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千葉県 県立 千葉高等学校 卒
東京大学 文科二類

小原 日菜さん

■共通テスト得点 728点/900点

■共通テスト得点選択科目 世界史 地理 物理基礎 化学基礎

前期試験得点
(自己採点)
  英語   数学   国語   世界史   地理  
開示得点 68 26 58 39 29 =220/440点
自己採点 75 28 65 37 16 =221/440点

■受験した感触・・・ 数学と地理ができなかったように感じた。国語と世界史はできたように感じた。

  第1回(6月) 第2回(8月) 第3回(10月) 最終(1月)
東進ハイスクール
東大本番レベル模試
志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定
文科二類 B 文科二類 D 文科二類 B 文科二類 C

日進月歩

■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。

 高校一年生で志望校を選ぶとき、高いところを目指して勉強していれば、後から好きなことが選べるだろうと思って東京大学を志望し、その時は自分が東京大学を本当に目指すことになるとは正直あまり思っていませんでした。しかし、勉強を進めるうちに「どうせ勉強するなら精いっぱいやって、日本一の大学を目指そう!」「自分の力を試したい!」と思うようになり、3年生になるとき東京大学を本当に志望校に決めました。
 私は数学が特に苦手でとても苦労しました。数学が一番差がつく、と聞いていたので夏からは特に数学に力を入れて勉強しました。夏までは基礎を固めて、夏からは過去問演習など実践演習をしながら東大特進の受講をしました。繰り返し復習することで、解法を覚えるのではなく、根本から理解するよう努めました。最初はどんどんできるようになって楽しかったですが、だんだん伸び悩むようになり、ケアレスミスも見えてきて、苦しかったです。受験直前まで演習中のケアレスミスが減らず、試験当日もケアレスミスをしたらどうしよう、ととても不安になりました。受験直前には自分がどこでミスをしているのか記録をとり、意識するようにしました。もっと早く自己分析をして、ケアレスミスを減らす努力をしておけばよかったな、とは今でも後悔しています。
 部活動と勉強を両立させるために特に心掛けたのは通学時間を有効に使うことです。電車での通学時間は世界史や英単語、古文単語の暗記にあてました。小さな積み重ねの大切さを実感しました。
 また、受験生の間は規則正しい生活が大切だと感じました。毎日ほとんど同じ時間に寝起きして、しっかり睡眠と食事をとるよう心掛けました。夜更かしするよりも朝の方が勉強もはかどるし、十分な睡眠によってメンタルも安定したように思います。
 私は過去問演習を夏前から始め、夏休みの間に10年分ほぼ解き終わりました。問題の形式に慣れ、傾向をつかむためにも過去問は早くから取り組んでよかったと思います。試験問題はどの教科も時間制限が厳しいので時間間隔をつかむことがとても大切だと思います。私は入試当日も世界史に時間を使いすぎて地理に予定していた時間を割くことができず、満足に解くことができずとても後悔しました。入試当日は緊張や焦りもあり、戦略通りいかないことが多かったように感じます。その対策としても、繰り返し過去問を解いて、時間制限に慣れておくことが重要だと思いました。
 途中、思うような点数が取れず、ミスばかりしてしまいとても苦しいこともありました。そういう時、悩みを友達と話すと、意外と友達も同じような悩みを持っていて安心しました。全く関係ない話をして会話を楽しむのもとても良い気分転換になります。うまくいかないときは「自分は今まさに成長してるんだ!」というようにプラス思考で取り組むとよいと思います!見通しをもってコツコツと勉強していくことが、合格への道のように思います。

■東進東大特進コースについて

 まず、東進はオンライン授業なので自分の好きなタイミングで授業を受けられます。高校一年生・二年生の間は部活動や行事などにも積極的に参加しながらしっかりと勉強することができました。自分で学習計画をたてて取り組むのは難しく、一年生の時には計画から遅れてしまうこともありましたが、担任助手の先生が定期的に面談をして進捗状況を確認してくれたこともあって、次第に計画に沿った学習をすることができるようになりました。担任助手の先生は模試の後は一緒に振り返りをしてくれたり、励ましてくれたりして、とても心強かったです。
 過去問演習講座を夏休み前から取り組むことができたのもよかったです。10年分添削指導や解説授業付きで演習することで傾向をつかみ、形式になれることができました。また、過去問演習のデータをもとに自分の苦手な分野をAIが分析してくれて、志望校別単元ジャンル演習講座で徹底的に演習できるのもよかったです。数学の苦手なところを日々演習することで苦手意識をなくしていくことができました。東進はこの、添削付きでできる演習量の多さが強さだと思います。志望校別単元ジャンル演習講座の次は第一志望校対策演習講座もでき、入試問題に慣れることができました。第一志望校対策演習講座では、過去問演習講座でやったことがない古い年度の過去問や、今までの東大本番レベル模試の問題を解いて、東大型の問題演習の量を重ねることができます。また、自分の苦手な単元を選んで集中的に取り組むこともできました。アプリでリスニングができたのもとてもよかったです。
 受験直前期のテストゼミもとても役立ちました。東大の問題形式に沿った初見の問題に取り組んで、残り少ない時間の中でやるべきことを見つけることができました。時間の感覚も確認することもできました。

■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。

 受験までまだまだだと思っていても、日々を淡々と過ごしているとあっという間に受験がやってきます。一日一日が苦しくて長く感じることもあると思いますが、自分で計画を立てて見通しをもって勉強しないと無駄な時間を過ごしてしまうことになります。やらなきゃいけないことを後回しにすることなく、隙間時間を大事にしながらポジティブ思考を心がけて頑張ってください!