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東京都 私立 駒場東邦高等学校 卒
東京大学 文科一類

北島 大毅さん

■共通テスト得点 717点/900点

■共通テスト得点選択科目 世界史 日本史 物理基礎 化学基礎

前期試験得点
(自己採点)
  英語   数学   国語   世界史   日本史  
開示得点 68 27 66 34 33 =228/440点
自己採点 67 23 66 32 27 =215/440点

■受験した感触・・・ 今の実力は出せたと思う。受かっているかどうかは五分五分、採点次第というところ。

  第1回(6月) 第2回(8月) 第3回(10月) 最終(1月)
東進ハイスクール
東大本番レベル模試
志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定
文科一類 D 文科一類 C 文科一類 D 文科一類 C

後悔しないように、挑戦しよう

■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。

勉強姿勢について

 志望校合格を成し遂げるには勉強を始めた現在地(=始点)から様々な勉強を経て合格(=大学受験における終点)にたどり着かなければなりません。この意味で、私は勉強はベクトルのようなものだと思います。一つ一つの勉強がベクトルで、それらを乗り継ぎながらで合格にたどり着く(あくまでイメージですが)。ならば、受験勉強においてはベクトルの「向き」と「大きさ」を意識すべきであると思います。「向き」については、入試で点数を取るために必要な方向性の勉強をすることはもちろん、一貫して志望校を志向する精神性も重要です。また、「大きさ」については、一回の勉強の中でより多くの事を吸収することが大事です。一つのベクトルが小さくても、積み重ねにより合格に近づくことができます。こうしてゴールを見据えてしっかり勉強し続ければ、合格は必然のものとなると思います。次の項目は、勉強計画の参考にしていただけると幸いです。

時期ごとの勉強について

  • 高1~高2

基礎を定着させる期間です。各科目バランスよくやりましょう。この時期に英数国を固めて、高3で社会を仕上げるべきという一般論は否定しませんが、社会は知識がないとどうにもなりません(特に世界史)。基本事項でいいので早い時期からしっかり学習しましょう。逆に知識の定着が早くできてしまえば、後々論述問題を解くときに知識不足で困らなくなります。

  • 高3の春(4~6月)

高3になると、やはり受験学年になったという意識が出てきます。この時点では学校の授業と塾での勉強を両立し、基礎的な勉強を継続していました。

  • 夏(7~8月)

過去問を解き始めました。夏は四年分解きました。早めに始めると勉強計画に余裕が出るというメリットがあります。まだ基礎に抜けがあると思う人は秋ごろから解いても良いと思います。また夏休みはそれなりの日数があったので、一日の範囲を決めて英単語を暗記したりや日本史・世界史の教科書を読み進めていました。学校がなく自分の時間が比較的自由に使える夏休みは基礎的な部分を点検する最後の機会だと思います。夏の東大模試では芳しくない成績でしたが、模試の結果で合格は決まりません。一喜一憂は禁物です。

  • 秋(9~11月)

過去問を5年分解きました。日本史も世界史も近現代史の知識が欠けていたので、その時代を中心に勉強しました。

  • 共通テスト直前期(12月)

学校で共通テスト対策の演習が始まり、それと並行して自習の時間は二次の勉強を進めました(過去問、東大特進の授業など)。12月下旬頃から二次の勉強は一割程度に抑え、直前は共通テスト対策に集中しました。共通テストは時間内で点数を取れるように同形式の問題で演習するのが一番だと思います。ただ、社会や理科基礎は比較的時間が厳しくなく、知識の獲得が点数に直結しやすいので、演習よりも基礎固め重視で勉強しても良いと思います。

  • 共通テスト終了後~二次試験まで

まず、共通テストの結果は忘れましょう。悪くても足切りさえ突破していれば二次試験で挽回可能です。逆に良くても調子に乗ってはいけません。私は共通テストが終わってからは主に社会の過去問をやりました。思考力・論述力の強化、傾向の把握のために、社会の過去問は多く取り組むことをお勧めします。もちろん、最後まで知識を詰めることも大事です。また、英語も2年分解き、直前は苦手なリスニングを強化しました。私大の勉強についてですが、東大受験生だから早慶程度は対策しなくても受かる、というのは危険です。受けるなら過去問を数年分は解くなどすべきですし、その負担を考えると一般入試で何校も受けるのは得策ではない気がします。

■東進東大特進コースについて

  • 英語(宮崎尊先生)

東大特進英語の東大型の問題を扱った授業のおかげで、東大英語攻略のための総合的な力が養われました。特に文挿入(1B)や小説(5)の問題は過去問以外では対策する機会が少ないので、この講座を取っていて本当に良かったと思いました。直前のテストゼミも本番前の確認として役立ちました。

  • 現代文(林修先生)

林先生の解説は見事です。解説を聞くたび自分の書いた解答の未熟さを知らされた気になったものですが、先生が授業の中で話してくれる、文章を読む際に意識すべきこと、解答を作る際に注意すべきことなどを吸収すれば東大の問題にも太刀打ちできる現代文力を手に入れることができると思います。現代文は問題が違えば文章も違うので、学んだことを活かすには林先生の教えを抽象化して自分の中に取り込むことが必要ですが、それができれば他の人と大きく差を付けられると思います。

  • 古文(栗原隆先生)

最初は栗原先生のことを「クセの強い先生だな」と思っていましたが、授業を受けているうちにハマってきました。(どうクセが強いのかは実際に受けてお確かめ下さい)。フローチャートを用いた古文単語の解説や文法事項の解説は分かりやすく、古文常識の解説も丁寧でとても助かりました。

  • 数学(青木純二先生)

授業の中で一つの問題を解くために様々な発想を展開してみるという数学の問題を解く際の基本姿勢を学び、そのうえで必要な様々な考え方も獲得することができました。各シーズンで数学において重要な考え方が取り扱われているので、どの期の授業も受講することをお勧めします。

■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。

 理想的な受かり方として「どんな問題が来ても合格点を取れる実力をもって試験を突破する」というのがあると思います。私も高校1・2年の頃は「これから勉強を積み重ねていけば、受験の頃にはしっかり合格できるほどの実力が付くのだろう」という希望を抱いていました。でも私の場合、そのような理想的な状態になったと感じられることはありませんでした。英語は時間が足りないし、リスニングは苦手だし、社会も穴がいっぱい……。でも、受かってしまえば、それまでの道程がどうであれ同じです。だから、模試の判定が多少悪くても気にすることはありません。一度目指したゴールなら、最後まで挑戦してほしいと思います。応援しています。