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兵庫県 私立 甲陽学院高等学校 卒
東京大学 文科二類

阪口 智康くん

■共通テスト得点 751点/900点

■共通テスト得点選択科目 世界史 日本史 化学基礎 生物基礎

前期試験得点
(自己採点)
  英語   数学   国語   世界史   日本史  
開示得点 65 32 44 35 41 =217/440点
自己採点 68 30 60 45 40 =243/440点

■受験した感触・・・ 数学やらかしたな。自己採点は希望的観測です。

  第1回(6月) 第2回(8月) 第3回(10月) 最終(1月)
東進ハイスクール
東大本番レベル模試
志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定
文科二類 C 文科二類 B 文科二類 A 文科二類 D

自分に自信を持て!

■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。

 まず受験勉強、特に東大受験をやり抜き成功するには自分の勉強に自信を持つことが大事です。入試では今までの勉強の全てを大学側から問われています。早いうちに自分に合った勉強法を見つけ出し極めることで簡単には崩れない自信を手に入れましょう。それの積み重ねがほんの一瞬の本番であなたを助けてくれます。ここでは私が行っていた勉強を科目ごとに紹介します。参考にしてください。

教科別勉強法

  • 英語:一番苦労した科目です。自分なりに勉強法と対策を一番考えました。学力が日々の努力量に比例すると思います。高2までは、学校、塾、自学自習など様々な場面でえり好みしないでたくさん読んだり書いたりしましょう。過去問に入れるようになってからもこれを続けましょう。過去問は初めは時間をかけて満点を意識しましょう。急いで解いてなにも吸収しないのが一番だめです!直前期はリスニング含めた120分の演習を積みましょう。自分の中での東大英語に対する感覚が研ぎ澄まされます。
  • 数学:得意ではありましたが難化の影響をもろに受けました。本番という特異な環境下では、うまくいかない可能性が大いにあります。積極的に部分点を狙いに行くなど冷静にする必要があるセットに近年はなっています。
  • 国語:現代文は林修先生の東大特進を中心に対策しました。古典は学校の授業のみでしたが正直あまりやりませんでした。総じて国語の勉強量は少ないですがそのような選択も一つかなとは思います。
  • 日本史:東大対策がかなり必要な科目です。学校の先生の補習と東大特進中心に対策を行いました。山中裕典先生の解答例は書きうる範囲で最も洗練されており、直前期には復習を重ねることで力が付きました
  • 世界史:学校の授業で通史をやりつつ高3の初めから荒巻豊志先生の東大特進を受講しました。先生の言う通り教科書、図録、その他教材を総動員して勉強してください。得点が安定します。直前期にオンラインで見返しました。
  • 通史学習について:ネットなどで「通史は~月まで」と聞いて不安になる人がいるかもしれませんが、一周をきっちりやりこむという方法に何の問題もありません。実際世界史は9月、日本史は共通テスト直前に終わりました。社会は学校の授業をおろそかにしてはいけません。そのうえで東進の授業などで理解を深めていってください。

その他よかったこと

  • 模試はできるだけたくさん受けましょう。東大型の模試は独特の形式を演習できる良い機会です。模試前に目標を建てたり後に分析を行ったりしてモチベーションを高めましょう。
  • 仲の良い人で同じ志望校の人がいればLINEグループなどを作ってお互いに高めあうことができます。あいつには負けたくないとライバルになったり、苦しいときは助け合う仲間となったりします。‘決起‘と題して遊んだのはいい思い出です
  • 息抜きは十分に行いました。体と心の健康を保つことは勉強には必要不可欠です。

■東進東大特進コースについて

東進東大本番レベル模試について

 この模試は4回開催され、返却が圧倒的に早く素晴らしかったです。すべて受験しました。

東大特進コースについて

 有名な先生方が東大対策に専念される特別な講座です。東大志望で受講しない手はないと思います。ここではライブで受講した講座を紹介します
  • 東大現代文(林修先生)

解説が素晴らしいのはもちろんのこと先生のブラックジョークを交えた雑談は最高でいつも楽しみでした。

  • 東大英語(宮崎尊先生)

第Ⅵ期のテストゼミを受講してから英語がブレイクスルーしました。先生の英語を英語で学ぶやり方があっていたのかもしれません。もっと早くから受講していればと悔やまれます。

  • 東大世界史(荒巻豊志先生)

第一問を主に取り扱います。先生が「趣味の世界」と仰るほど難しくそれであって丁寧な問題に予習でじっくり向き合って美しい解説を聞くあの時間は受験勉強の域を超えていました。先生に解答を見せに行って褒められたときの感覚は最高でした。

  • 東大日本史(山中裕典先生)

過去問を取り扱い、設問に正面から答える姿勢を身につけることができます。丁寧に作りこまれた解説や解答例は復習価値十分です。先生の温厚な人柄も素晴らしく温かい雰囲気の授業は最高でした。テストゼミで高得点を取れたことは本試験に臨む際の大きな自信となりました

  • スタッフの方々の対応も親身でありがたかったです。

■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。

後輩たちへ

 最初に言った通り、どんな状況でもこれまでの自分に自信を持ってあげてください。私は本番前夜に熱が出て、体調を気にしながらの受験となりました。「絶対うまくいくはずだ」根拠のない自信でもとても意味があります。宮崎先生に「君たちはもう立派な大人だ」といわれた(荒巻先生には再三「子ども」だといわれましたが笑)ことも私を助けてくれました。周りに頼れる人は必ずいるはずです。その人たちの助けを借りながら、自分に自信をもって願う道へと進んでいってください。