試験官に私一人の受験室で社会は何とか受けきったものの国語の時間に頭が真っ白になり、文章がよめずほとんど勘でマークを埋めることとなりました。
 結局試験官に相談し英語からは皆と同じ受験部屋で受けることにしました。一人で居た時の気味悪さから解放されたことと偶々一人掛けの席だったので以降の試験はまずまず出来ました。
 1日目が終わった後、東進での仲間に遭遇し、自分の失敗を笑い話にして一緒に帰るうちに心が軽くなり2日目は仲間と一緒に会場に行くことでリラックスして受けいい結果が残せました。
 普遍的な話ではないのでこの話が参考になる人は少ないかもしれませんが、私が受験期に東大合格を果たした先輩が私と同じような悩みを持っていたなら心強かった、という想いでこの話を書かせてもらいました。

■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。

 上の話の続きなのですが、2次試験では共通テストでの教訓を踏まえ私は一番後ろの席で長机を一人で使えるような配慮申請をしました。また、精神を安定させるため、二次試験3日前程から私はずっとノイズキャンセリングイヤホンでα波の音楽を聴いて家族とも一言もしゃべりませんでした(応援されるのでさえ辛くとにかく誰かに何かを言われたくなかった)。弱音も一切口に出さないようにしました。周りの人が視界に入らぬよう髪の毛は降ろしていました。結果集中して試験に取り組むことが出来ました。
 振り返ってみて、夏ごろには合格点をとれるくらいに持っていっていたので、とにかく私は自分のメンタルとの勝負でした。試験に集中できないかもしれないという不安は精神的にとてもきついもので、私のように受験期に病み散らかしてしまった人は自分の機嫌を最大限に伺って自分が一番集中できるよう本番に調節してあげてほしいです。

■学習方法

 会員ログインを行うことで先輩たちの学習方法の閲覧も可能となります。